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沖縄県を訪れている江渡防衛大臣は、宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地を視察し、市街地の中心部にある基地の危険性を取り除くため、５年以内の運用停止を目指して努力していく考えを強調しました。

就任後初めて沖縄県を訪れている江渡防衛大臣は２３日午前、宜野湾市を訪れ、アメリカ軍普天間基地を一望できる嘉数高台から基地や周辺の状況を視察しました。
視察には宜野湾市の佐喜真市長が同行し、江渡大臣は佐喜真市長から、市街地にある基地の住民生活への影響や、配備されている新型輸送機オスプレイの飛行の状況などについて説明を受けました。
そして、佐喜真市長は「普天間基地の固定化は絶対にあってはならず、５年以内に運用停止できるよう政府を挙げて取り組んでほしい」と求めました。
これに対し、江渡大臣は「市長の思いを受け止め、目に見える形で一歩一歩着実に取り組んでいきたい」と述べ、普天間基地の５年以内の運用停止を目指して努力していく考えを強調しました。
江渡大臣は、午後には移設先である名護市辺野古の沿岸部を、ヘリコプターで上空から視察することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140923/t10014808941000.html








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