2014年11月05日
厚生年金の加入条件 さらに緩和を検討
厚生労働省は、社会保障審議会の部会で、再来年から月収8万8000円以上のパートなどの非正規労働者にも拡大される厚生年金への加入条件について、女性の就労を促すため、月収6万9000円以上にさらに緩和する案を示し、今後、検討を行うことになりました。
パートなどの非正規労働者は現在、おおむね週30時間以上働いた場合、厚生年金に加入することになっていますが、パートなどの処遇改善を図るとして、再来年10月から従業員が500人を超える企業で1年を超えて週20時間以上働く、月収8万8000円以上の非正規労働者も加入することになります。
これについて、4日開かれた社会保障審議会の年金部会で、委員から「厚生年金への加入は老後の所得保障に資するもので、さらにパートなどで働く女性の就労促進にもつながるものだ」という意見が出されました。
これを受けて厚生労働省は加入条件を、時給およそ800円で週20時間働いた場合に当たる月収6万9000円以上にさらに緩和する案を示しました。
厚生労働省は、これによって厚生年金に加入する人が2倍程度に増えるとしており、今後、検討を行うことになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/k10015939951000.html
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