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2014年09月22日

新大統領にガニ氏 自立と安定が課題




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混乱が続いてきたアフガニスタン大統領選挙の決選投票の結果が発表され、元財務相のガニ氏がカルザイ大統領に代わる新たな大統領に選ばれ、駐留する国際部隊の撤退が進むなか、国の自立と安定に向けたかじ取りを担うことになります。

アフガニスタンの大統領選挙を巡っては、ことし4月の1回目の投票では決着がつかず、6月にガニ氏と元外相のアブドラ氏との間で決選投票が行われましたが、大規模な不正疑惑が発覚し、すべての票の点検作業が行われるなど混乱が続いてきました。しかし、両者は選挙に敗れた側も新政権の重要なポストを担うことで合意し、21日に挙国一致の政権づくりに向けた合意文書に署名しました。
これを受けて選挙管理委員会は日本時間の21日夜に記者会見し、決選投票の結果、ガニ氏が次の大統領に選ばれたと発表し、1回目の投票から半年近くをへてようやく決着がつきました。
ガニ氏はアフガニスタンで多数派のパシュトゥン人で、世界銀行で各国の開発事業に携わるなど経済に明るい国際派として知られていて、今月29日に大統領の就任式が行われる予定です。
アフガニスタンでは、駐留する国際部隊の大部分がことし末までに撤退する予定ですが、反政府武装勢力タリバンが各地で攻勢を強めています。タリバンのスポークスマンは「新政権に対しても攻撃を続ける」と警告していて、ガニ氏は就任早々から国の自立と安定に向けた難しいかじ取りを担うことになります。

ガニ氏は経済に明るい国際派
ガニ氏は1949年生まれの65歳。首都カブールの南ロガール州で、アフガニスタンで多数派を占めるパシュトゥン人の一家に生まれました。レバノンやアメリカの大学で学んだあとアメリカに残り、複数の大学で教べんを執りました。その後、1991年に世界銀行に入り、各国の開発事業に携わるなど経済に明るい国際派として知られるようになります。
2001年の同時多発テロ事件を受けたアメリカによる軍事作戦でタリバン政権が崩壊すると、ガニ氏は帰国し、カルザイ大統領の顧問や財務相を務め、国の復興に力を入れました。その後もカブール大学の学長を務めたほか、カルザイ政権で駐留する国際部隊から地元の治安部隊への治安権限の移譲を担当しました。
選挙戦では、世界銀行などでのみずからの経験を基に経済状況を改善するとして、特に地方での貧困の解消を訴えました。また、カルザイ政権が反政府武装勢力として復活したタリバンの攻勢を抑えられず、治安の悪化が続いていると批判し、タリバンとの和平交渉に力を入れるとしています。
一方で、ガニ氏は、ことし末に国際部隊が戦闘任務を終えた後も一部の部隊が地元の治安部隊の訓練などに当たるため、継続して駐留できるようにする協定をなるべく早く締結すると訴え、治安の回復に最優先で取り組む姿勢を強調しています。

米は新政権を支援の考え
アメリカのホワイトハウスによりますと、オバマ大統領は21日にガニ氏とアブドラ氏の両者と電話で会談し、挙国一致の政権づくりに向けた合意文書に署名したことを祝うとともに、新政権を支援していく考えを伝えたということです。また、アメリカ国務省のサキ報道官は21日に声明を発表し、「ガニ氏の新大統領への選出を祝いたい。ガニ氏とアブドラ氏が挙国一致の政権を築くことを楽しみにしている」として、歓迎しました。
これに先立ち、両者が合意文書に署名したことを受けて、ケリー国務長官は「両者は、アフガニスタンの市民を一番に考え、民主的な政権の移行で挙国一致の国づくりを進めることを確約した」とする声明を発表しました。そのうえでケリー長官は、「新たな大統領の就任や駐留協定の締結が、アメリカとアフガニスタンの永続的な友好関係に新たな章を開くことになる」として、来年以降のアメリカ軍の駐留延長を認める協定が結ばれることに期待を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140922/k10014773611000.html








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