最新情報ニュースチャンネル

福井県などで橋やトンネルの名前などを記した金属製の板「銘板」が相次いで盗まれた事件で、警察は、盗まれたものと知りながら銘板を買い取ったとして京都の金属買い取り会社の社員を逮捕しました。

逮捕されたのは、京都府宇治市に本社がある金属買い取り会社「友栄商事貿易」の福井支社の工場長、笹川文之容疑者（３８）です。
福井県や石川県などでは、ことし、橋やトンネルの名前などを記した金属製の銘板が盗まれる事件が相次ぎ、警察は先月、福井市の自営業者ら合わせて５人を盗みの疑いで逮捕するとともに、５人が盗んだとみられる銘板およそ９２０枚を大阪・南港で見つけて押収し、捜査を進めてきました。
その結果、警察によりますと、笹川工場長が福井県越前市の橋から盗まれたものと知りながら、ことし５月、しんちゅう製の銘板４枚などを、自営業者からおよそ２３万円で買い取った疑いがあることが分かったということです。
警察は１０日、工場長を盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕するとともに、関係先を捜索しました。
調べに対し笹川工場長は、容疑を認めているということです。警察は、盗まれた銘板が海外に輸出されていたとみて、調べを進めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140910/k10014490551000.html

盗難銘板買い取り容疑　福井県警が３８歳工場長を逮捕　

逮捕された笹川文之容疑者＝１０日午前９時２８分、福井市で
写真

　福井県や石川県などで橋やトンネルの金属製銘板が盗まれた事件で、銘板を買い取ったとして福井県警は１０日、盗品等有償譲り受けと金属くず営業条例違反（無許可）の疑いで、貿易会社「友栄商事貿易」の福井支社工場長、笹川文之容疑者（３８）＝福井県越前市家久町＝を逮捕した。

　県警は同日、京都府宇治市の友栄商事貿易本社と、福井市下河北町の福井支社を家宅捜索した。

　逮捕容疑では、５月１４日、県公安委員会から「金属くず商」の許可を受けずに、越前市の橋から盗まれた銘板を含む真ちゅう５３０キロを盗品と知りながら買い取ったとされる。県警によると容疑を認めている。

　友栄商事貿易は金属くずやバッテリーを買い取り、中国に輸出している。銘板を盗んだとして公判中の被告が、初公判で金属くずの売り先として同社の名前を挙げていた。銘板窃盗は愛知県や岐阜県でも発生している。

　県警は６月１８日、大阪市住之江区の大阪南港で、袋詰めにされ、中国に輸出直前だった銘板９２４枚を押収。８月５日には窃盗の疑いで福井市大町、建設業宮本和浩容疑者（４３）ら男５人を逮捕した。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014091090121936.html








人気ブログランキングへ