今回の宿はGW前から泊まるのを楽しみにしていたドシー(恵比寿)です。
もうワクワクし過ぎて最近は夜しか寝られないし、一睡しか出来ませんでした。
ドシーは恵比寿と五反田にあって、ドシー恵比寿に泊まった次の日にドシー五反田に泊まろうと思ったんですが、アゴダでの料金が日によって大幅に変動してたんで、1日空けてドシー五反田を予約しました。
(400円ほど安く予約出来ました)
そう、アゴダに限らないんですが、ネットで宿を予約しようとすると
日によって料金が全然違う時があるので、特に泊まりたい日にこだわりがなければ泊まる順番を入れ替えてシャッフルすると総合的に料金が安くなる可能性があります。
しかも予約する日によって料金も激変します。
自分はその日に宿の予約を入れるコトが多いんですが、何処かに行く予定が事前に決まっているならお得な料金を毎日調べて安いと思った時に宿の予約するのがいいと思います。
まぁ大抵の場合、一日前か当日に予約するのが一番安いですが...。(チキンレースみたいなモンです)
ちなみにドシー五反田を今アゴダで確認したら
自分が予約した時よりも100円近く安かったです...。
軽くショックです。
これは家電とか色んなガジェットを買う時と同じで、色んな店を回って安いと思ったトコで
一度買ってしまったら他所の店ではもう値段をチェックしないというのを徹底して精神安定の向上を計るコトが重要です。
ただ、ドシーは公式サイトから予約(電話予約)したら4900円ですが、旅行サイトから予約すればそれよりは断然安く予約出来ます。
(※)男は如何にそれを安く買えたかを自慢し、女は如何にそれが高かったかを自慢する。(ツレ談)
ここからドシー恵比寿が格安で予約できます
外観
さてドシー恵比寿なんですが、恵比寿駅から徒歩3分圏内と非常に便利な立地です。
ただ初見では「℃」という看板が「ドシー」と読めない人続出で、場所が非常に分かりにくいともっぱらの評判です。(※Googleレビュー)
受付
受付は男子大学生風のバイト2人でした。
一応一通り宿の説明は受けて質問事項とか特になかったんですが、ちょっとこのドシーというのが異質な宿で、結構よく分からないコトがありました。
事前に調べてVR体験(※1)もしてたので分かってたつもりでしたが、ここはあのナインアワーズプレゼンツなので色々と仕掛けてきてるし、そもそもフロアはピクト表示だけで説明書きがほとんどないので自分で色々と試さないと分からないコトが多々あります。
(※1)ここでは公式HPを観て行ったつもりになること
サウナに関しても、下駄箱がないので何処まで土足でいいのか、とかドライヤーの差込口が何処にあるのか、とかちょっとよく分かりませんでした。
やはり空間デザイン(ユニバーサルデザイン)を優先しているのか、どの国の人達にも分かるようにピクト表示を多用しているのがここの特徴となっています。
その分、初見では説明がないとよく分からない事態に陥ります。
カプセルルーム
カプセルルームは非常に明るいです。
最近の進化系カプセルホテルのダークでスペーシーな雰囲気の真逆をいってます。
1000ルーメン?1000ジゴワット?くらいの明るさです。(適当)
夜も煌々とライトが付いてたんで24時間明るいです。
暗いところは怖くて寝られないよ〜ふぇえ〜(泣)、という人にはイイかもしれません。
そうでなくてもレールカーテンを完全に閉めたらカプセル内はそれなりに暗くなるので大丈夫ですけどね。
カプセル
カプセル内部(足元側からの眺望)
カプセルは何となく昭和館のあるクリーム色の空間です。
以前ここはカプセルホテルだったのをリノベーションしたというコトなのでおそらくカプセルは使いまわしなのかなと思います。
ま、それは確信に変わるんですけどね...。
カプセルの中を覗くと天井に何か出っ張りがありました。
これはもしやテレビ?しかもブラウン管テレビ??と思ったんですが、まあ昔のカプセルホテルをそのまま使い回してるんだったらテレビもそのまま使い回してるのかなー、ブラウン管テレビでもないよりマシかなーと思いました。
事前にそんな設備(テレビ)があるとは公式HPにも載ってなかったのでこれは大きなサプライズでした!
で、よし、とりあえず寛いでテレビ観たろ! と思って見てみると...
カプセル内部(枕元側からの眺望)
テレビが置かれていたであろう場所はカバーが取り付けられていてテレビが観れませんでした...。
超ガッカリです。シンガポールでマーライオンを見た時以上にガッカリでした。
後からドシー公式HPのカプセル内はどうなっていたか改めて見直してみると、
カプセル内部の写真が一枚もありません。https://do-c.jp/ebisu/確かにこのカプセルはちょっと古びていて昭和レトロっぽいし、謎の出っ張り(テレビ部とスイッチ部)もそのまま残ってるんで、デザイナーズカプセルホテルを掲げる公式HPにこのカプセル内部を載せるコトは恥部を曝け出すようで憚られたんでしょうか...。(あくまでも想像ですが)
カタログスペックとかお見合い写真とか履歴書のように敢えて欠点は載せない、という感じですかね?
狡猾です。
てか上手くサイト作ってます。汗
まあちょっと落胆したんですが、元々テレビがあるという情報もなかったし、WiFiがあれば自分的にはあまり問題はないんですけどね。ええ。
ベッド自体はシーツは予め敷かれてるし、問題なく快適に過ごせました。(ちょっと狭い感じはしましたけど)
そして何といってもここのウリでもあり楽しみにしていたメーンイベントの
サウナなんですが...
非常に残念としかいいようがなかったです。(※)久しぶりに赤色の大きなフォント使いました。サウニストを自称する自分としてはこのサウナをデザインした人にまず
そもそもサウナというのは何たるかを分かっておるのか、と問いただしたくなりました。
「本場フィンランドはこうなんで〜」とか本場を意識していると思われるのですが(これも想像)、おそらく日本人が期待するサウナとは程遠いと思います。
何かサウナについて言いたいコトがたくさんあるし、文章にするのが面倒なんで以下、箇条書きにします。
■サウナとシャワーしかない
やはりシャワーではなく水風呂が欲しいところです。
欲を言えば温かい風呂にも浸かりたいです。
■5種類の水温のシャワー
常温、30℃、25℃、20℃、15℃という水温が違う5種類のシャワーがあって凄く良いと思います。
スーパー銭湯の水風呂も水温が違う種類のがあれば嬉しいですし。
ただこのシャワーはシャワーヘッドではなくて頭上にある蛇口から出る一筋の水(ウォームピラーと言うんですかね?)なんで身体全体で浴びるコトが出来ません。
立ちながらシャワーを浴びようとしてもシャワーの下にあるイスが邪魔で出来ません。
座りながら水シャワー(固定)を浴びると頭とか肩にしか水が浴びれずに足元を冷やすコトが非常に困難です。
沸きあがるコレじゃない感...。
自分としては全身で水をビシャアァァアアー!と浴びたいところです。(欲を言えばアイスバケツチャレンジみたいな)
ていうか温度調整のあるシャワーが別にあるので、5種類もシャワーを用意する必要はないとも思いますし、ただ
これを作りたかっただけというデザインのひけらかしのようにも感じられます。
これをデザインした人はサウナが本当に好きなのか、これで本当にいいと思っているのか、というのを問うてみたいです。
■飲料水がない
サウナと言えば水分補給が必須だと思いますが、冷水機などありません。
事前にフロントの横でドリンクを買ってくるか外のコンビニで買ってくるしかありません。
これも公式HPにはもちろん
ないという情報はないので注意が必要です。
デリカシーのない人や衛生面など気にしない人や生命力が強い人であれば脱衣所にある洗面台の水道の水は飲めそうです。
■サウナから出たら腰掛けるベンチがない
サウナと言えば体力を消耗します。
サウナで汗をかいてシャワーを浴びて脱衣所に行くと座りたいのに座る所が一つもありません。
デリカシーのない人や周りを気にしない人や生命力の強い人であれば地面に座り込むコトは可能です。
■ロッカーやカプセルルームのスペースにゴミ箱が無い
歯ブラシとかヒゲをそった後のカミソリとかは何処に捨てればいいのでしょう?
サウナに来てストレス発散してるところもあるのにちょっとストレスが溜まります。
■セルフロウリュ対応
15分に1回、自分でミント水を焼石にかけて蒸気を発生させます。(15分に1回が目安というのは説明が書かれてます)
この時自分のタオルを振り回すかパタパタして拡散すると全体的に熱くなってベターです。
但しサウナ室に自分以外に人がいる時に水をかけて温度上昇させていいのか、タオルを振り回したりしていいのか気を遣ってしまいます。
■ロッカーが小さい
ロッカーの奥行が想像以上になくて初見では「はっ!?」ってなります。
■サウナ利用料が高い
外来利用者はこのサウナで1時間1000円(以後30分で500円)は高いと思います。
これだとこないだ入ってコスパが芳しくなかった
安心お宿の外来入浴の方が全然いいです。
自分は今後利用するコトはほぼないと思います。
■時計がない
あるのはセルフロウリュ用タイマーの15分の砂時計1つのみです。
時計が見れないのでサウナ利用だけの人は自分で時間を管理しないといけません。(うかうかしてると1分遅れて延長料金500円を取られそうです)
■サウナを利用する時はロッカーの鍵とサウナの鍵を交換するのが面倒
これがこのカプセルホテルの
最大の弱点だと思います。
外出する時も3階にあるサウナに行く時も荷物用ロッカーの鍵を預けてサウナのロッカーの鍵と交換するために一度2階のフロントに行く必要があります。
これが凄く面倒です。
エレベーターも1台しかなくて待ち時間が長いので、自分のカプセルがある5階から2階のフロントに行って鍵を交換して3階のサウナに行く、というのがすこぶる面倒です。
女性の場合はもっと煩雑で、8階から2階に行って鍵交換して9階にあるサウナに行く、という有様です。
非常階段はあるんですが、一旦外に出る事になるし、おそらくここを使う前提にはなってません。
この日は鍵が掛かってませんでしたが、この状態だと鍵がなくても全てのフロアに1階の外部から侵入出来るコトになってしまうのでセキュリティが脆弱になってしまいます。
公式ではこの非常階段の機能は非常時のみ鍵を開けて外に脱出するユースケースだと思いますが、その機能が失われている状態でした。
Googleのこの宿のレビューでも同じ事を思ってる人がたくさんいました。
サウナ内部
脱衣所&5種の水温のシャワー
シャワー
このようにサウナに関しては期待していただけに非常に残念な感じでした。
遺憾の意をここに表します。
アメニティバッグ
バスタオル、タオル、館内着が入ってます。
館内着はジャージみたいになっててサイズは1択なんですが、履いたら小さすぎてスパッツみたいにピッチピチになりました。(このまま外に出掛けたら何か事案・事件になりそうです)
ワンサイズ限定とするならもっとゆとりのあるサイズにして頂きたいと思います。
共有スペース
共有スペースはちょっと殺伐としている感がありますが、空いていれば落ち着けます。
カプセル内は飲食禁止なのでこの共用スペースで飲食・喫茶します。
非常階段(マナーを守らない方もアレだが掃除しない方もアレ)
総評・備考
シャンプー、コンディショナー、ボディソープはいいとこのヤツを使ってます。
外出時はロッカーの鍵をフロントに預けるルールです。(おそらくセキュリティの観点から)
泊まるだけを考えたら2000円以下でサウナがオプションで付いてくると考えるとそんなに悪い宿とは思えません。
総合評価 3.7
アメニティ ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、貸スリッパ、歯ブラシ、貸館内着、貸タオル、貸バスタオル
ファシリティ WiFi、シャワー、トイレ、ドライヤー、サウナ、ロッカー
ファシリティ(ベッド) ACコンセントx2、USB給電ポート、ライト
サービス
部屋(ベッド番号) 511
料金 2000円
予約 Agoda
宿泊日 2018/5/9
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率 日本人率高い
Web
https://do-c.jp/ebisu/ここからドシー恵比寿が格安で予約できます
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