b.前回はシューマンの交響曲第一番「春」の第一楽章で終わってますが、
a.クレンペラーが残したレコーディングでも最高ランクに入るのに、なぜか取り上げるヒトも少ない、だからここでじっくりこの春シンフォニーに取り組もう、
b.次の第二楽章は「春の海 ひねもすのたり のたりかな」と、眠くなりそうです、7分24秒かかるけど、体感30分くらいに感じるなあ、
a.顔立ちのハッキリしたテーマも出てこないし起伏も少ない、コンサート中、どうしてもトイレ行きたかったら、この7分間に済ますべきだな、
b.そんなこと言っていいんすか、
a.だんだん暖かくなって、畑のまえに広がる瀬戸内海の春風を受けながらこの曲を聴くと、大根たちも逃げるの忘れてウトウトしそうじゃ、
大根畑と海水浴場
b.しかしのどかなとこですね、大根畑は右手のほうっすか、
a.左手は新舞子海水浴場で、宿泊施設もけっこうまとまってあったなあ、綾部山梅林もすぐそばだし、人気のエリアなのかも、
家島諸島を眺めながら波打ち際を散歩する
b.こちらは、
a.畑から海水浴場へ向かう途中、家島諸島の手前に岩礁(がんしょう)が三つ、右端には海鵜(うみう)の家族がつばさを休めている、
岩礁にたむろする海鵜の家族
b.では、ここで一句、大根もウトウト春のシンフォニー、
a.大根もうたた寝するや春の海、
b.春風に野菜ウトウト逃げおくれ、
a.シューマンの春に眠るや珍野菜、
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