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オランダ議会は、イスラム過激派組織「イスラム国」を攻撃する軍事作戦にオランダ軍の戦闘機を派遣するかどうかを巡り、日本時間３日未明から本会議で審議を行った結果、政府の提案どおりに空爆への参加を承認しました。

オランダ政府は、イラクやシリアで勢力を拡大している「イスラム国」が国際社会に脅威を与え、オランダの安全も脅かしているなどとして、Ｆ１６戦闘機６機を派遣してイラクで行われている空爆に参加することを議会に提案していました。
これを受けてオランダ議会は２日、日本時間３日未明から本会議で審議を行った結果、政府の提案どおりに承認し、オランダ軍の空爆への参加が決まりました。
審議の中で、オランダのルッテ首相は、早ければ来週にも軍事作戦を開始するとの見通しを示したうえで、戦闘機の一部が準備のためにすでにイラクの隣国ヨルダンの基地に到着していることを明らかにしました。
ヨーロッパ諸国では、フランスとイギリスがすでにイラクでの空爆を行っているほか、デンマークとベルギーも戦闘機を派遣することを決めています。
このうちフランスは、戦闘機の派遣に加えて新たにペルシャ湾にフリゲート艦を派遣することを明らかにしていて、アメリカ軍が中心となって進めている軍事作戦への貢献を表明する動きが相次いでいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141003/k10015082471000.html








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