2024年07月14日
上がりバイク・上がり自転車にも夢を…
バイクにガソリン30リットルも入るんか・・・1リットル750グラムとして22.5s、あと1sプラスしたら燃料だけであのメチャ重い『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』と同じ重さ、
BMWアドベンチャーバイクの新型モデルですか、
価格も300万円台、『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』最安値なら10台買えるやん、
ガソリンはタンクに、おカネはBMWにガッポリ入る仕組みですか、
こうなると自転車も負けてられへんなあ、
トレックの新型カーボンモデルがけっこうな価格で売り出されたとか、
こっちはエンジンもガソリンも無しで200万円台か、
ボトルまでエアロなんかい!
しかし、意外な抜け道といいますか、カーボンのグレードをひとつ落として、変速も非電動式シマノ105にしたとたんに、44万円で購入できるという、手品のような価格設定、
なんか感覚おかしなるなあ、カーボン素材とコンポのランクを1つ2つ下げただけで、わずか5分の1の価格で買えるんや、
最初に200万って吹っかけれたあと、「でもほんのちょっとガマンすれば44万で購入できますよ」って耳もとで囁(ささや)かれたら、「安っ、買おっ!」ってなりますよ、誰だって、
こわいなあ、
いわゆるハイエンドモデルってやつは、価格設定が通常とは別世界で、たとえばこのBMWのアドベンチャーバイクに取り付けるメーカー純正ハードケースにしても、3個セット15万円とか平気でしますし、
それだけで、一生付き合えそうな中級クラスのマウンテンバイクやロードバイク買えてまうやん、
で、いったいなに買おうとしてるんすか、
いや別に・・・今はできればおカネ使いたくないモードに入ってるし、なんも刺激的なこと言えへんけど、
ちなみに上がりバイク、上がり自転車っていうと、ついつい人生最後の高価な買い物ってイメージですけど、じっさいは色々なケースがあるみたいすね、
歳とって体力落ちてきて、ただ単に重いバイクがしんどくなって軽いのに乗り換えたり、そういう上がりバイクもけっこう多いみたいやし、
じゃあ自転車でも同じように、
歳取って体力落ちてきて、前傾姿勢がキツくなったんで、高額なロードバイクから安価なクロスバイクに乗り換えるとか、
ただ実情はそうとしても、もっと上がりバイク・上がり自転車には夢が欲しいというか・・・今まで諸事情からガマンしてた夢の高級モデルを人生最後のステージで思い切って購入とか、
たしかに、カラダがきついからラクしたいと動機だと、気持ちぜんぜん上(あ)がらんもんなあ、ただ老化現象に付き合うだけで、
上がりバイク・上がり自転車きっかけで、老化現象に歯止めをかけて、逆に体力が付いてくるとか、そういうパターンが良いすね、夢があるし、
そういえば、70才手前で大型バイク免許を取得、憧れの『カワサキ Z900RS』に乗り始めたユーチューバー・ロバライダーさんも、楽しく安全に乗るため、筋肉トレーニングは日々欠かさないとか、
現在は Z900RS を卒業されて、ホンダの400t4気筒スーパーボルドールへ
70才手前だとふつうはバイクを降りる年齢なのに、あえて筋トレしながらその逆を行く姿勢は我々も見習いたいすね、
ちなみに上がり自転車で良く聞くのがブロンプトンの折りたたみ小径車(しょうけいしゃ=ミニベロ)、
ブロンプトンというだけで価格的にも別次元ですし、折りたたみ小径車といえば、無ければ無いでも済ませられるジャンルでもありますし、人生最後の自転車としては趣味性が高くてピッタリかも、
カメラで言うライカみたいな・・・価格帯も別次元やし、無くてもじゅうぶん済ませられるし、でもなんかいっつも気になってしゃあ無いという、
確かに、ライカよりもずっと便利で安価で高機能なモデルはいくらでもありますし、けど、ブロンプトンと同じように独特のブランドストーリーと言いますか、物語性があって、人々を引き付けて止(や)まないというか、機能だけで片付かないプラスアルファー的要素がハンパないというか、
ライカとかブロンプトンって言うと、ブランドが実体よりもはるかにデカくなって、ブランド物語がひとり歩きを始めて、そのあとから遅れて実体としてのカメラや自転車やじっさいのユーザーがやって来るような、
そこまで来ればブランドも大したもんすね、バイクでいえば、ハーレーやBMWやドカティは、確実にその域に達してますよね、ちなみに自転車で言うとブロンプトンの他には、
同じイギリスのモールトンや、イタリアのデローザ・コルナゴ・ピナレロなど、
安いモデルを売らないというのも大事なんすね、ブランドパワーを上げるためには、
たしかに、お買い得価格でお客さんに乗ってもらうようではブランドの負けで、お客さんが自分の意思でどんどんおカネを投入したくなるほど魅力的な幻想をどれだけ振りまけるか、そこがブランドが大化け(おおばけ)できるかどうかの分岐点になるような、
そのブランドでしか通用しないような高飛車な(たかびしゃな=メチャ強気な)価格設定を喜んで受け入れるかどうかって事すか・・・なんかふつうの石や水をありえへん高額で売りつけるスピリチュアル系の詐欺商法みたいな気もしますけど、
ブランドイメージが実体を超えて独り歩きし始めるほど、そういう魔の部分は強まるような気もするけど、じっさいそのへんどうなんやろ、