2014年08月15日
混ぜた中国産米は約4割か
三重県四日市市のコメの卸売会社「三瀧商事」が中国産を混ぜたコメを国産米と偽って販売したとして元社長らが逮捕された事件で、混ぜた中国産のコメの割合はおよそ4割だったことが、警察への取材で分かりました。
調べに対し元社長は容疑を否認しているということです。
三重県四日市市の「三瀧商事」の元社長、服部洋子容疑者(78)や元管理部長、北村文伸容疑者(56)ら4人は、去年4月、中国産を混ぜたコメ137トン余りを国産米と偽って表示し販売したとして、14日、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
会社は国産100%とうたって大手パンメーカーの弁当や総菜の製造販売会社2社にコメを卸していましたが、警察によりますと、その際、混ぜた中国産のコメの割合はおよそ4割だったということです。
値段は1キロ当たり320円から330円で、逮捕容疑となった取り引きでは、およそ4400万円を売り上げて680万円近くの利益を得ていたということです。
警察は、安い中国産のコメを混ぜることで利益を高めるねらいがあったとみて、販売の実態について調べを進めています。
警察によりますと、服部元社長は「私は関係ない」と供述して容疑を否認しているということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140815/t10013830351000.html
三重県四日市市のコメの卸売会社「三瀧商事」が中国産を混ぜたコメを国産米と偽って販売したとして、元社長らが14日逮捕された事件で、この会社は遅くとも9年前から産地の偽装をしていた疑いがあることが警察への取材で分かりました。
調べに対し元社長は容疑を否認しているということです。
「三瀧商事」の元社長、服部洋子容疑者(78)や、元管理部長、北村文伸容疑者(56)ら合わせて4人は、去年4月、中国産を混ぜたコメ137トン余りを国産米と偽って表示し販売したとして、14日、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、関係先から押収した取引の伝票などを分析した結果、この会社では遅くとも9年前の平成17年頃から去年不正が発覚するまで、産地を偽装してコメの販売を続けていた疑いがあることが分かったということです。またグループ企業の間で転売したように伝票を作成し、偽装の発覚を防ぐ工作をしていた疑いもあるということです。
警察は販売の実態について解明を進めています。
警察によりますと、服部元社長は調べに対し「私は関係ない」と供述して容疑を否認しているということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140815/k10013820441000.html
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