2024年04月30日
バイク関連動画はメチャ好きやけど、乗るならやっぱり自転車がええな!
今さらなんやけどスズキの油冷(ゆれい)単気筒エンジンてスゴいんやな、
インドのスズキで開発されて爆発的な人気になったジクサー250がこのエンジンの初デビューですけど、2代目となるVストローム250SXでさらに改良が進んで単気筒エンジン特有の振動問題が大幅に改善されたみたいすね、
兄弟車種にあたる2気筒エンジンのVストローム250より大幅に軽い車重と、単気筒エンジンで実現した信じられない低価格・・・しかも馬力は2気筒モデルを上回るという信じられない事態、
単気筒エンジンの歴史を塗りかえるような衝撃すね、
スズキといえば、もともと軽自動車の開発を徹底的に推し進めてきた企業なんで、それも強い追い風やな、
身長180pにピッタリなサイズ感もありがたいすね、
ホンダのカブも楽しそうやけど、自分にはちょっと小さすぎてなあ、車高の高いハンターカブくらいしか乗る気にならんし、あのデカすぎる荷台はどうにも気に食わんし・・・ああ、あとVストロームシリーズも、とりわけ250ccクラスは、どちらもフロントライト回りのデザインが安っぽくてどうにも好きになれず、高性能なことはよう分かるしこれしかないとも思うけど、どうしても手を出すとこまで行かないという、
って、すっかりバイクを買う気になってますけど、
いやいや、青汁王子のバイク事故もあったばかりやし、クルマと一緒に走るのは危険が多すぎてやっぱりアカン、
そういえば青汁王子さんも、後方から煽ってくるクルマがきっかけの単独事故・・・これが予想以上の重傷なんで話題になってますね、
地元でも山がちな広域農道にかかる高い橋からなぜかバイクごとガードレールを飛び越え数十メートルも下の深いやぶの中に転落・・・発見がそうとう遅れたらしい、
ずっと前に有名な若手料理研究家も首都高の高架からバイクごと転落、一生リハビリの生活が続いてますが、
首都高といえば、イタリア料理のオーナシェフでユーチューバーの Buono(ヴォーノ)'62 さんも、
渋滞で停止中、うしろのミニバンにトラックが追突して、そのもらい事故で肋骨を折ってしばらく通院してました、
傷が治っても、しばらくは追突の心理的ショックが深くて楽しくバイクに乗れてなかったし、ホンマ心身とも完全に回復されてなにより、
トランスフォーマーじゃないすけど、実家のご両親がともにオートバイとのうわさが絶えない YSP戸塚の島田氏も、若いころのバイク事故がもとで今もカラダの一部が自由に動かないとか、
事故といえば『めりのちゃんねる』も恐ろしかったなあ、
居眠り運転のプリウスがとつぜん反対車線から飛び出してきてほぼ正面衝突という、
よく助かったというか、よくここまで回復されたもんや、
最近は電動アシスト自転車にも乗られてるんすね、
しかし、これだけバイクの危険な話ばかり耳に入ってくると、なおさら65才からあえてバイクの免許を取ろうとはとても、
高齢になるにつれて感覚器官も反射神経も鈍ってくるし、ケガの治りも遅くなりますし、ふつうならバイクから降りる年齢でもありますし、
廊下の玄関マットで足滑らすだけで骨折する年齢やもんなあ、
自転車とは比較にならないスピードで発生するケガなんで、1回のダメージもデカ過ぎますし、
そんな消極的な意味あいでも、自転車で良かったなあとしみじみ思うこのごろ、
最近はサイクリングに歩きを取り入れて、平均速度はさらに下がってますし、
牡牛(おうし)座生まれで、もともとスピードは苦手(にがて)やし、
しかし、まさか自転車に歩きを取り入れるとは、
けど、自転車ほど歩きが似合う乗り物もないし、
片手でサドルの後ろを押しながらまっすぐ進むようバランス取りながら歩く遊びとか、けっこう奥が深いというか、
これが左右両方の手でできるようになるとさらに便利で楽しくなる、
そういえば、ずいぶんむかしに意識的に練習して左右どちら側からでも乗り降りできるようになって、これは今でもじつに便利でありがたい動作ですね・・・ちなみに階段の上り下りも、左右両側でかつげるようになると何かと便利ですし、
マウンテンバイクからわざと変速機を取りはずしてシングルスピードにしたら、登りは押し歩きの時間がメチャふえて、息切れしない状態で登れるから道ばたの美しい風景に気づく余裕もできてココロ豊かになれるし、
変速機付き自転車しか持っていなかったころは、自転車に乗ってこぐことだけにとらわれていたことがよう分かりますね、
自分自身、登り坂に負けて自転車から降りてしまうことを屈辱と感じて意地でも歩こうとしなかったし、フロント22t×リア34tは激坂でも歩かないために不可欠なギア比やったし、
じゃあバイク(モーターサイクル)のほうは今後も動画鑑賞で済ますとして、今後はいろんなタイプの自転車と歩きを組み合わせて楽しんでくと、
それだけでもじゅうぶん過ぎるほど豊かな世界やし、モーターサイクルについては今回の人生では御縁(ごえん)が無かったということで、傍観者的に動画を楽しむくらいがちょうどええ、
2024年04月25日
雨多すぎ・・・それでも自転車に乗るんか
むかしはけっこう雨でも乗ってましたが、
嵐山に住んでたころ、スカパーなんかでジロデイタリアとかツールドフランスとか見はじめて、そうなると中年過ぎのオッサンが中2病みたくなり、雨だとかえってテンション上がったりして、奈良へ向かうサイクリングロードも完全貸し切り状態でガラ空きになるし、京田辺まで行って帰りとかなんべんもしてたけど、
あのとき意外な発見というか、夏場でもカラダ冷えるのには驚きました、
夏場だから走れば走るほどカラダは熱くなるし、雨に当たればちょうどええ感じになるかと思ったら、調子が良いのは最初の内で、京田辺に到着するころにはしっかり雨で体が冷えて、温かい飲み物が欲しくなるほど、
夏場でレインウエアを着ててもしっかり寒くなりましたが、
透湿性のレインウエアでも、汗はしっかりかいて内側からずぶ濡れになって、そこに雨と風をしっかっり浴びながら走るわけで、あの夏の寒さは意外やった、
それにしても今年は異常気象というか、春先からこれほど雨が多い年も、
オマケに晴れたら晴れたで黄砂がやって来るし、
黄砂もきつくなるとかなり不快ですし、
ひどいときは目が痛くなるし、空は気味悪くどんよりしてくるし、むしろ雨の方がええくらい、
そんな黄砂がひどい中国は、雨の降り方も災害レベルで、
いや中国に限らず、世界各地で雨が多すぎるような、
めったに降らない中東のバーレーンが大雨被害で、空港水びたしの動画とか、
これだけ降ると、その反作用で降って欲しいときに降らない空梅雨(からつゆ)もありそうやし、真夏は逆に深刻な水不足だったり、
これだけ雨量が多いと、反動で夏場の干魃(かんばつ)が異常高温が心配すね、
自然現象はほどほどがイチバンやけど、今年は正月からすでに波乱の展開、
で、自転車に話もどしますけど、雨は日はもう乗りませんの、
乗ってもええけど、むしろ最近は歩くほうがええな、
シングルスピードやピストバイクに乗り始めると、きつい坂はすぐあきらめて歩くようになったんで、これがきっかけでこのところ歩く楽しさに目覚めたんすか、
とくに雨の日は、庶民価格でレンズもカメラボディも簡易防水付のペンタックス一眼レフが活躍してくれるんで、そうなると自転車のスピードでは見逃す風景もしっかり見えてくるし、雨ならではの風景も美しく、不快な雨がだんだん楽しい雨に変わってきて、
ペンタックスさんくらいじゃないすか、庶民的なレンズやカメラボディにも、簡易防水機能を付けてくるメーカーさんて、
だいたい大手メーカーは、利益率の高いメチャ高価なプロ仕様のカメラやレンズで稼(かせ)ごうとするから、庶民価格の一眼レフ機は見た目だけ良くして、中身はかなり手抜きしていて、めんどうな簡易防水なんて絶対やらへんし、
庶民にとってはペンタックスが最後の砦(とりで)といいますか、
庶民価格でしっかりカメラと向き合える最後のメーカーであることは間違いないな、
ふたたび自転車に話はもどりますけど、自転車の開発史にそって4台、じっさいは5台、そろえてみての感想とか、
開発史の両端に位置する2台、固定ギアのピストバイクとe-MTB、このふたつはとりわけ存在感がハンパなく、ぜひともそろえておきたい、
変速を取り去ることで、フリーギア、固定ギアと自転車の根源的なメカニズムを体感するようになって、そうなると歩くことの楽しさにも目覚めて、
e-MTBであっても、意識的に歩きを混ぜるとさらに内容豊富なサイクリングになるから、今さらながら歩くことの楽しさや大切さが分かったというか、今までの自転車人生でこれほどサイクリングに歩きを取り入れた
こともなかったし、じつに新鮮な気分、
キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』のオープニングじゃ無いですけど、二足歩行と道具ですしね、人類であることの最大の特長といえば、
自転車といえば場所移動に利用するもっともベーシックな道具やけど、e-MTBなどのEバイクになっても、自転車だけの魅力がしっかり引き継(つ)がれてることがよく分かったし、ここに二足歩行を意識的に加えてやると、ただ楽しいだけでなく人間として生きてる実感までわいてきて、
歩きと自転車では、移動速度もまったく違いますし、それだけでもサイクリングは多彩になりますし、
股関節(こかんせつ)ほか、カラダの動きや体重のかかりかたもすべて違うから、ふたつを組み合わすとよりバランスの取れた体の動きになってくるし、
当然ですが目線の動きや視界の広がりかたもまったく違いますし、
でもすべてに共通するのは徹底的な静けさで、これは電動アシストになっても同様に引き継がれて、これはエンジンで動く乗り物では味わえないじつにぜいたくなひととき、
エンジンが付いてないから速度や距離は制限されますが、代わりにどこまでも静かなことは、それらを補って余りある魅力というか、
ヒト好き好き(すきずき)やから、エンジン音が無いとダメというヒトも当然いてると思うし、エンジンごとに奏(かな)でるサウンドの魅力もあると思うけど、それを上回るほど、自然界の音に囲まれながら静かに移動できる自転車って乗り物は、自分にとってもっとも魅力的な移動手段で、
距離と速度をかせぐんだったら、いっそ自転車ごとバスや電車に乗って、目的地まで車窓の風景を見ながらのんびりしたいと、
どうしてもそういう発想になる、
クルマ好きで自転車好きなら、両方とも自分であやつる楽しみもあるでしょうけど、
確かにそういう趣味もあると思うし、それなら目的地までの行き帰りはクルマのドライブを楽しんで、目的地に着いたらいちばん美味しいエリアだけ自転車でのんびり走るという夢のような1日も可能になるし、それはそれでとても素晴らしい、
しかし、YouTubeを見てると、モーターサイクルと自転車を両方趣味とするヒトはまず見かけませんが、
自転車とクルマ、モーターサイクルとクルマのパターンは多く見かけるけど、自転車とバイクがふたつとも趣味というユーチューバーさんはまず見かけへんな、
これは何でなんすか、
なんでやろ、じっさい自分もEバイクまでは行くけど、モーターサイクルにはあえて踏み込もうと思わんし、
免許制度がめんどくさいとか、
けど125ccのオートマくらいならすぐ免許取ってカブにも乗れるし、
やはり自分の足が動かせない不快感すか、
自分の場合はそれが最大の理由やな、
じゃあ逆にモーターサイクルから自転車に行かないのは、
エンジンが無いと静かすぎて遅すぎて刺激があまりに少なすぎるとか、
全身で味わう加速感とか自転車ではぜったいに味わえない世界ですし、これをいちど味わったら自転車にはもどれなくなるのかも、
加速感とあとエンジンが奏(かな)でるサウンドも魅力的なんやろなあ、ちょっと生き物みたいで、エンジンのコンディションも分かるし、
バイクも楽器も同列であつかうヤマハイズムですか、
よく言えば、エンジンの吸排気音やその振動もふくめた走る楽器やもんな、モーターサイクルって、
しかし、話はふたたび自転車にもどりますけど、電動アシスト導入で運動量は減るどころか、むしろ上昇するという予想外の展開で、
今まで行くのをためらうような悪路や激坂がラクにクリアできるもんで、道を選ばないというか、むしろ悪路や激坂ほど走りたくなって、アシスト量をはるかに超える運動量となるという、
同じように予想外といえば、そんなEバイクだけしか乗らなくなるかと思ったら、ぜんぜんそんなことは無くて、むしろ適材適所で5台の自転車を乗り分けながら楽しんでるという、
やはりそれぞれの自転車にそれぞれの個性や味わいがあって、それらをひとつにまとめることじたい不可能というか、
しかし、歩きにも目覚めたなら、今度はモーターサイクルにも目覚めるとか無いんすか、
たしかになあ、ヤマハさんから身長180センチでもきゅうくつにならないXSR125も出てるし、だったら輸入車でXSR155のほうが、高速も走れてリーズナブルな買い物にも思えるし、自分でカスタムする覚悟ならスズキの名車GN125Hを格安購入して、シート高をしっかり上げて乗るのもええし、
YouTubeには新型SR400の予告動画みたいなんもありますし、
ヤマハが作るバイクという美しい楽器か・・・これも究極に日本的でかっこええなあ、
しかし、やはり最後はイギリスのCCM Mortorcycles 製バイクがイチバンすね、まあ見た目で言うてるだけですけど、
モーターサイクルファンタジーの島田さんとナナハンさんで、CCMのどれか1台を個人輸入してインプレして、それきっかけで国内販売とかならんもんかなあ・・・絶対売れると思うけど・・・しかし円高でそうもいかんか、
元気のいいインドや東南アジアも含めた販売代理店であれば可能性も相当あるんちゃいます、
2024年04月20日
『きしたかの』YouTube 動画ばかりの数か月
きっかけはYouTubeの鬼越トマホーク喧嘩チャンネルからすか、
これはいつも良く見てるけど、そんな中でもひときわ異色だったのが、事務所ちがいの後輩漫才コンビ『きしたかの』の高野氏に無理難題なランキングをふっかけていじり倒し、彼がそれに切れ続けるという、
しかも長時間三部作というこのボリューム、
M1グランプリに代表されるような、作り込まれた笑いがイマイチピンとこないもんで、正直『きしたかの』の漫才そのものより、こっちの型にハマらない即興的な笑いのほうが何倍も楽しめて、
台本をおぼえてきちっとやっるより、その場その場の空気感で自由に思いついてやり取りする雰囲気が良いと、
たとえば自転車でどっか行くときも、最初からルートを決めて走るより、ざっくり南エリアと決めたあとは、走りながら即興的にルートを変えていったほうが、よりのびのびと楽しいサイクリングになるのと同じで、
鬼越さんたちが高野さんを追い詰めるやり方も、ぶっきらぼうで荒っぽく見せてはいるけど、じつはとても愛情と配慮に富(と)んでいて、追い込まれた後輩の高野さんにも遠慮せず思いっきり切れさせてるから、ほのぼのと開放的な雰囲気があって、そこも素晴らしいすね、
追い詰められるほど爆発的な魅力をひねり出す高野氏の特長をよく理解した二人だからこそできる絶妙なイジりかたというか、小柄な高野氏をいかつい大男がはさむ絵もサマになってて、もともとこんなトリオがいるような完成度すら感じさせるような結果に、
ちなみに、計三回のコラボ企画を整理しますと、
『演技が下手な俳優ランキング』52分43秒
『今一番嫌いな芸人ランキング』31分29秒
『2023年捕まりそうな芸人BEST200』49分07秒
と、どれも30分以上1時間以内で、長尺(ちょうじゃく=長時間)な動画が多い鬼越さんのチャンネルらしい結果に、
で、しばらくこれら三部作を何度も流し聞きして、さすがにだんだん飽きてきたころ出会ったのが、今度は『きしたかの』の岸氏の魅力が爆発したこちらのラジオ音声、
漫才コンビなのに、ふたり別々で魅力が分かってくるという動画配信時代ならではの自由度の高さと言いますか、
最初は何気ない東野さんのモノマネから始まるんやけど、和田アキ子からビートたけしのモノマネに入るころから、だんだんとドラマ風になってきて、登場人物もつぎつぎに増えたり変わったりを繰り返しながら物語の厚みも生まれてきて、最後はしっかりドラマ風な展開になって無事壮大なエンディングをむかえるという、
これもなんかストーリーが有って無いような、その場の即興(そっきょう)で続けてるようなところが魅力であると、
変な話やけど、それほど似てないモノマネやメチャ安っぽいストーリーも妙にココロをゆさぶってきて、知らず知らず何度もくりかえし聞いてしまう魅力があって、
作り込まない良さみたいな、
お笑いの本質をさり気なく突いてるというか、どこから聞いても、じつに安っぽくてくだらないことばかりで、あえて高級な味付けを拒否してバカやり続ける魅力というか、やはりこういう作り込みすぎない即興的なお笑いってええなあというか、
伝説のテレビ番組『北野ファンクラブ』のドラマシリーズみたいな、あの肩の力がダラッと抜けた安い雰囲気をチラッと思い出しましたが、
あと似てても似てなくてもモノマネを強引に続けて、放送作家さんとじわじわと安い連続ラジオドラマ風へ仕立て上げていった岸さんの粘り強さもすばらしく、
たしかに、似てないモノマネまで捨てずに活用して、なんとかやりくりしてるようで、たとえば笑福亭鶴瓶(つるべ)氏のモノマネとか全然似てませんけど、それすら強引に笑いにもってく才能というか・・・あと高野さんのツッコミも底光り(そこびかり=脇役的に地味に実力を発揮)していて、
全力で切れるツッコミが持ち味なのに、ここではあえて脇役(わきやく)的な軽いツッコミを多用しながら岸さんのモノマネを良い感じでサポートして、これもそうとうに効果的だし、今後の高野氏の芸風にも厚みを増しそうな、
しかし、1年分をまとめるとそうとうな長さになるもんすね、
第1回から第40回まで 3時間48分
第41回から第52回まで 2時間1分
回ごとに分割してランダム再生したら永遠に楽しめそうやな、
しかし岸さんて、あの体型といいあの風貌(ふうぼう=顔つき)といい、昭和のあの大物芸能人、大橋巨泉(きょせん)さんに似てません、
太めの黒縁(くろぶち)メガネをかけたらホンマそっくりやもんな・・・遠い親戚か隠し子か知らんけど、
彼らのラジオ番組『豚ピエロ』、1年の努力の甲斐あって、この春から晴れて地上波ラジオのレギュラーを勝ち取ったわけですが、
4月からは30分という短い時間のなかでやりくりするんで、今までみたいにダラダラとくだらないモノマネドラマとかやれないけど、さっそくスタジオを使わない放送を三回連続で始めるという異色の展開・・・今後どうなってくかじつに楽しみやな、
2024年04月15日
MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180 にひかえめカスタム
もともと素(す)のまま乗れたらそのほうがいい派なんで、必要最低限のカスタムになるけど、
今回はサドル選びで迷いに迷ってけっこう無駄づかいしましたが、
もとから付いてたMIYATAのロゴ入りサドルといい、そのあと買い替えた『ゴリックス』のサドルといい、どちらも決して悪くはなかったし、そのあとなぜか衝動買いしたイタリア老舗メーカー『セライタリア』のサドルもそれなりに魅力的だったけど、
けっきょく最後は、ずっと前からお気に入りのSELLE SMP(セッレ エスエムピー)のベーシックモデルに落ち着いたと、
SELLE SMP 日本語ホームページ
https://www.mizutanibike.co.jp/brand/smp/
今回初体験のドロッパーシートポストには一般的なサドルバッグが装着しづらいので、それもあってサドル選びは迷いに迷ってけっこう散財してもうた、
シートポストにベルクロ(マジックテープ)で固定する今までのタイプだと、シートポストをいちばん下にさげたときにベルクロがジャマしてしまう問題があると、
その対策用としてサドルレールだけにベルクロを巻き付けて固定するタイプが各社から出てるんやけど、できれば日本製を応援したいということで今回購入したのはゴリックスのコチラ、
GORIXゴリックス公式楽天市場店
【あす楽】GORIX ゴリックス サドルバッグ ロードバイク 防水 自転車 サドルロール (GURURIN) 軽量 おしゃれ フレームバッグ パンク修理工具入れ グラベル クロスバイク 価格:2499円 |
セミファットタイヤだとチューブだけでかなりなボリュームなんで、それだけでサドル下はパンパンすか、
なもんで、空気ポンプはフレーム固定式にして、その他パンク修理用品や工具類はハンドル回りにバッグを取り付けたりして、
MTBだったら昔からチューブを使わない方法もあるのでは、
恥ずかしながら30年近くも自転車に乗りながらチューブレス未体験なんで、とりあえず最初のタイヤがすりへるまではチューブ式でいって、次のタイヤからチューブレスにしてもっと装備をスッキリさせたい、
あとペダルはシマノさんのSPDということで、コチラは即決、
使い始めてもう20年以上になるけど、いちど慣れてしまうとホンマにありがたいビンディングペダル・・・とっさの時に即はずせるようイチバンゆるゆる状態で使ってるけど、乗り始めにカチャッンとハメたら、あとは適度な遊びと共にベストポジションでずっとペダリングできるし、ロード用とちがって靴底の出っ張りが無いから普通に歩けるし、ペダルから足を滑らす心配も無くなるし、引き足も使えるし、価格も手ごろやし、十年以上も故障知らずという驚異的な耐久性もあり、
けっきょくいちばんシンプルでコンパクトなこの両面タイプがおすすめ!
価格:5619円 |
ペダルとかハンドルグリップとか、カラダに接触するパーツ類は気に入ったお決まりパーツがあると助かりますけど、今回のハンドルグリップはロックブロスということで、
アラヤ『Muddy Fox Dirt』(マディーフォックスダート)2022年モデルをシングルスピードにカスタムしたさいに手持ちのバーエンドも装着して、そうなるとグリップもカスタムしたくなってためしに購入したコチラが好印象だったので、同じモノで色ちがいを今回も購入・・・こちも迷わず即決、
価格:3704円 |
ちなみに今回の購入したエンドバーは、サイズこそひかえめですが色はかなりド派手に主張してますが、
ドロッパーポスト用サドルバッグと同じ国内メーカー、ゴリックスさんのエンドバーやけど、全体に抑(おさ)えた色あいの『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』の中にあって小さなパーツながらしっかり自己主張してくれて、握った感触も素晴らしく、名作バーエンドグリップと言ってまちがいない、
ハンドルバーの両端に取り付ける小さなパーツですが、これをつけると手首が90度動かせるようになって、有ると無いとでは走りの快適性がまるで変わってくるのでぜひいちどお試しを・・・
価格:2100円 |
ということで、ゴリックスとロックブロスという新しい国内サイクルパーツメーカーでカスタムしてますが、ただ1点だけ、サドルは SELLE SMP(セッレ エスエムピー)というイタリアメーカー製を採用していて、これについては、
国内代理店であるミズタニさんのホームページを見ればすぐ分かるように、サドルの選び方が直感的で分かりやすく、医学的なとこまで踏み込んで設計されてるサドルの快適性は、他のメーカーとはレベルが違うような気もするし、色彩的にも今の車体とピッタリするし、先端がすこし折れ曲がってる形状は、サドル前のせまいスペースにも立ちやすいし、
サドルメーカーといえば、専用尻パッド付きパンツ着用前提の高価で硬いサドルをイメージしますけど、SMP社のサドルはむしろコンフォート寄りというか、価格もだいぶこなれてる(庶民的価格に抑えてる)印象すね、
尻パッドが無いふつうの服装でも快適に走れるような一般ユーザー向けのサドルも充実していて、そっちは価格的にもかなり買いやすいし、とはいっても5千円以下のサドルとは質感がまるで違って所有する喜びすらあるし、
SELLE SMP セラSMP TRK MEDIUM BLUE MATT ティーアールケイ ミディアム ブルーマット サドル 価格:8189円 |
イタリアらしい大胆なデザイン性と医学的な快適性・・・所有する5台のうち3台がSMP社製というのもうなずけますね・・・ちなみに幅広ハンドルはどうすか、
700o越えの幅広ハンドルは生まれて初めてやけど、27.5インチ・セミファットタイヤも生まれて初めての高い乗車ポイントで取り回しもそれなりにずっしりしてるから、バランス的にはこれでピッタリみたいな・・・ただ単調な直線コースを走るときは、ハンドル中央部を握っていたいような気もするし、とは言っても、直線路専用に補助ハンドルを付けたら大げさになるし、
結果的にはこれくらいのカスタムが適当であると、
地形を選ばずどこでも走れる軍用車両みたいな e-MTBのスゴさに感動する日々で、正直カスタムよりも乗ることじたいが楽しいわけで、
じゃあチューブレスだけは後日タイヤ交換のさいにしっかりマスターするということで、今回はひとまずカスタム終了と、
最後になるけど、こちらは本格的にオフロードコースに入ってジャンプしたりする場合のカスタムが紹介されていて、街乗りメインの自分とはまったく異なるパーツ紹介なので、そちらに興味があればぜひ…
2024年04月10日
じっさいに乗ってみないと、そのすごさが分かりづらいEバイク・・・もしこれが10万円台で購入できれば・・・
ここんとこ、天気のええ日は『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』にずっと乗り続けてますが、その後Eバイクで新たに気づいた点とか、
走り始めはいつもアシスト無しの素(す)の状態ですこし走っていたい、
アシスト無しでどれほど進む車体なのかを体感したいと、
それもあるし、走り始めは元気いっぱいでもあるから、
確かにひとしきり走りまわって帰路につくころは、カラダもバテて、カメラを写す気も失(う)せて、いちばん強いアシストで一刻も早く帰宅したいような、
そういうわけで疲労もたまるサイクリング終盤あたりになるとアシスト全開モードで走ることが多く、これもじっさい乗り始めてからわかった意外な点、
ちなみに、シマノのアシストレベルは、ECO、NORMAL、HIGHの順で強くなりますが、HIGHモードは疲労がたまってくるとメチャ助かるモードですが、そのぶん自分の体力以上にモーターが主張するので少し不自然な気もしますが、
なもんでありえへん激坂や疲労がたまった終盤でスパイス的に使うのがHIGHモードで、基本はECOモード入れっぱなしで、たまにNORMALモードも混ぜるような感じ、
これもじっさい乗り始めて分かったことですが、強い向かい風のHIGHモードはメチャ助かりますね、
とくにe-MTBなんかのドロップハンドルじゃない機種は、深い前傾姿勢が取れずに向かい風をモロあびるし、
というわけで、基本ECOモードでたまにノーマルモード、あとは状況に応じてHIGHモードを切り札(きりふだ=最終手段)的に使うと、
あと、ゆるい下り坂のばあいは、あえてアシストOFFにして、自分のパワーを確かめてみたり、下りでないばあいも電動アシストが無いとどうなるか確認したくなって、ときおりOFFにして驚いてみたり、
しかし、これは予想どおりというか、MTBをe-MTBにして20キロ以上もある車体から重さが消えさり、登りがありえないほど楽になったのは、自転車に乗り始めて初のありえないほどの感動でした、
今までは林道走行中ちょっと気がかりな脇道があっても、「この坂くだっても行き止まりなら、けっきょくこの坂を登り返すし、やっぱやめとくか」と寄り道しない場面でも、登りが苦にならないe-MTBなら気軽に行って帰りできるし、
そういう意味でも、基本オフロードをしっかり走れるMTBをベースにしたEバイクにしといて正解だったと、
ヒトそれぞれやけど、マウンテンバイクから自転車に入った自分には、たとえ3時間のサイクリングのわずか15分のオフロード走行でも、このわずかな時間がどれほど貴重な体験になるか・・・街乗り中心で選ぶなら明らかにe-MTBは過剰な性能で高価な買い物やけど、この15分のためにあえてそれを購入するかどうかの選択は、大げさに言えばその後の自転車生活にも大きく影響するわけで、
しかし、自転車という枠(わく)で考えると、40万円近い『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』の価格を前に購入をあきらめるケースもかなりあるのが実情なわけで、
そういう意味でも、なんとか10万円台でしっかりしたEバイクを手に入れたいという消費者の気持ちも痛いほどわかるし、そこにしっかり目を付けたのがCB(サイクルベース)あさひさんのコチラ、LOG(ログ)アドベンチャーE(イー)・・・税込み価格173,800円のEバイクはやはり無視できない強烈な魅力を放(はな)ってる、
安価なだけでなく最高の耐久性を誇る8速コンポを採用してる点も地味にすばらしい!
ママチャリ的実用車とは一線を画すEバイクならではのデザイン性と機能性・・・それに加えてすぐ長旅に出たくなるような積載性(せきさいせい)の高さ・・・しかし、コレどっかで見たことあるような、
それがコチラ、FUJI(フジ)FARPOINT(ファーポイント)税込み価格378,000円
それにしても倍以上の価格差ってエグないすか、
もともと徹底した低価格路線で自社ブランドの自転車を数多く手がけてるCB(サイクルベース)あさひ・・・近年は電動アシストまで自社開発してるから、この価格差はむしろ長年の企業努力による当然の結果かも、
そういえば、同じ車体で電動アシスト無しモデルが、リアキャリア(後部荷台)に25sの荷物まで載(の)せられて税込み62,700円という、これもスゴい値段で売られていて・・・なんならこのアシスト無しモデルでもいいような気もしますが、
もちろん電動アシスト無しで行けないこともないけど、30s程度の荷物を積んで長旅するなら、そんな場面こそ電動アシストがいちばん活躍する場面なんで、コレを活用しない手は無い、
Eバイクなら長年サイクリスト苦しめてきた激坂だけでなく重さからも解放してくれると、
グラベルロードバイクに荷物をガッツリ積んでキャンプツーリングとか気軽に言うけど、正直、メチャ重い荷物を積んで舗装されてない林道や激坂峠を走るなんて、こんなつらいサイクリングも無いわけで、結果よほどの物好きでもない限り長続きするはずもなく、
自転車に電動アシストが装備されたら、きつい場面はすべてヨイショしてもらえるし、あとは自分の体力に応じて無理のない有酸素運動を続けるばかりなんで、もしかしたら長続きできるかも、
たとえば四国八十八カ所めぐりも、充電ポイントさえ押さえておけば、これほどEバイクにふさわしい長旅も無いわけで、
四国のお遍路といえばきつい登り坂の先に多くの寺がそびえているから、電動アシストなら重さだけでなく高さからも解放されて苦も無く旅を続けられそうすね、
バスやクルマでまわる人々も多いけど、Eバイクなら鍛えてないカラダでもしっかりアシストしてくれるんで、それほど体力に自信が無くても豊かな自然と直接対話しながら四国一周できるし、その充実感はクルマやバイクの比じゃないし、
じゃあ、せっかくなら自走でしまなみ海道から四国入りというのも、いかにも自転車旅という感じでいいすね、
それも素晴らしいな・・・しまなみ海道といえば、陸地と橋の高低差もかなりあるし風も強いからEバイクには最適やし、
お遍路にこだわりが無ければ、『しまなみ海道』で瀬戸内海を抜けて四国入り、タオルと造船で有名な愛媛県今治市(いまばりし)からスタートして四国一周という手も・・・ただやはり気がかりなのは充電問題すね、
あらかじめ何本か余分のバッテリーを用意して、充電ポイントが無いキャンプや野宿にも対応できるようにしておくとか、あるていど電源確保のくふうが必要やな、
ていうか、すっかり旅の気分になってますけど、
いちど電動アシストの世界を知ってしまうと、重さと高さから解放されて、重い荷物と激坂が信じられないほど苦にならなくなるんで、これなら自分でもあるていど長旅できるかとか、しぜんと考えも広がっていくんで、
そういう意味でも、充実の旅装備で20万円以内でEバイクを売り出した CB(サイクルベース)あさひさんのLOG(ログ)アドベンチャーE(イー)は最初のEバイクとして最適ですね・・・上位機種のフジFARPOINT(ファーポイント)も、予算が許せば魅力的なんですが、
とくに多くの荷物と共に移動する旅好きキャンプ好きには最高の1台、
取り付ける各種防水バッグや装備品も同じメーカーからお手頃価格で購入できるのもありがたいですし、全国に実店舗があるという強みも生かしたいところですね、
あとはしっかり計画立てて出かけるだけか・・・
2024年04月06日
電動アシスト化によりMTBのワクワクドキドキが四半世紀ぶりに完全復活・・・ビーチクルーザー的マッタリ乗りもふくめたその楽しさは無限大! 「とにかく乗ってみて」と言うほかない…
MTBと電動アシストの相性がとても良いという話はあちこちで聞きますけど、じっさい走ってみてどうすか、
登り坂であればあるほど電動アシストのありがたみが分かるんで、結果どんどん激坂を登りたくなって、そうなると自然と下り区間も増えてきて、そんな場面だとロードバイクよりも長い熟成を重ねたMTB用油圧ディスクブレーキの独壇場(どくだんじょう=オンステージ)なわけで、
オフロードだけでなく舗装路でもじゅうぶん楽しめると、
下りになれば車重は関係無くなるし、ひとくちに舗装路といっても、オフロード以上に荒れた路面もけっこうあったりして、
悪路であればあるほど『RIDGE-RUNNER i 6180』のセミファットタイヤとエアサスのありがたみが分かってくると、
専用ポンプでエアサスをアメ車(1960年代アメリカの乗用車)なみの低い空気圧に調整してやると、どれほど荒れたアスファルトでもウソみたいにフワッフワのまま走り続けられるんで、安価なコイルスプリング式だとここまでふわふわには出来ないんで、やはりちょっと高価な『RIDGE-RUNNER i 6180』にしといて良かった、
オフロード用のセッティングをあえて無視してゆるゆるにすると、
街乗りメインならそうとうゆるいセッティングでもサスペンションは底突きしないし、電動アシストならユルユルのままでも走りはどこまでも軽快なんで、街乗りでも地味に楽しい、
MTBの原型でもあるビーチクルーザー、あのスローでスムーズな走りが、e-MTBでひと回りスケールアップして復活したような、
激坂や悪路をモノともせず、時速20q以内でゆったりまったり走るって、じっさい体験してみないと分からない楽しさで、
「分からない」といえば、電動アシストで激坂や悪路もラクに走れるようになると、逆に運動量が増えているという意外な事実、
最初から走るのを諦めてた悪路や激坂をいちいち走って楽しむようになったんで、予想に反して運動量も運動強度も確実に増えてるという意外な結果が、
それにしても、モーターサイクルで無くてホンマ良かったですね、
ガソリンエンジンが向いてる人もいるはずやけど、自転車ばかり乗ってきた自分にとっては、遅くても自分のカラダを動かし続けながら移動したいわけで、裏方(うらかた)に徹してくれる電動アシストのパワー感やトルク感がどれほどありがたいか、どれほど世界を広げてくれるか、これもじっさい乗ってみないと分からんことだらけで、
自分の体力の延長上でたくみにアシストしてヨイショしてくれる、そんな魅力ですか、
あくまで自分の体力がベースになって、そこでたくみに電動ヨイショされるから、最初の予想ではカラダが鈍(なま)るんじゃないかと思ってたけど、じっさいは、ヨイショされることでむしろ気分が上がって、気づけば今まで以上にカラダをしっかり動かしてるという、
話は変わりますけど、『RIDGE-RUNNER i 6180』乗り始めに感じた、ギア比の軽さについてはどうすか、
時速20qを過ぎるあたりから急速に電動アシストが弱まるし、履(は)いてるのも抵抗の大きいセミファットタイヤなんで、結局このギア比のまま時速20qあたりでのんびり走るのが最適、
つまりフロントがシングルの34tで、リア10速は 12〜46tのままでちょうど良いと、
もっと転がるタイヤなら変えるかもしれんけど、今はこれで十分楽しいし、e-MTBのさまざまな走り方に最適なギア比に思える、
つい先日まで、電動アシストの「デ」の字も知らなかったわけですが、これはおおきな転機というか、
想像以上に、色々なことが新しく見えてきて、乗らなきゃ分からないことがいっぱいあるんで、とにかく少しでも興味があれば、じっさいに乗ってみることを強くオススメしたい、
広島でちょっと高めな自転車をそろえるグランピーさんの清水氏も e-MTBの楽しさ、その素晴らしさを淡々と語っておられます、
『RIDGE-RUNNER i 6180』
1996年当時、自転車に無知だった38才の筆者を里山へ輪行へ導いてくれた名車ミヤタ・リッジランナー ・・・20数年の時をへて今 e-MTBに生まれ変わり完全復活!
2024年04月01日
日本人の体格に無くてはならない必須栄養素 26インチMTBフレームと e-MTB用に作られたとしか思えないほど相性が良い極太セミファットタイヤの想像を超えた走破性について
ちなみに26インチフレームの魅力ってなんすか、
20インチタイヤの「小径車(しょうけいしゃ)」になぞらえて「中径車(ちゅうけいしゃ)」と呼んでもいいようなサイズ感がとにかく絶妙な味わいで、これを絶滅危惧種とするにはあまりに損失がデカすぎる、
じゃあ27.5インチや29インチを大径車(だいけいしゃ)と呼ぶなら、小径車と大径車の良いとこ取りみたいな、
デカすぎず小さすぎず、この絶妙なサイズ感をもっと多くの人々に味わって欲しいと思うけど、今では完成車すらほとんど手に入らない状況、
MTBブームが起こる1980年代よりさらに前の時代、同じ車種でも、700cと26インチの2つのフレームサイズが選べて、走りを楽しむ700cと旅を楽しむ26インチという使い分けがされていて、自転車の代表的なフレームサイズだったわけですし、
前世紀の貴重なカタログを公開していただきありがとうございます!
『追憶のカタログ展 Part71:1976ブリヂストンユーラシア』
https://cyclotourist.web.fc2.com/special_71.html
その流れもあって、前世紀の第一次MTBブームでは、26インチフレームが主流だったけど、今じゃ27.5インチや29インチにその座を奪われ、低身長用フレームとして隅っこに追いやられてる、
これじゃあ26インチの魅力は広まるどころかすぼまるばかりですね、
そもそも26インチのホンマの魅力は低身長なんかとはまったく無関係なわけで、
その魅力をひと言で表すと、
27.5インチよりも加速にすぐれ、20インチよりも巡航(定速走行)にすぐれてる、
つまり、現状の自転車業界には昔から大事 にされてきた中間部分のフレームサイズがすっぽり抜け落ちてると、
日本人のサイズ感からしても、26インチは必須(ひっす)栄養素なんでもっと展開していかなアカンし、むしろ29インチこそマニア用に隅っこにそっと置いとけばええわけで、
たしかに、27.5インチまでは分かりますけど、29インチになったら適応身長190p前後の巨人向けサイズ感というか、
29インチが欧米のいかつい成人男性向けなフレームサイズなことはハッキリしてて、最初から日本人には無理なサイズであることはハッキリしてるんで、せめて国内だけでも26インチブームを起こしたほうが、はるかに大勢(おおぜい)がサイズ感に苦しまずに自転車生活を楽しめるわけで、
ちなみに、27.5インチフレームでありながら29インチの車格を実現する、27.5+(プラス)規格のセミファットタイヤについては、
あの重くていかつい極太タイヤ・・・いちばん細くても2.8インチ(約7センチ)もあって、これだとさすがに走りが重く、やり過ぎちゃうかと思ったけど、じっさいにこれを装着する『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』に乗ってみると、まるでこのタイヤがe-MTBのために作られたような気がするほどメチャ相性がいい、
いちばん弱いエコモードでも、あの重い走りが完全に消え去って、悪路になればなるほど、セミファットタイヤのありえない走破性が電動アシストでさらに高められて、われわれを未体験ゾーンに連れてってくれるような、
電動アシスト化した新生リッジランナーが、なんでこんな過剰に太くてごついタイヤを採用したのか、じっさい悪路を走らすと、そのねらいがより鮮明に分かってくる、
セミファットタイヤの悪路走破性をたとえてみると、一般人が購入できるオフ車の列にズカズカ割り込んできた軍用車両みたいな場違いの迫力というか、テクニックがどうのこうのという細かい話が吹き飛んでしまうような圧倒的優位性というか、
そういう大事なことに気づかせてくれた点でも、舗装路を念頭にお手頃価格に抑えたヤマハ『CROSSCORE RC』より割高にはなったけど、本格オフロード仕様のミヤタ『RIDGE-RUNNER i 6180』にしといて正解やった、
セミファットタイヤなら27.5インチフレームのサイズ感のまま29インチMTB(ツーナイナー)の走破性も体験できますし、タイヤとホイールをもうひと組用意すれば、バランス感覚にすぐれた27.5インチMTB特有の走りも楽しめますし、
それにそもそも最初からセミファットタイヤが装着されてなかったら、自分からわざわざ27.5+専用ホイールとセミファットタイヤを別にもうひと組用意するはずもないし、セミファットタイヤの凄さには一生気づかず終わっていたかも、
おそらく27.5インチMTBで27.5+(プラス)規格のセミファットタイヤを装着したe-MTBはこの『RIDGE-RUNNER i 6180』しか無いはずですし、唯一無二の(ゆいいつむにの=これ以外ありえない)選択肢・・・ドロッパーシートポストまで付いてるから、本格オフロード走行にも即対応しますし、
今まで完全にあきらめて見向きもしなかったオフロードが完全に射程圏内(しゃていけんない=走ってみたい道)に仲間入りしたこのワクワクドキドキ感・・・メチャ高価なフルサスモデルよりも圧倒的に安価なハードテイルやし、街乗りにはむしろこのほうが向いてるし、
2024年03月27日
おなじ27.5インチMTBでも『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』と『ARAYA Muddy Fox Dirt』はまったく別の自転車
おなじ27.5インチハードテイルMTB(マウンテンバイク)なのに、正直これほど乗り味のちがう自転車になるとは、
ミヤタ『RIDGE-RUNNER i 6180』は、電動アシストやし、20sをはるかに超える重量もあるし、それに加えてセミファットタイヤなんで、これを履(は)くことで、実質29インチMTB(ツーナイナー)の車格になってるし、同じ27.5インチとは言ってもまったく別の乗り物・・・価格もひとけた違うし、
対するアラヤ・マディーフォックスのほうは、前後の変速も取り外してシングルスピードにカスタムしてあって、もともと付いてるハンドルも街乗り用に60p幅に収まってるんで、そつなくコンパクトにまとめてある印象、
基本街乗りときおりオフロード用マウンテンバイクの代表格。価格をひとケタに抑えながらも油圧ブレーキ…じつは耐久性メンテナンス性ともにシマノコンポで最もすぐれた8速仕様もシブい!
ARAYA(アラヤ) MFD MuddyFoxDirt(マディーフォックスダート) 完成車 2022年モデル 価格:66810円 |
ちなみにハンドル幅については70pをはるかに超える『RIDGE-RUNNER i 6180』のハンドルを60pにカットする予定やったけど、諸事情でカットしないでホンマ良かった、
と言いますと、
予想をはるかに超えるゴツくて重い車体なんで、これをあやつるハンドル幅が60pだと、かなりバランスがくずれて乗りづらくなったはず、
それにつけても、ハンドル幅60p以上の自転車であっても、危険時は歩道走行が許されるようになって欲しいもんすね、
マウンテンバイクで自走して山に入ってくときも、危険な国道を走らないとたどり着けない場合とかけっこうあるし、低速走行が魅力のビーチクルーザーは幅広ハンドルが売りみたいな所もあるし、そこで歩道走行が禁止されたらたちまち死の危険があるわけで、たとえば講習を受けてその証明として車体にステッカーを貼れば、60p以上のハンドル幅でも歩道走行が許されるとか、もっと対策を考えて欲しい、
遅いから楽しいハンドル幅64センチのビーチクルーザー
価格:36000円 |
ところで、20年あまり乗り倒しても故障知らずの26インチMTB『MIYATA RIDGE-RUNNER』を27.5インチMTB『ARAYA Muddy Fox Dirt』に乗り換えたときは、持てあまし気味な大きさでしたが、
ここ数日e-MTBに生まれ変わった新生『RIDGE-RUNNER i 6180』を走らせたあと、これに乗り換えてみると、ビックリするほど軽量コンパクトで、60p幅に収まったハンドルも頼りないほど短く感じる、
しかしe-MTBの激坂走破能力は感動するしかないとしても、こういった変速すらそぎ落とした素(す)のMTBもスッキリしてて、別の意味でええもんすね、
フロント3速リア8速の変速を取りはずしてシングルスピード(42t×16t)にカスタムしてるから、よりいっそうマディーフォックス・ハードテイル・ジオメトリック・フィロソフィーの生み出す雑味の無い走りがダイレクトに伝わってくる、
なんすか、そのやたら長い英語は、
2年前購入したアラヤ『Muddy Fox Dirt』のバックフォーク(シートステイ)に刻印されてる文言(もんごん)「MF HARDTAIL GEOMETRIC PHILOSOPHY」・・・ようするに歴史あるアラヤのハードテイルMTBフレームは、他メーカーとはひと味もふた味もちゃいまっせというような、
これをわざわざフレームに刻印(こくいん)するってことは、よほど自信があると、
それを感じさせるくらい、サスペンションをロックさせないでもグイグイ加速するし、シングルスピードにカスタムしたことで雑味(ざつみ)がさらに減ってより静かで洗練された印象、
ちなみに、電動アシスト自転車もようやくフレーム内蔵式バッテリーが広まって次のステージに入ってきましたが、Eバイクひいては自転車業界の今後については、
想像もできないほど小型高性能なモーターとバッテリーが低価格で生産されるようになれば、実用的な電動アシスト自転車が市場の7〜8割をしめて、残りの2〜3割は高性能なe-BIKEやアシスト無しのスポーツ車や実用車がすき間を埋めてく、そんな感じかなあ、
固定ギア特有のダイレクト感が魅力のピストバイクは永遠に無くならない車種だとは思いますが、こんな時代だからこそ、あえてe-PIST(いーぴすと)なんかも登場したらワクワクドキドキしますね、
固定ギアの電動アシスト化、つまり最古と最新の技術が融合した電動アシストピストバイクか・・・固定ギアならペダルひとつで加速と減速ができるから、加速時は電動アシスト、減速時は回生(かいせい)充電・・・そうなるとアシストモーターは充電しながらブレーキの役目も果たすように、
あと、e-BIKEから変速そのものが無くなって1速化していく可能性もあるのでは、
ブレーキも変速も電動モーターまかせか、そうなれば部品点数も激減してメチャシンプルになるな、
ここまで来たら、逆に今ある変速やブレーキが受け継がれるべき古典的技術として大事にされたり、人力(じんりき)だけで走らせる自転車が再評価されたり、
いずれ近い将来、eロードバイクも10s未満になって、そうなればきつい向かい風や登り坂だけアシストしてもらって、あとは自分のペダリングだけで軽い走りもできるし、なにかと楽しみやなあ、
今回購入した『RIDGE-RUNNER i 6180』は、25s近い重戦車ですけど、これもどんどん軽量化が進んで、いずれ現在のアシスト無しのMTBと同じくらいの重さになれば、純粋に人力(じんりき)だけで動く自転車である必要も無くなっていくような、
車体と一体化して全身を動かしながら移動できるのが自転車本来の楽しさなんで、そこさえしっかりキープできれば、激坂・向かい風・疲労なんかの場面で電動アシストされてもありがたいばかりで、これをあえて拒(こば)む理由も無いし、
それでもアシストが不要なら自分でオフにすればええだけの話ですし・・・しかし、これで自転車の歴史、その主要な4段階をすべて経験できたわけですが、
固定ギア、フリーギア、変速、電動アシスト・・・固定ギアがフリーギアに発展的に解消して行ったように、変速も電動アシストに発展的に解消して行くような、
変速機の無い電動アシスト自転車の登場すか、
じっさい電動アシスト自転車では、せっかく変速をつけてもトップギアばかりが偏摩耗する(へんまもうする=片寄ってすり減る)現象が起きてるし、電動アシストがさらに高性能化していけば、ギアチェンジしなくてもアシスト量の変化でどうにでもなる時代が来るわけで、
じゃあ、変速レバーも兼ねた電動アシストレバーが登場する日も近いと、
クルマのオートマみたいに、基本Dレンジにしとけば勝手に最適量でアシストしてくれて、もっと細やかにコントロールしたければマニュアルモードに切り替えて、アシスト量やケイデンス(ペダル回転数)を調整できるようにして、そうすれば駆動系はフリーギアのシングルスピードにしとけば済むわけで、
そうなれば、メンテナンスフリーで耐久性も高いシャフトドライブも登場しそうすね、
そうなればチェーンやギアがすりへって交換とか無くなるし、
しかし話変わりますけど、現在所有する5台のうち3台がマウンテンバイクフレームというのも、ちょっと片寄ってるような、
あと2台はシクロクロスとピストのフレームか、
こうなると「あとはロードバイクを買うだけですよ」と言われてるような、
ふつうに歩けるシマノのマウンテンバイク用ビンディングペダルSPDが優秀すぎて5台すべてにこれを採用していて、ペンギン歩きしかできないロードバイク用ビンディングペダルはいまだ未経験やし、
ロードバイクをせっかく買うなら、これも未経験のフルカーボンすね、
趣味の自転車人生、最高峰のデュラエースとかアルテグラとか、1度くらいは使い倒してみたいもんやなあ、
カメラバッグはどうしますの、
デュラとかアルテのロードバイクに乗る以上、ちゃんとそれ用のジャージを着用せなアカンし、そうなればカメラもジャージのバックポケットにリコーのGR3を忍ばすのが精一杯・・・アラヤのマウンテンバイクより高価で引くけど、
じゃあジャイアント熊本の店長近藤さんと同じプロペル2024モデルお買い上げということで、とりあえず10万円ご用意していただければ、残りの100万円は納車時にお支払いということで、
おいおい気ぃ早いな、それは床下のシロアリ予防にとってある…
2024年03月21日
還暦過ぎの初e-MTBライド2日目
で、近所の山に登ってみて、どうすか、
不思議な気分や、
ていうと、
自分の足はしっかりペダリングしていて、その感覚はしっかりあるけど、じっさいはそれ以上のパワーで息切れもせず軽々と激坂を登ってる・・・こんな奇妙な感覚は生まれてはじめて、
アタマでは理解していてもカラダがこの事実を受け入れられずに混乱してるような、
この混乱とか戸惑い(とまどい)は、輪行を始めた38才のころにもあって、自走(自転車走行)じゃあり得ない遠方の駅から、いきなり自転車で走り始めるという不思議な現実に対して、感覚器官がどうにも受け入れられない状況がしばらく続いて、輪行自体は楽しかったけど、最初の数ヶ月は妙な戸惑いもあって、
たしかに半世紀以上も自分のカラダひとつで自転車を移動させてきたわけですし、
そんなカラダがいきなり電動モーターから絶妙にパワーアシストされても、すぐに納得できるはずもなく、
「なんか変や」とカラダは感じながらも、ふだんどおりのペダリングのまま、なぜか20s以上の重い自転車がありえない軽さでスルスル激坂を登っていく不思議さ、
電動アシストじたいはじつに快適やけど、この不思議な現象じたいが受け入れられないでまだイマイチしっくり来てない・・・快適で便利なことはハッキリ分かるし、とてもありがたいけど、今までの自転車ではありえなかったこの革新的な現実をカラダが納得できずにいる、
じゃあ輪行の時と同じように、この違和感もいずれカラダが電動アシストに慣れるにつれて徐々に解消してくと、
たぶんそうなるはずやし、近い将来、電動アシスト自転車が自転車業界の顔になる日も近いんちゃうか、モータもバッテリーもどんどん小型強力になって、
他にはどんな印象を、
激坂に強いのはもちろんやけど、きつい向かい風もラクに走れるのはとにかくありがたい、
追い風に乗ってどんどん距離をかせいだその帰りとかにメチャ使えそうすね、
初体験となるセミファットタイヤについては、電動アシストによってマイナス面の重い走りがすべて解消されて、その良さばかりが引き立つから、これも大(おお)ありやな、
悪路になればなるほど、他のタイヤよりも圧倒的に大らかな気持ちで走れますしね、
だからあえて悪路に入って行きたくなるわけで、街乗りに慣れきったカラダが、人生初のマウンテンバイクに出会った前世紀の自分にタイムスリップして、当時のワクワクドキドキがよみがえって来るような、
ちなみに29インチなみの悪路走破性を実現するセミファットタイヤですが、今から10年前くらいに登場した27.5 インチマウンテンバイクの新規格『27.5+(プラス)』から生まれたタイヤということで、
購入した『RIDGE-RUNNER i 6180』に装着されてるタイヤは、27.5プラス規格ではいちばん細い2.8インチ幅(=7.1p幅)やけど、それにしてもデカい、
正直ちょっと気恥ずかしいほどゴツいすね、
けど、そのありえへん悪路走破性は、思わず笑(わら)けるほど、
やはり悪路に入ってなんぼのe-MTB(イーマウンテンバイク)ですし、
還暦過ぎの若返りに最適や、
街乗りマウンテンバイクに慣れきったカラダが、どれほどオフロードのワクワクドキドキを忘れていたか痛感しますね、
ただの激坂ならふつうのe-BIKEでも登れるけど、e-MTBなら悪路でこそ本来の性能を発揮するんで、今まで見向きもしなかった激坂悪路が楽しみでしゃあない、
一見するとオーバースペックな(高性能すぎる) e-MTBですが、いったん乗りはじめると、ムダに思えた高性能がさっそく予想外の楽しみに変わっていくと、
MTBと電動アシストモーターは相性(あいしょう)が良いという話はあちこちで聞くけど、2日目にしてその意味がスゴくよく分かった、
e-MTBになって信じられないほど激坂登りがラクになったおかげで、今までとは比較にならないほど気軽に何度でも下りを楽しめるようになったのも大きな収穫ですね、
いっぽう、あまり聞かれない話としては、ヨーロッパの都市部ではクルマの時速30q制限区域が広がっていて、それに合わせてEバイクのアシスト上限速度も決められてるという、
クルマが時速30q以内であれば、歩行者にぶつかっても死亡率が極めて低いため、歩行者の多い都市部ではクルマの速度は時速30qに制限され、自転車も同様にスピード制限の対象と見なされ、Eバイクも時速25q以上でアシストが切れるよう設定されてると、
話題の部分から再生されます
マティーノさんが『RIDGE-RUNNER i 6180』の魅力について簡潔に話されているブログもとても参考になります。
https://www.biciclettadimattino.com/blog/?p=46077
ところで、生まれて初めて出会ったMTBもミヤタのリッジランナーでしたが、
1996年当時とちがって今はYouTubeで基礎から教えてくれるんでメチャ便利でありがたい、
『MTBはじめよう!』再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLHMe8fK0OBsYhFpR3B4oRXhbQlAXUv723
e-MTBも基本テクニックは共通なんで、今いちど初心にもどって学び直す楽しさもありますし、
購入にはだいぶ迷ったけど、オンロード走行にピッタリ合わせてきたクロスバイク風なヤマハのクロスコアRCやスペシャライズドのVADOシリーズではなく、あえて本格オフロード用の『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』にしといてホンマ良かった、
ライド二日目にして、早くもマウンテンバイクの奥深い魅力にはまりそうすね、
2024年03月18日
還暦過ぎて納車した初 Eバイク『ミヤタ RIDGE-RUNNER(リッジランナー) i 6180 』
まずはバーハンドルを歩道走行を許された600oにカットできなかったという残念な報告から、
ハンドルパイプの中に配線が通っていて、これはさすがにEバイク初心者がイジるのは危険すぎるんで、
じゃあ、街乗り用にハンドルカットする場合は、納車前に店の人にやってもらうと、
調べたら、歩道だけでなく自転車走行レーンを走る場合も、600o以下のハンドルで無いと2万円以下の罰金になるんで要注意やな…しかし自転車専用道路もアカンってことになるとつらいな、
移動しづらいすね、まあじっさい自転車のハンドル幅に目を光らせるおまわりさんなんて一度も見たことありませんけど、
とりあえず、残りの4台は歩道を走れるから、1台くらい歩道を走れないほうがむしろ新鮮やし、そのままのハンドル幅のほうがオフロードには向いてるし、
ドロッパーポストについても、ちょっとしたトラブルが、
ハンドルスイッチひとつでサドルを上下できる便利なシートポストやけど、そのケーブルが電動モーターを守る金属ガードに圧迫されて動かなくなる初期トラブルがあって、結局ガードをネジ止めしてる一部をヒモで代用してゆるく固定したらスムーズに動きはじめた・・・この部分はミヤタさんにすみやかな改善を求めたい、
でもって、さっそく2時間ほど試走したわけですが、最初の印象は、
27.5インチフレームじたいは2年まえのARAYA MFD(アラヤ・マディフォックスダート)で経験済み・・・けど今回は人生初の2.8インチ幅のセミファットタイヤなんで、タイヤの幅だけでなく高さもかなりあるんで、じっさいは29インチフレームと同じ車格・同じ走行感覚になるわけで、視点はさらに高いし、長いハンドルバーや25s近い車重やその重さをモノともしない電動アシストパワーなんかもあいまって、巨人の国の自転車みたいな印象、
極太(ごくぶと)セミファットタイヤの走りについてはどうすか、
デザイン面でもバッテリーを内蔵したぶっといフレームにピッタリやし、時速20q以下でなめらかな平地を走るなら、アシスト無しでも驚くほど軽く進む、
それはタイヤ径(けい)の大きさも関係してると、
そう、大径(だいけい=半径の大きな)タイヤになるほど悪路走破性と共にスピード保持能力も高まるし、
そういえば、安全に景色を楽しみながら走れる速度域も時速20q前後まですね、
ロードバイクがイマイチ好きになれないのは、ひたすら速く走るよう急(せ)かされてるような圧がただよってるからで、じっさい時速30qで巡航なんかしたら、走り続けるほうが圧倒的にラクなわけで、良い景色に出会っても止まれなくなるし、良い景色じたい気づかず通り過ぎてしまうことも、
じゃあカメラとセットで自転車に乗るばあいは、マウンテンバイクのほうが向いてると、
それに、時速24qに近づくほど電動アシストはゼロに近づくってことは、そもそもそれ以上のスピードでラクに巡航できるロードバイクには必要ないアシストとも言えるわけで、
時速20q未満で走るような悪路や激坂でこそ、電動アシストが光り輝くと、
なわけで、久しぶりに悪路や激坂ばかりをわざと走りたくなって、マウンテンバイク本来の楽しさを思い出したような、
電動モーターのノイズについてはどうすか、
ナオッキィさんが高音ノイズが気になるようなことを言われてたけど、それは無くてひと安心、
3年前の動画なので改良が進んだのか、高音ノイズは聞こえませんでした・・・むしろ激坂でもかなり静かなモーター音やなあという印象(話題の部分から再生されます)
たいていの登り坂はエコモードでじゅうぶん行けそうですが、
OFF→ECO→NORMAL→HIGHの4モードがあるけど、舗装路の激坂ならECOでもだいじょうぶなほど、
激坂登りになると、スピードも遅くなるから、そのぶんECOモードでも電動アシストはより強力になると、
だもんで、レースに出るような体力自慢の若者には必要ない乗り物かもしれんな、
だから、『電動介護自転車』というマイナスイメージがチラッと心に浮かんだんすか、
そりゃ65才にもなれば、介護保険にも強制的に加入させられるし、じっさい自力で激坂を登ろうという情熱が薄れてるのも事実やし、
『電動介護自転車』をプラスイメージでとらえ直したら、どんな感じですか、
特にエコモードは、自分がこいでる感がしっかり味わえて、なおかつ急坂になればなるほど強いアシストパワーで軽々と登ってくれるから、非常に気の利(き)いたお助けマンがそばに居てくれるような、
ギア比はどうすか、
急坂が連続するオフロードばかりならこれでもええと思うけど、我々のように一般的な街乗りが多くなると、ロー側のギアがまったく使われないまますぐトップに入るんで、フロント34t(ティー)はより重い38tあたりに換えたりして様子を見てみたい・・・こういう時、シマノさんだと専用工具からパーツの互換性までしっかりサポートされてるんでとても安心、
しかし、せっかくワイドレンジのスプロケが付いているのにトップ側ばかりすり減ってすぐ交換っていうのも残念すね、
電動アシスト自転車あるあるみたいで、重いギアに入れても、モーターのパワーでラクに回せるもんで、ついついシフト操作を怠けてトップ側の重いギアばかりが酷使されてすぐすり減るらしい、
サドルや乗車ポジションついてはどうすか、
サドルはカッコええからこのまま使いたいけど、思ったより硬めなんで尻パッド付きのインナーがあったほうがラクでいい・・・これは姿勢が起きてるせいで、お尻への過重がより増してることも影響してるみたいや、
ちなみに、身長180pでサドルをいちばんうしろに引いて、ハンドルをいちばん低くしてもまだ前傾不足であると、
ドロップハンドルに慣れたカラダなんで仕方ないけど、これも慣れなんで、こっちがリッジランナーに合わせていく必要もあるし、フロントサスペンションの空気圧を下げればより前傾になるし、最近やらなくなったロングライドにはむしろこれくらい立った乗車姿勢のほうが向いてるかもしれんし、
せまいフレームに取り付けるので、左右から取り出しできるボトルケージを購入しましたが、その印象は、
アマゾンに、ミヤタのオンラインショップと同じモノが半額以下で売ってたけど、これが非常に軽量で使いやすく、シリコン系の潤滑剤を塗るとさらに快適に出し入れできて、知らないメーカーやけど好印象、
LIBIQ(リビック)カーボンコンポジットボトルケージデルタ 税込み1,650円
手元レバーで伸縮自在なドロッパーシートポストについては、
舗装路メインなら、正直無くてもだいじょうぶな装備やけど、せっかく初体験できる便利パーツなんで、街乗りでも有効に使えるようにしたいし、これがきっかけでオフロードも走ってみたくなったりして、
まだ最初の急坂アスファルトを試したばかりですが、その印象は、
自分の足を回しながら静かに登っていく自転車本来の充実感はそのままに、ビックリするほどラクに坂を登れるという不思議なしあわせ、所有する他の4台では体験不可能だった新たな世界へのとびらが完全に開かれたような、
オートバイやスクーターでなくEバイクを選んだことについては、
移動範囲は圧倒的にせまいけど、そのぶん余裕をもって周囲の景色を楽しめるし、どんな車両よりも静かなんで乗りながら周囲の音もちゃんと楽しめるし、自転車の延長線上にあるから自分の足がしっかり回せるし、それと同時にこれまでとは比較にならないほど簡単に見晴らしの良い場所まで登って春本番の野山を散策できるし・・・こんなしあわせ、他ではなかなか味わえないかも、