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日産自動車は乗用車の「マーチ」などでエンジンをかけるためのモーターに設計ミスがあり、最悪の場合、部品が破損して発火するおそれがあるなどとして１１万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。

対象となるのは、日産の乗用車「マーチ」「ノート」「ラティオ」の３車種、合わせておよそ１１万５０００台です。
製造期間は車種によって異なりますが、平成２２年６月からことし４月までです。
国土交通省によりますと、これらの車ではエンジンをかけるためのモーターの部品に設計ミスがあったため、最悪の場合、部品が破損して発火するおそれがあるほか、ブレーキの部品のバネに傷がついたものがあり、最悪の場合、バネが折れてブレーキを完全に解除できないおそれがあるということです。
国土交通省によりますと、おととし１０月、埼玉県で自宅の駐車場でエンジンをかけようとしてボンネットから火が出るなど、火や煙が出たという報告が合わせて３件寄せられているということです。
日産は５日から全国の販売店で無料で修理に応じることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/t10014346241000.html








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