2014年08月10日
団塊ジュニアが汗だく キャバクラ化する「地下アイドル」急増
「地下アイドル」にオジサンたちが夢中になっている。小規模なライブ会場を中心に活動しているアングラのアイドルのことだ。
「地下アイドルは全国で現在1000組以上あり、急激な勢いで増えている。要は、簡単に作れるからです。極端な話、一般人が若い女の子を集めて『地下アイドル』を名乗れば、グループができます」(業界関係者)
人気の秘密はグループの多様性らしい。地方で作られる「ご当地アイドル」のような清純派から、ライブ後にハグできる過激なサービスが売りのグループまで。
地下アイドルでも特に人気があるアリスプロジェクトの「仮面女子」は総勢40人、秋葉原で活動し、「ダイブするアイドル」として注目を集めている。あのAKB48にも迫る勢いだという。
「仮面女子は通常は仮面をかぶり、ライブに来たファンだけが素顔を見られるのが特徴です。ライブは毎日開き、公演回数は年間1000本を超え、現在ギネスに申請中。多い時は1日600人以上のお客さんに来ていただけます。CDの売り上げも好調で、出せば10万枚以上は買っていただけるようになりました。今年9月には初の海外公演もする予定です」(アリスプロジェクト担当者)
■ハグあり
地下アイドルは平日の昼も夜もやっていることが多く、記者も見に行ったが、夜の公演はワイシャツ姿で汗だくのファンばかり。400人収容できる会場は満杯で、かなり暑苦しい。実は彼女たちを支えているのはアラフォーの団塊ジュニアたちなんだとか。仮面女子ファン(38)はこう話す。
「30代を過ぎて時間とお金に余裕ができたので、今は週6日は通っています。1回の公演は1000円程度で、2時間近くは楽しめる。ドリンクはお酒でも1杯800円で、もう少しお金を出せば、彼女たちと握手や写真も撮れ、おしゃべりもできる。キャバクラより安くて楽しめますね」
月20万〜30万円を使う熱狂的なファンもいるというが、いろいろなグループを回って自分好みのアイドルを見つけたり、値段の安いライブを探すのが醍醐味だというファンもいる。
「最近は地下アイドルの競争が激化し、無料ライブを開くグループも増えた。ライブ料金も下がる一方ですが、それでもアイドルになりたい女のコは多い。触らせたり抱きつかせたりと、売れるにはサービスも過激になっていかざるを得なくなりました」(業界関係者=前出)
もはやアイドルとは思えないが、下手なキャバクラより、よほどサービスがいい。
http://news.livedoor.com/article/detail/9132794/
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