2014年10月16日
原油 景気先行き懸念で安値水準
アメリカをはじめ世界経済の先行きへの不透明感が強まっていることから、16日の東京商品取引所では原油の先物に売り注文が集まり、日中の取り引きで、1キロリットル当たり5万6000円台を割り込んで、およそ1年10か月ぶりの安値となっています。
16日の東京商品取引所では、原油の先物に売り注文が集まり、取り引きの中心となっている来年3月ものの価格は、15日より一時、2000円以上値下がりして、1キロリットル当たり5万6000円台を割り込んで、おととし12月以来およそ1年10か月ぶりの安値水準での取り引きとなっています。
これは、ヨーロッパで経済のけん引役だったドイツの景況感が悪化していることに加え、アメリカも個人消費に関する指標が悪化したことで、世界経済の先行きへの不透明感が強まっていることによるものです。
市場関係者は「投資家の間では、ガソリンなどの石油製品の需要が世界的に落ち込むという見方が広がり、売り注文が集まる形になっている」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141016/k10015443631000.html
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