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2014年10月30日

核燃料の取り出し 遅らせる方針




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東京電力福島第一原子力発電所1号機の廃炉に向けた作業を巡り、国と東京電力は、使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しの開始を2年、溶け落ちた核燃料の取り出しは5年、それぞれ現在の計画より遅らせる方針を固めました。
これまでの作業の遅れに加え、核燃料を取り出す設備の建設に時間がかかることなどが原因で、計画を遅らせる形で見直しが行われるのは初めてです。

国と東京電力がまとめた現在の廃炉に向けた工程表では、福島第一原発1号機について使用済み燃料プールから核燃料を取り出すのは早ければ平成29年度から、溶け落ちた核燃料の取り出しは平成32年度からとされています。
しかし、1号機では原子炉建屋に積もったがれきが核燃料の取り出しを妨げているため今月から建屋を覆うカバーを解体してがれきを撤去するための作業が始まっていますが、本格的なカバーの解体は来年3月からの予定で、元の計画からは実質的に半年以上遅れています。
さらに、実際に核燃料を取り出す際は建屋の上にクレーンなどを建設することになりますが、燃料プールの核燃料と溶け落ちた核燃料では場所も状態も全く異なるため別々の設備を設ける方針で、その分、建設にも時間がかかる見通しです。
このため国と東京電力は、燃料プールからの核燃料の取り出しを2年遅らせて平成31年度からに、溶け落ちた核燃料の取り出しは5年遅らせて平成37年度からに見直す方針を固めました。
また、2号機の核燃料の取り出しについては、放射線量が極めて高い建屋内の除染が難しいうえ、備え付けの燃料取り出し用のクレーンが復旧する可能性が見込めないため、2年後をめどに具体的な方法を検討することにしています。
現在の工程表では福島第一原発の廃炉作業は30年から40年かかるとされていますが、計画を遅らせる形で見直しが行われるのは初めてで、廃炉作業の難しさが改めて浮き彫りになっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141030/k10015810581000.html



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