「本に囲まれて寝る」という本好きには辛抱たまらない感じのコンセプトはここから始まったといっても過言ではありません。
そんなちょっとオサレな感じの宿がAgodaで3300円台でリストアップされてたのでポチッと予約してみました。(通常は3800円〜くらいです)
3000円オーバーと言えばこのブログでいえば高級宿にカテゴライズされます。
このブログの「安宿に泊まる」という趣旨からは離れてしまいますが、まあそこはよしなに。
というコトで、そんなオシャンティで本好きのための意識高い系のブックアンドベッドトーキョーに潜入してきました!
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後ろのビルの9階
扉
京都の南座と北座の間にある雑居ビルの9階にこの宿はあります。
9階のフロア全体ではなく、半分のスペースです。
予想ではかなり狭そうだったんですが、中に入ってもやっぱり狭かったです。
受付、とよく喋るスタッフ
受付は一見、暗い感じでバーのようになっててムーディーです。ムーディー勝山です。
ここでお酒とかジュースの物販もしています。
ビール500円以上とちょっとお高めです。
支払いも日本円(現金)はアクセプトされずにVISAかICOCAなどのカードのみという徹底ぶりです。
ちょっと面倒くさいです。
イーサリアムで払ったろかな、と思ったんですがそれも出来ないようです。
で、受付のスタッフはめちゃめちゃ人懐っこくてよく喋ります。
喋りすぎて喉かわかんのかな?と心配になります。
ほぼ全てのゲストに対して世間話やら何やらで一生懸命喋っておられました。
まあ愛想悪いよりは断然いいのですが、夜も一生懸命喋っててベッドから丸聞こえだったんでちょい煩かったです。
受付が終わってフロアのドアを開けると、本棚、ソファー、ベッド、トイレ、シャワー、簡易キッチン、洗面台、と一つの部屋に全て配置されてました。
ちょっと何言ってるのか分からないかもしれませんが、何せか一つの部屋に全部あるんです!
どんなのか知りたい方は行ってみてください。納得するハズです。
館内1
館内2
簡易キッチン
なのでトイレ、シャワーには流石にドアはありますが、1枚のドアしか隔たりがないので何か不安になります。
お腹痛い人が「バリバリ!ドッカーン!グワシャー!ブリリリン!」という激しいサウンドを立てていると本を読んでる人達の耳にもダイレクトに届く感じです。(まぁ耳栓は貰えますが)
何やったら地響きも体感出来そうです。
洗面所(パウダールーム?)も大部屋内にダイレクトにあるんで、何か繊細な小生は気が散っておちおちヘアスタイリングも出来ない感じです。
なので、落ち着ける場所は本棚と融合している自分のベッドだけになります。
二段ベッド
ベッドは二段ベッドです。
下に荷物置き場があるので三段ベッドに見えます。(最初ちょっと二度見した笑)
自分は今回下段でした。
ベッド
そして何といっても高級宿にも関わらず自分でシーツを敷かなければなりません!
3段ベッドなのでチャンバー内は天井が低く、身体の固い小生はシーツを敷く時はかなり苦しい体勢を余儀なくされました。
いつもは2〜3分くらいのベッドメイキングに5分くらい掛かりました。
しかも朝、シーツは返却口に自分で返さないといけないというハウスルールです。
何か1000円以下の安宿に泊まっているような錯覚を覚えます。
寝心地は普通でしたが、この日は寒かったです。
大部屋は温かいのですが、自分のベッドは隅っこの方で窓があるベッドだったので空調が効いてなかったのかな?とも思います。
そのかわり窓からの景色は良かったです。
ベッドから見える風景
シャワーは何とシャンプー、ボディソープなどありません!
受付のバーでVISAカードで購入するか近くのマツモトキヨシに買いに行くしかありません。
もちろんバスタオル、タオルもありません。
アメニティ、ファシリティに関しては凄くシンプルです。シンプルイズワースト!です。
シャワールーム
本は5000冊くらいあって、本を読むと言ってもほぼ漫画しか読まない小生にとってはそれだけあってもあまり嬉しくありません。
でも漫画も置いてるし、ビレヴァンみたいにニッチな本も置いてるんで読みたい本は何かしら見つかるかな?と思います。
小生は「忘却のサチコ」を読みました。
受付のスタッフが面白いというのと、5巻で完結だというので読んだんですが、5巻で完結してなくてショックを受けたコトを報告しておきます。
こんな感じで、値段の割にはちょっと残念な感じが漂うブックアンドベッドなんですが、自分が思うにこれだったら絶対に「コミカプ」の方が良いです!断然良いです!!
コミカプは3万冊くらい漫画があるし、ドリンクバー、駄菓子バー、おでんバー、シャンプー、整髪料、歯ブラシ、館内着貸出し、低料金、広いフロア、現金、カード、ビットコイン支払い...その他いろいろと、ほぼ全ての面においてブックアンドベッドを上回ってます!
ここに再訪するくらいなら絶対にコミカプに行きます。
(※小生はコミカプ新京極店に行き過ぎてスタッフに顔が割れているので何となく行きにくいですが...)
窓からの風景
総評・備考
セキュリティはカードキーです。
(意識高い)女子のゲスト率が高めです。
総合評価 2.4
アメニティ 貸スリッパ、耳栓
ファシリティ WiFi、ドライヤー、トイレx3、シャワールームx2
ファシリティ(ベッド) コンセントx3
サービス
部屋 20
料金 3380円
予約 Agoda
宿泊日 2018/2/21
チェックイン 16:00
チェックアウト 11:00
外国人:日本人比率 0:12
Web http://bookandbedtokyo.com/kyoto/index.html
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ぼったくりかどうかはまあさておき、価格設定が強気なのは否めないですね。
自分はちょっと生活水準(宿泊において)が低目で、その分その価格帯の宿は結構このブログで評価してきたという自負があるんで他の宿より高いという印象でしたが、意識高い人達・リア充な人達は3000円台で泊まれるんで「ビジホより安い〜!ここ泊まってホント正解!面白かったしまた来ようね!」みたいな会話をしてるんでしょうな!
ファーストキャビン、ミレニアルズはココと比べたら全然別格。
コミカプはココと比べたら料金2分の1、本の冊数10倍、アメニティ、ファシリティ充実係数5倍(適当です)、でウォーズマン理論でいえば100倍のクオリティ差ですわ。
オフシーズンで3000円越えってボッタクリじゃないですか。
敢えて値段を高めにして本に落書きとかしない層にターゲットを絞っているのでしょうか?
アメニティのセットが570円ということを考えると
通常値段なら4000円を超えてくるわけですから、
強気すぎる値段設定ですよね。
コミカプに限らずファーストキャビンとかミレニアルズ辺りにも勝てないような…