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2014年07月13日

派遣社員 貸与パソコンで個人情報コピーか


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「ベネッセコーポレーション」の通信教育サービスを利用している顧客の個人情報が大量に流出した問題で、情報を持ち出した疑いが出ている外部業者の派遣社員が、ベネッセ側から貸与されたパソコンを、データベースのサーバーに接続し個人情報を記憶媒体にコピーしたとみられることが関係者への取材で分かりました。
警視庁は通常の業務を装って情報を持ち出した可能性もあるとみて調べています。

この問題は、ベネッセコーポレーションの通信教育サービスを利用している子どもや保護者の名前や住所など、およそ760万件の個人情報が流出したものです。
警視庁は不正競争防止法違反の疑いで捜査していますが、これまでの調べなどで、ベネッセから顧客のデータベースの保守管理を委託されていた外部の業者の派遣社員が関わった疑いが出ています。
この派遣社員はシステムエンジニアで、ベネッセのグループ会社、「シンフォーム」の東京・多摩市にある事業所で勤務していましたが、ベネッセ側から貸与されたパソコンを事業所内にあるデータベースのサーバーに接続したうえで、USBメモリーなどの記憶媒体に個人情報を複数回コピーしたとみられることが関係者への取材で分かりました。
社内調査でもデータがコピーされた痕跡が確認されていて、警視庁は通常の業務を装って情報を持ち出した可能性もあるとみて派遣社員から事情を聴くなどして捜査を進める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140712/t10015965151000.html



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