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成田空港会社は、国際線の乗客に限って徴収してきた空港施設の使用料を、来年４月からは、国内線の乗客についても最大で８００円余りを徴収することになりました。

成田空港では、ロビーなどの整備や管理に充てる空港施設の使用料として、国際線で出発する乗客に限り、大人は２０９０円、子どもは１０５０円が航空運賃に上乗せする形で徴収されています。
ここ数年、ＬＣＣ＝格安航空会社を中心に国内線の利用が伸びていることから、成田空港会社は、国内線の乗客についても来年４月から出発の際に使用料を徴収することを決めました。
金額は、いずれも大人の場合、第１・第２ターミナルで８８０円、来年３月に新設されるＬＣＣの専用ターミナル・第３ターミナルが７６０円で、航空運賃に上乗せする形で徴収されます。
また、第３ターミナルから国際線で出発する乗客は、大人で１０２０円の使用料が徴収されます。
これによって、来年度はおよそ２２億円の収入の増加が見込まれるということです。
成田空港会社は「国際線と国内線の乗客に公平に負担してもらうため徴収を決めた。使用料をもとに国内線の乗客へのサービス向上を進めたい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141111/k10013101601000.html




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