2024年02月11日
乗り慣れたピストをフリーギアから苦手な固定ギアに交換したら人生初の楽しさが続々と!
前回の続きになりますが、ピストに乗り始めて三年あまり、フリーギアから苦手な固定ギアに再挑戦してどうすか、
安全な道を選んで恐る恐る2時間ほど走ったけど、乗りづらさを上回る面白さがさっそく分かってきて、
と言いますと、
乗り始めて30分くらいはクランクの強制的な回転に合わせて足を素直に回してたけど、だんだんそれも飽きてきたんでわざと足を瞬間止めるような動作を入れてみると、クランクの強い回転力がペダルごしにグンッと伝わってきて、
それってフリーギアでは決して味わえない固定ギア特有の、
そう、ペダルをとおして全身が持って行かれるようなクランクのスゴい回転力が感じられて、
3年前はこれがとにかく恐くて乗りづらくてお手上げだったんすね、
今回はペダリングをわざと止めてクランクの強力な回転力をちょくちょく味わう遊びを始めたり…そうするとなるほどペダリングを器用にコントロールすれば、ブレーキレバーを握らないでも減速できることが分かってきて、
フリーギアでは加速しか出来なかったペダリングが、固定ギアになると加速も減速も両方行けてしまうと、
これに気づいたとたん、怖かっただけの固定ギアがメチャおもろなってきて、
クランクの回転をペダルでコントロールしてブレーキングできるなら、ブレーキレバーをにぎる回数も減るし、両方使って減速もできるし、なかなか面白いことになりそうすね、
加速するだけのフリーギアに対して、加速と減速もやれてしまう固定ギアと付き合っていけば、今まで見えなかった世界がどんどん開けて来そうな、
ペダリングで減速するなんて、生まれて初めての経験ですしね、
これをもっとスマートにしていくと、「スキッド」っていうピストの基本的なトリックになるわけやし、
大阪梅田のピストバイク専門店『マスターピスト』のオーナー中瀬さんによるレッスン動画
この動画ひとつ取ってみても、固定ギアならではの世界がよう分かりますね、
なもんで固定ギアに再挑戦した日は、引っ越した見知らぬ街へ、おろしたての自転車で走り始めるような初々(ういうい)しさにあふれて、いつも通りの街をいつも通りに走り、登れない坂は押して歩き、良い景色をカメラに収め、ペダルのコントロールで減速する感覚を楽しみ、そうして帰宅したらすぐまた乗りたくなって、
それって自転車に乗り始めて世界が一気に広がった子供時代と一緒やないすか、
それほど固定ギアにすると、フリーギアとはまったく違う乗り方になるんで、知らなかった身体的世界が一気に広がってく感じがする、
京都時代に琵琶湖エリアを中心に週末輪行を続けたころとも似たワクワク感すね、
1日中自転車こいでヘロヘロで帰宅しても、次の日はさっそく次の輪行が楽しみやったもんな、
あれも世界が広がってく初々(ういうい)しい感覚ですね、
近畿に張りめぐらされた鉄道網(もう)を活用して、見知らぬ街から自転車でスタート、そのくり返しで世界がどんどん広がってく面白さは、RPG(ロール・プレイング・ゲーム)でマップを広げていく楽しさにも似ていて、
ちなみに、固定ギアが身体的な世界を新たに広げてくれる劇的な部品であることは分かったとして、フリーギアには無かった怖さや乗りづらさについては、
ペダルは休まず回り続けるんで、なによりも下り坂の爽快感は無くなってこれがいちばん大きいなあ・・・あとはフリーギアでやってた乗り降りがやたらギクシャクするんで、まずサドルに腰を乗せて、あとから足でペダルを探したり、気楽にやれてた前後ホイールを浮かすジャンプも勝手が変わればやれなくなるし、フロントアップ(前輪を浮かす動作)もそうとうやりづらいし、サドルから腰を浮かして後方確認する動作も、
半世紀親しんできたフリーギアとはまったく違うカラダの動きなんで、あちこちがギクシャクすると、
これについては、とにかくどんどん乗り込んでいけば、自然に解消すると思うし、そうなればさらに奥深いピストの魅力がわかるような、
マスターピストの中瀬さんともコラボして名作ピストを製作されているROCKBIKESさんから、品質に妥協せず挑戦的な低価格を実現した入門用バイクブランドが誕生!ピストもええ感じに仕上がっております!
2024年02月06日
65才やけど何としても乗りこなしたい恐怖でしかなかった固定ギアピスト
ガチャガチャ何やってるんすか、
フリーギアが入ってたジオスのピストバイクを固定ギアに交換してるんや、
フリーギアが固着して外(はず)れないんすか、
「こんなことなら最初からグリスたっぷり塗っとけば良かったんや」と、定番の(ていばんの=決まり切ったいつもの)ボヤキを入れたところで、
なんでまた、あれだけ怖がってた固定ギアに再挑戦するんですか、
「ピストの本質は固定ギアにあり」ということで、ジオス・ビンテージ・ピスタ購入後にすぐに試したんはええけど、乗り出してわずか数分後に、あまりの乗りづらさと恐ろしさから固定ギアをあっさりとあきらめ、早くも三年、
その間、じわじわとピストバイクの魅力にハマって、現在所有する4台の自転車のうち、変速付きはわずか1台のみ、あと3台はすべてフリーギアのピストバイクという、
こうなると、やはりピストの奥の院とも言えるとっつき悪い固定ギアの世界へ、どうしても足を踏み入れたくなってきて、
じゃあこれからは、固定ギアのピストだけを「ピスト」、フリーギアのピストは「シングルスピード」と呼ぶようにしたらどうすか、
それは、スッキリしたええ考えや、
で、フリーギアが固着してはずれないんで、固定ギア用に完組ホイールをもう一対注文して、週末には乗れるようになると、
今から緊張する・・・自転車に乗り初めてから半世紀以上、ずっとフリーギアにカラダが慣れきってるから、走行中にペダリングの足をふと休めたとたんに、固定ギアの決して回転をやめないクランクの強力なチカラに足が絡(から)め取られ、頭からハデに前転するイヤな予感しかせえへん、
でも、これくらい怖がってる方がむしろ安全なんで、むしろちょっと慣れて来て気がゆるんだころがイチバン危険なんちゃいます、
それもひっくるめてひたすら恐ろしい、
慣れきったフリーギアから固定ギアに乗り換えるって、感覚的にはまったく別のメチャ危険な乗り物というイメージなんすか、
子供のころ何度も転びながら自転車に乗れるようになったあのメチャ痛い経験を、60才過ぎてもう一回やらされるような気分、
けど、ここまでシングルスピードの魅力が分かってきた以上は、どうしても固定ギアの魅力が知りたいと、
ただ固定ギアピストの定番(ていばん)である各種トリックについては意外なほど興味が無くて、
そういえば40代も終わりのころ、何を思ったかトライアルの練習に1〜2年ほど集中してましたが、バランス感覚が重要な点はピストのトリックとも相通じる部分があるような、
当時はスタンディングとかごく基本的なことしかマスターできんかったけど、幼いころ自転車に乗り始めた時と同じようなワクワクドキドキがあって、あの時の体重移動の感覚なんかは今も自分の財産やし、その延長でピストのトリックにハマる可能性もあるけど、
じゃあ、トリックはあまり興味ないけど、固定ギアの魅力を自分なりにわかりたいと、
恐怖から解放されて、カラダの一部になるくらい固定ギアに慣れ親しんで、心から楽しんで乗れるようになりたい、
ちなみに坂の町に住んでるわけですから、下り坂は足の回転に合わせてブレーキをかけながらゆっくり降りてくことになりますが、
それもフリーギアとは大きく異なるし、停車時も最後の最後まで足が回り続けるから転倒に気ぃつけなアカンし、急カーブも足は休まずペダルと共に回転しながら同時にハンドルも深く切るから、つま先が前輪に当たって転ぶ危険性大やし、
それでも固定ギアに挑戦すると、
今ある4台中2台は、26インチと27.5インチのマウンテンバイクで、いずれも変速を外したフリーギアのシングルスピードやけど、これを中央に位置づけて、変速付きシクロクロスと固定ギアのピストがその両脇を固める、そんな4台体制で週末からやって行きたいんや、
固定ギア専用ピストとして5台目を買うとか、それは無いんすか、
それも大いに考えたけど、買い始めたら切りないし、取りあえずトリックもせえへんし、ペダルも今まで慣れ親しんだSPDがいちばんやし、
ちなみに、フリーギアから固定ギアに乗り換える怖さを何かで例(たと)えるとしたら、
クルマからバイクに乗り換えるような怖さかなあ、自転車の免許しか無いけど、
そういえば冬の北海道、凍結した路面は4輪でも大変なのに、これをバイクで走ろうとしたら恐怖しか無いすね、これは免許無くてもよう分かりますわ、
雪以外でも、ふつうの路面にちょっと落ち葉や砂があるだけで、バイクが信じられんほどあっけなくスッ転(ころ)ぶ場面をYouTubeで何度も観てきたし、あの恐怖にいちばん近いかも、
まあとにかく、はでにスッ転ばんよう、それだけはじゅうぶん気ぃつけて、固定ギアでしか体験できない魅力的な世界に行けたら最高すね、
というわけで、雪の北海道をジムニーシエラで旅する「うな丼(どん)」さんのチャンネルに現在ハマっております
バイクのほうはやっぱり何年たってもイギリスのCCMが最高に美しいっす!誰か個人輸入して熱い動画レビューをやっちくり!
2024年02月01日
シングルスピードにカスタムした街乗り27.5インチマウンテンバイク『アラヤ マディーフォックスダート』を数ヶ月間乗り続けたあと、24段変速シクロクロスに乗り換えて感じたさまざまなこと
まず、サドル位置がぜんぜん低く感じた点は、
冬場になってソールの厚いウインターブーツを履くようになったせいもあるけど、もっと大きな原因はマディーフォックスダートをシングルスピード化したさいに、今までより5o長い175oのクランクに交換したことで、この長さに慣れた足で170oクランクのシクロクロスに乗り換えた結果、そのぶん足元がきゅうくつに感じてサドルを高くする必要があったわけで、
それにしてもこのシマノ製ウインターブーツ、20年近く履(は)き続けて所々痛みも目立ちますけど、基本的な部分はあと何年でも行けそうすね、
表面が革でインナーがゴアテックスで2万円台というかなり高価なSPD専用シューズ、このおかげで足先の寒さが完全にシャットアウトされて、今までシマノで買ったなかでもぶっちぎりのベストワン! 製造打ち切りになったのはじつに残念や、
しかし、乗りかえてすぐ感じたサドル高の違和感が六角レンチ1本で簡単に微調整できるのも自転車ならではですね、
一般人でもベストポジションにミリ単位で合わせられるもんなあ・・・車両の中でこれほど簡単に完璧な調整ができるのは自転車だけやで、
ところで数ヶ月ぶりに乗った変速付き自転車の印象はどうすか、ハンドルもバーハンドルからドロップハンドルに変わってますが、
変速はWレバーで、左側がフロント3速、右側がリア8速にやけど、メインで使うのはフロント3速側で、ざっくり変速しながら走るのは今までどおりで、
ちなみに、変速とブレーキが一体化したデュアルコントロールレバーにもどる気はもう無いんすか、
いちど変速依存症から解放されてしまうと、いちいちこまめに変速するのが逆にうっとうしくなってきて、それにデュアルコントロールレバーだとブラケット部分ばかりを握るようになって、せっかく多様なグリップポジションが選べるドロップハンドルの良さが消されてしまうし、ブレーキレバーもシフトレバーも、兼用じゃく専用にしたほうが、低予算内で部品の剛性や質感を飛躍的に向上させられるし、
ちなみにフロント3速をメインで使うと、変速する機会もあまり無いのでは、
たしかにシングルスピードから24段変速に乗り換えても、平地走行では変速の必要も無いしなあ、
じゃあ登り坂で変速するくらいすか、
登り坂もそれほどきつくなければ立ちこぎでなんとか行けてしまうから、かなりきつい坂でないと、
じゃあ変速の意味はほとんど無いと、
いやむしろ意外な面で大きく影響があって、シングルスピードでは登れず歩き始めるような坂に出くわすと、変速があるとより軽いギアに変速してすいすい登ってしまえるから、シングルスピードで味わえた歩く楽しさが消えてしまって、
やはり変速があるとそうなりますか、
シングルスピードの時は、あれだけ歩く楽しさを熱弁してた自分が、いざ変速付きに乗り始めたら、歩くことをやめて自転車をこぎ続けてしまうという、
良くも悪くもヒトは便利なほうラクなほうへと流れていくと・・・ちなみに、マウンテンバイクのバーハンドルから久々のドロップハンドルに変わった印象は、
バーハンドルでブレーキかけながら急坂を降りてく気持ちよさはドロップハンドルでは味わえないけど、ドロップハンドルの下側をにぎって立ちこぎする時の、人車(じんしゃ)一体化した加速感も、バーハンドルでは味わえない心地よさがあって、それぞれのハンドルに得意分野があるような、
だったらドロップハンドルに補助ブレーキを付けたら無敵じゃないすか、
確かに急坂を下る場合は便利やけど、マウンテンバイクのバーハンドルみたいな横の長さがぜんぜん足りないんでやはり補助ブレーキ感が強くて、それならいっそ無いほうがスッキリするかと、
マウンテンバイクのフラットバーの中心に取り付けた補助ハンドルはどうすか、
少数生産品で高価なのがマイナス面で、低速や急カーブの時も姿勢が不安定になるから使えないけど、長い直線路や強い向かい風の場合は威力を発揮してくれて、単調になりがちなフラットバーハンドルのマイナス面をしっかり補(おぎな)ってくれてる、
筆者のアルミモデルでも1万円という高値!
価格:23491円 |
バーエンドバーも付けてるんすか、
これもフラットバーハンドルのポジション不足を補ってくれるんで、
マウンテンバイクの油圧ディスクブレーキからシクロクロスのVブレーキに変わった印象はどうすか、
油圧ディスクブレーキ特有の心地よさは確かに素晴らしいけど、雨降りやレース以外で使うならVブレーキでもまったく問題無いことだけは、この場を借りてハッキリさせときたい、
Vブレーキなら六角レンチ1本で取り付けから調整までやれて、オマケにより安価で軽量なのに、なんでディスクブレーキが流行(はや)りだすと、市場はディスクばっかりになってしまうのか・・・ちなみに取り付けて間もないブルックスの革サドルについてはどうすか、
シングルスピード化したアラヤMFD(マディー・フォックス・ダート)のオリジナルサドル(セラロイヤル製)が尻パッド無しでも乗れるほど快適なんで、それに比べたらそうとう硬いし、すこし座面が広過ぎてペダリングで太ももが当たって気になる場面もあったり、
たしかに、いちばん売れ筋のスタンダートモデルは普通のスポーツサドルよりかなり横幅がありますね、
もっと細身のモデルもあるんやけど、とにかく高価な革サドルなんで、売れ筋のいちばん安いモデルを買ったのがマズかったかも・・・まあ、レースに出るわけで無し、これもこれでカラダのほうがだんだん慣れて来るはず、
しかし見た目の高級感は素晴らしいすね、革製品なんで年を追うごとに風合いも深まるし、カラダにもフィットして来るし、
こうなると同じブルックスの革製バーテープでハンドル回りもそろえたくなる、
マウンテンバイクのフロントサスペンションが、シクロクロスのカーボンフォークに変わった印象はどうすか、
サスペンションにくわえてタイヤも低圧のファット(太い)タイヤのマウンテンバイクなんで、これから乗り換えると、どの自転車も乗り味硬く感じるのは仕方ないとこやなあ・・・ただ、これも時間の問題で、すぐに突き上げや振動を器用にいなし(コントロールし)ながら乗れるようになると思う、
つまり、ほんのわずかにハンドルやサドルから手や腰を浮かしたり、前輪をわずかに浮かしたりしながら、カラダにダメージが来ないよう器用な乗り方ができるようになると、
路面からの突き上げを器用にいなす作業も、人車一体感を味わいながら走る楽しみのひとつなわけで、
ちなみに、マウンテンバイクの27.5インチフレームについてはどうすか、
前後の長さもかなりあるし、停車して足をつくとサスペンションフォークが伸びてさらにデカく感じるし、身長180pでもちょっと持て余すような印象はあい変わらずやな、
やはりその点は26インチが良いと、
まあ27.5のほうが、視界も巡航性能も悪路走破性も高いけど、総合力で見たら、圧倒的に26インチやな・・・そもそも身長180センチの自分がちょっと持て余すほどデカく感じるわけで、小柄な日本人や女性をガン無視したフレームサイズということだけはハッキリしてるやろ、
まったく問題無いVブレーキをあえてディスクブレーキに変えてしまったりと、そういう強引な手法ともちょっと似てますね、
手を変え品(しな)を変え、企業が売り上げを伸ばそうとするのは分からんでもないけど、新しいモノほどええわけでもなく、昔の規格がむしろ優れてる場合もたくさんあるんで、周囲のトレンドに流されんと、自分の感じ方をいちばん大事にしながら自転車パーツ選びをしていきたいもんやなあ、
2024年01月26日
冬場に感じる PENTAX APS-C 光学一眼レフの比類なき総合力
なんで冬場に感じるんすか、
リコーペンタックスさんでまず思い浮かぶのは、売れ筋ナンバーワンのGRシリーズやけど、冬場に厚手のグローブで自転車に乗りながら写真を撮る身にしてみると、GR最大の利点であるはずのコンパクトさが、むしろ最大のマイナス面になるわけで、
と言いますと、
すべてが小さめに作られてるから、厚手のグローブではボタン類がとにかく操作しづらいし、それに加えて撮影前後に必ずレンズを出し入れする動作も加わるから、この待ち時間も地味なストレスになってくるし、寒さのせいで充電池の持ちも悪いし、GR以外でズーム機能もあるコンデジになると、電動ズームのまったりした動きもあるから、さらに待たされるし、
コンパクトさを追求すればするほど、そのマイナス面もよりハッキリすると・・・ちなみにミラーレス一眼レフよりもペンタックスだけとなった光学一眼レフがとりわけ冬場に優れてる点といえば、やはり充電池の持ちですか、
ファインダーをのぞく場合も電力も食うミラーレス一眼レフよりも光学式一眼レフのほうが圧倒的に省エネなのは言うまでもないことで、
あと、ペンタックスの美点というか、モノ作り哲学というか、入門機にも手を抜かない姿勢については、
安価な入門機にも防塵防滴性能を持たそうとするメーカーは、ペンタックス以外に無いし、最上位モデルと入門機の格差をできるだけ無くそうという姿勢も高く評価すべきで・・・しかし、こうした美点がまったく知られてないんで、この場を借りてしっかりとアピールしておきたい、
過酷な気象条件下でなくただ普通に使ってるだけでも、カメラはつねにチリや湿気と地味に戦うわけで、たとえ入門機であっても防塵防滴によって様々な故障からガードされてる安心感は高いすね、
事実、中古で購入した1600万画素のK-5Us(ケイファイブ・ツーエス)が、まったくの故障知らずで何年も動き続けてるもんで、あこがれの光学ファインダーをそなえる K-3V(ケイスリー・マークスリー)の購入になかなか踏み切れないでいるという、
故障知らずといえば、ペンタックスのAPS-C光学一眼レフのフラッグシップ(最上位モデル)が、便利な可動式液晶をあえて使わないのも、耐久性重視の観点からなんすね、
最後に、これも指摘する人がいないので、ここで強調しておきたいペンタックス光学一眼レフの美点があって、
と言いますと、
高価格でより重くよりデカいフルサイズ機を買わそうと誘導してくる大手メーカーに比べて、ペンタックスはあくまでもAPS-C機に主力を注いでる点、
ペンタックスにも魅力的なフルサイズ機はありますが、商品展開から見ると、たしかにAPS-C機が中心になってますね、
APS-C機の小型軽量で安価なボディや交換レンズ群が、どれほど日々の携帯に便利であるか、どれほど年間維持費の軽減につながるか、
じっさい1600万画素ですら、これをタテヨコともに等倍でモニターに写し出そうとしたら、メチャデカいディスプレイが必要になりますし、パソコンで楽しむだけなら、まず欲しいのはフルサイズ機よりもそっちのほうすね、
くわえて、消費者の多くはペンタックスのAPS-C機からフラフラッとフルサイズ機へ浮気するもんで、ボディもレンズも質の良い中古モデルが大量に出回るわけで、
K-3の初代や2代目なら、程度の良い中古が5万円以内で買えたりしますし、
さらに、前世紀から一貫して同じレンズマウントなんで、フィルム時代の中古レンズも格安で購入できるし、これがまた素晴らしい写りで、マニュアルフォーカスやから充電池の持ちもさらにようなって、ああやっぱり使えば使うほどペンタックスやなあと、
RICHO GR もメチャええカメラですけど、冬場はやっぱりPENTAX光学一眼レフに限りますね、
PENTAX K-5 II s PENTAX-M 135mm f.3.5(1970年代製) モノクロ赤外線調
ペンタックスのモノクロには赤外線写真風な絵作りができるモードがあってこれがメチャ楽しい!コントラストなど細かい設定も自分の好み通りに設定できるのも老舗(しにせ)メーカーならではの細やかさ!ちなみにカラー撮影時は色調が崩れる恐れがあるため、オートホワイトバランスでオールドレンズを使う場合は注意が必要です!
2024年01月23日
マウンテンバイクから変速機を外すと山歩きが楽しくなる!
細いタイヤが主流のシングルスピード(=ピストバイク)にも、マウンテンバイクみたいなオフロードモデルが加わるとさらに楽しくなるという、
細くて硬いタイヤのキビキビした加速感も素晴らしいけど、悪路の走破性に優れたソフトで太いタイヤにもシングルスピードならではの楽しさがあるので、せっかくピストにハマるなら2種類は必ず用意しておきたい、
山野(さんや)に限らず、街中にもそうとう荒れたアスファルトもけっこうありますし、
じっさい、土よりもアスファルトのほうが硬いから、荒れたアスファルトのほうがむしろ突き上げがきつかったりするもんな、
ちなみに田舎のほうは秋も深まると、なめらかな路面上にも木の実や枯葉(かれは)が落ち始めて、細くて硬いタイヤは弾(はじ)かれたり滑ったりとかなり危険だったりしますが、ソフトで太いタイヤならまったく問題ありませんし・・・ちなみに、太いタイヤのシングルスピードってあまり見かけませんが、
シングルスピードや太いタイヤが得意なサーリーならまったく問題ないけど、けっこう高価やし、ロゴマークも好きになれないんで、けっきょく10万円以内で購入したアラヤさんの街乗りマウンテンバイクの傑作『マディーフォックスダート』からスプロケと変速機を取りはずし、代わりにシングルギアとチェーンテンショナーを取り付けてみた、
これだと固定ギアの面白さは味わえませんが、手持ちのマウンテンバイクも無駄になりませんし、けっこうええかもしれませんね、
ちなみに変速付きマウンテンバイクのころは、登れない坂だけしぶしぶMTBから降りて押し歩いたり担(かつ)ぎ上げたりしたもんやけど、変速を取り外(はず)したマウンテンバイクにしてからは、歩くこと自体が楽しくなってきて、予想以上に遊びの幅が広がった、
なにごとも試しにやってみることすね、
今にして思うと、変速機付きマウンテンバイクに乗ってたころは、自転車から降りて登り坂を歩くなんて、自分が他人より劣っている姿を見せつけるようで、とても恥ずかしい行為やったけど、いちど変速機を外してしまえば、ちょっとの坂でもたちまち登れなくなるんで、自然と歩く時間も多くなり、自転車から降りて歩いても恥ずかしくなくなり、その結果、歩く楽しさに目覚めたりして、
「自転車乗りは、ちょっとやそっとで自転車から降りたりしないで、常にペダルを回し続けなければならない」というこだわりから完全に解放されたと、
そうなってくると、今度は平地でもただ歩きたいから歩くような場面も増えてきて、
美しい草花や、素晴らしい景色に出会ったら、誰だってちょっと立ち止まったり、ゆっくり眺めながら歩いてみたり、むしろそのほうが自然ですし、
とくに自然豊かな山の中は、上下左右が発見の宝庫なんで、自転車に乗ったまま通りすぎるには余(あま)りにもったいない、ということもようやく分かってきて、
そういう意味でも山野に入っていけるピストバイク(=シングルスピード)として、変速無しマウンテンバイクが適役であると、
グラベルロードでも行けんことは無いけど、前世紀からの長い歴史で熟成されたマウンテンバイクのほうが、より安価で高性能やし、各種パーツの選択肢も多いし、ハードな乗り方じゃないから安価な街乗りマウンテンでもじゅうぶんやし、坂を下るにはバーハンドルのほうがブレーキもガッツリかけられて姿勢も安定するし、
しかし、歩きとセットで自転車を考えると、小径車(しょうけいしゃ=ミニベロ)の利点も見えてくるのでは、
たしかに車体が小さいぶん、押し歩きには向いてるのかもなあ、
ミニベロもさらに小さく折りたためて車輪だけ回るようなタイプもあって、そうなるともはや手荷物感覚ですし、
ここまで来ると、自転車よりも歩きのほうがメインになってくるなあ、
あるいはミニベロでかつオフロードも行けるアラヤさんのこのモデルなんかは、他に代役がいない優(すぐ)れモノのように思うんですが、
山歩きとセットでこのモデルをとらえると確かに魅力的やな・・・これでシングルスピードならもっと軽量かつ安価になるし、変速機をはずす手間も省けて言うことないんやけどなあ、
ジオスさんとか、変速付きミニベロをベースにピストモデルも出してるんで、いずれアラヤさんからも同様な事例が生まれることを期待したいすね、
そうなったら即買いかもしれんな、
2024年01月19日
DMM TVにこれほどすごいオリジナル作品が登場していたんや!『水曜日のダウンタウン』を手がける藤井健太郎氏に閉じ込められたお笑い芸人達が、自由を求めて全身全霊で難問にぶち当たる『大脱出』全6話!
これだけ長いタイトルにすると、内容はほぼ分かってしまって、あとはもう読まんでもええような、
じっさい、こんなやり取りどうでもええし、すぐに本編のほうを観てもらった方がええくらい、ここ10年以上これほどワクワクドキドキしたお笑いバラエティドキュメント番組は無かった、
めずらしく興奮状態ですが、
放送が始まってから録画してでも観たいテレビ番組ダントツ1位を走り続ける『水曜日のダウンタウン』やけど、このところ1本分だけでは物足りなくなって、できれば2本分3本分一気に観たいなあと感じていた矢先、たまたま見つけたのが DMM TV のオリジナル作品『大脱出』というとてつもない名作だったわけで、
全6話ともCM無しで30分から40分のボリュームなんで、全部合わせると3時間超えの超大作(たいさく)ですね、
第1話を何気なく見始めたら、あまりの面白さにその場で月々550円のプレミアム会員に登録して、最終話までイッキ観(み)してもうた、
ちなみに DMM TV って会員になった最初の月額は無料になるとのことですが、
ずいぶん前に1度プレミアム会員になったけど、あまりにつまらなく即退会、それから何もチェックしないまま数年がたち、
じゃあこの DMM TVオリジナル作品『大脱出』を観るためだけに再度入会したと、
『水曜日のダウンタウン』のいちばん魅力的な部分だけをさらにギュッと濃縮したような全6話なんで、こんなにワクワクドキドキさせられたビデオ配信作品は、生まれて初めてかも、
今回の全6話がシーズン1ってことすか、
まだ何も公開されてないけど、すでにシーズン2の項目もあるんで、いずれまた違った設定で藤井健太郎ワールドが思い切り楽しめるようにしてほしい、
『大脱出』のタイトル写真にもあるように、今回のメインキャラクターは、『水曜日のダウンタウン』で一躍有名になった安田大サーカスのクロちゃんなんすか、
クロちゃん以外は2人ずつ3組に分かれて別々の部屋に監禁されてて、野外に生き埋めというのはクロちゃんだけなんで、やはり大脱出の顔というべき存在、
しかし、地面からスキンヘッドの首だけが生(は)えてるクロちゃんの生き埋めシーンって、なんかお笑い芸人としての貫禄(かんろく)とか風格すら感じられるのは何でなんすか、
たぶん仕掛け人の藤井健太郎氏が『水曜日のダウンタウン』でクロちゃんを何度何度も拉致・監禁・盗撮(らち・かんきん・とうさつ)して、そのたびに画期的な笑いを勝ち取ってきた、そのせいなんちゃうかなあ、
倫理面については、たしかにどう批判されても弁明の余地はないですけど、それをすべて真正面から受け止めて、逆に自分が成り上がっていったクロちゃんも凄(すご)いすね、
クロちゃんもスゴいし、お笑い芸人達をそこまで追い詰めていく藤井氏もスゴいし、
『水曜日のダウンタウン』でも良く感じることですけど、飾らない人間のナマの姿を見せようという姿勢が徹底してますよね、
そういう真剣さがあるから、倫理的にかなりきわどいシーンがあっても嫌味(いやみ)が無いし、見終わったあとは心底笑えるし感動するし、
ネタバレになるから詳(くわ)しくは言いませんけど、最終第6話のエンディングの凄(すご)さも無いすね、
ホンマ爽快(そうかい)な気分になるもんな・・・人間って追い詰められたらここまで思い切れるんか、というような、
週末なんで、ためしに無料の第1話を観てみて、ピンと来たら一気見を強力にオススメしたいっすね、
このオリジナル配信ビデオ、だいぶ気づくのが遅れたけど、ほんま気づけて良かった、
https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=ti4wgq2vqcuv5kt0222wmcyzw
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めずらしく興奮状態ですが、
放送が始まってから録画してでも観たいテレビ番組ダントツ1位を走り続ける『水曜日のダウンタウン』やけど、このところ1本分だけでは物足りなくなって、できれば2本分3本分一気に観たいなあと感じていた矢先、たまたま見つけたのが DMM TV のオリジナル作品『大脱出』というとてつもない名作だったわけで、
全6話ともCM無しで30分から40分のボリュームなんで、全部合わせると3時間超えの超大作(たいさく)ですね、
第1話を何気なく見始めたら、あまりの面白さにその場で月々550円のプレミアム会員に登録して、最終話までイッキ観(み)してもうた、
ちなみに DMM TV って会員になった最初の月額は無料になるとのことですが、
ずいぶん前に1度プレミアム会員になったけど、あまりにつまらなく即退会、それから何もチェックしないまま数年がたち、
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今回の全6話がシーズン1ってことすか、
まだ何も公開されてないけど、すでにシーズン2の項目もあるんで、いずれまた違った設定で藤井健太郎ワールドが思い切り楽しめるようにしてほしい、
『大脱出』のタイトル写真にもあるように、今回のメインキャラクターは、『水曜日のダウンタウン』で一躍有名になった安田大サーカスのクロちゃんなんすか、
クロちゃん以外は2人ずつ3組に分かれて別々の部屋に監禁されてて、野外に生き埋めというのはクロちゃんだけなんで、やはり大脱出の顔というべき存在、
しかし、地面からスキンヘッドの首だけが生(は)えてるクロちゃんの生き埋めシーンって、なんかお笑い芸人としての貫禄(かんろく)とか風格すら感じられるのは何でなんすか、
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2024年01月15日
京都からの輪行で何かと多用したJR野洲駅とダイハツで揺れる滋賀県竜王町をむすぶ希望ヶ丘文化公園や鈴鹿山脈・近江鉄道などの思い出
「野洲」と書いて「やす」と読むんすか、
ヘトヘトになるまで自転車こいで、京都帰りの輪行も満員なら地獄やけど、始発列車がメチャ多いJR野洲駅なら100パー(%)座れるんで、ここから帰る回数もしぜんと増えてきて、
しかしダイハツの企業城下町、滋賀県竜王町まではけっこうな距離ありますけど、
たしかに竜王町からJR野洲駅までは相当あるんやけど、広大な山林を東西に切り開いた希望ヶ丘文化公園の中央を走る広いアスファルトはクルマの通行が禁止されてるし、野洲駅方面に向かって心地よい下り坂が延々と続くんで、じっさいの距離よりもずいぶん手早く駅に向かえるんや、
でも、ずっと下りという事は、希望ヶ丘文化公園まではけっこう登りとか、
よう気ぃついたな、問題はそこや・・・公園の東ゲートから西ゲートまでは、ペダルもこがんと気持ち良い下り坂がずっと続くけど、東ゲートまでの直線の上りがなあ、
公園に入れば、あとは下るいっぽうなんで、そこまではなんとか頑張(がんば)ろうやってことすか、
この上り坂さえなんとかクリアしたら、あとは野洲駅まで楽勝なんで、
ちなみに、どういう時に利用してたんすか、
京都からの輪行も回を重ねて、びわ湖沿岸もなじみになってくると、こんどは山に向かって自然と足が向くようになり、ダイハツ城下町の竜王町を抜けて鈴鹿山脈へ行き来する機会が増えて来て、
しかし、ダイハツの工場自体は、
かなり奥まった所にあるし、一般人は立ち入り禁止やから、大きな看板とかでその存在を知るくらいやけど、地図で改めて見てみると、試作車とか走らすために広大なオーバル(楕円の)コースがあったりして、
そんな竜王町なんで、町の公用車もすべてダイハツ車で、若い夫婦には数年間無償でダイハツ車が供与されたりと、至れり尽くせりなんすね、
それだけに今回のダイハツショックは町の根幹を揺さぶるほどの深刻な事態で、
じゃあ、気楽に自転車で散歩してる場合じゃないと、
いや、むしろこんな時やからこそ、エンジンが付いてない自転車という乗り物で、人力(じんりき)の素晴らしさを再確認して欲しいというか、
クルマとはケタ違いな価格も魅力的ですしね・・・ちなみに1台購入するとしたら、
超優等生のジャイアント「エスケープ」シリーズじゃベタ過ぎるし、このさい思い切って小鳥のロゴが愛らしく2024年モデルはとりわけ色使いもクールな日本メーカー『ターン』からデザイン優先で選ぶとか、
ちなみにダイハツショックで揺れる竜王町からいちばんよく使ったルートは、
鈴鹿山脈のなかでもその優美な姿で有名な、標高1110mの綿向山(わたむきやま)の山すそへじわじわ登り、日野町へとU(ゆう)ターンする通称「わたむきグリーンロード」、このコースはメチャ好きやったなあ、
どんな魅力があるんすか、
前半の田舎道はなめらかで広いしクルマは少ないし、登った先には雰囲気の良いお寺もあるし、
西明寺(さいみょうじ?・さいめいじ?)のことすか、
付近にはひなびた山村もあり、道ばたには水量豊富な湧き水が勝手に吹き出したり、遠くまで見晴らせたり、見上げれば姿の美しい綿向山だったり、だんだんココロまできれいになってくような、
じゃあどっち向きで走っても、このお寺まで登れば、あとは下り坂であると、
だいたいそんな感じ、
ちなみに、竜王町からのルートはのどかな田舎道で、西明寺からの下りルートはどんな感じなんすか、
わりと早めに日野町の歴史的町並みに入って行くんで、久しぶりに大勢が暮らす町中に入ったような安堵感が印象的で、
ダムもありますよね、小さいものですけど、
日野川ダム・・・威圧感がまるでないこぢんまりした手作り風なため池みたいなダムで、ここまで来ると民家も多くすっかり山から戻って来た安心感もあって落ち着くなあ、
おなじく威圧感とはまるで無縁な、ほのぼの近江(おうみ)鉄道も、
町のはずれに日野駅があって、JR草津線の貴生川(きぶかわ)駅までいちど乗ったことがあったなあ、
JR貴生川駅といえば、わざわざ日野駅から乗り継ぎせんでも、自転車でじゅうぶん自走可能な距離ですが、
過ごしやすい秋の日だったせいか、日野町あたりですっかり暗くなってきて、ライトも無いし日野駅から近江鉄道で輪行することにしたんや・・・JR貴生川駅のホームまで乗り入れてる便利さもあって、
JRのICOCA(イコカ)は使えないんすか、
というか、21世紀の時代にまさかの硬券切符(こうけんきっぷ)で驚いた、
硬券切符って専用のハサミでパッチンと切れ目を入れる厚紙(あつがみ)の、
オレら子供の時代に見たきりなんでメチャ驚いたし、なんか得(とく)したような気分にもなって、この時点で魔法にかかったような気分で、
ちなみに乗客は、
自分以外は、聞きなれない外国語を話す子供づれの若い夫婦だけで、駅のホームも暗く、走り出すと周囲はもっと暗く、停車駅もすべて無人で、なんか宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の実写版みたくなってきて、あれほど幻想的な乗車体験も無かったなあ、
ちなみにそんな近江鉄道が乗り入れてるJR草津線ですが、
正直おそいしメチャ混んだりもするし、輪行にはまったくオススメできない乗りづらさ、
とはいえ、他に選択肢も無いんでけっこう利用してたような、
やっぱり使いやすさで言うと、びわ湖の南東エリアをカバーする東海道本線、通称「びわ湖線」が独走状態で・・・とくに京都駅からガラ空きになって確実に座れるびわ湖行きの各駅停車は何回利用したことか、
ちなみに、京都駅よりも、1つか2つ手前の駅から輪行するほうが、
絶対そのほうがええな・・・京都駅北口は自転車乗ってるだけで、降りるように注意されるし、自転車を袋詰めしてからも延々歩かされるし・・・いちばん好きやったんは、行きも帰りも桂川駅で、広々した駅前広場にくわえて、エレベーター前で自転車をバラしたり組んだりすれば最短距離で改札を出入りできるし、
そこなら、当時住んでた嵐山までクルマとかぶらずに走れますしね、
とちゅうから桂川ぞいのサイクリングロードも使えて、大好きな駅やったなあ、
ヘトヘトになるまで自転車こいで、京都帰りの輪行も満員なら地獄やけど、始発列車がメチャ多いJR野洲駅なら100パー(%)座れるんで、ここから帰る回数もしぜんと増えてきて、
しかしダイハツの企業城下町、滋賀県竜王町まではけっこうな距離ありますけど、
たしかに竜王町からJR野洲駅までは相当あるんやけど、広大な山林を東西に切り開いた希望ヶ丘文化公園の中央を走る広いアスファルトはクルマの通行が禁止されてるし、野洲駅方面に向かって心地よい下り坂が延々と続くんで、じっさいの距離よりもずいぶん手早く駅に向かえるんや、
でも、ずっと下りという事は、希望ヶ丘文化公園まではけっこう登りとか、
よう気ぃついたな、問題はそこや・・・公園の東ゲートから西ゲートまでは、ペダルもこがんと気持ち良い下り坂がずっと続くけど、東ゲートまでの直線の上りがなあ、
公園に入れば、あとは下るいっぽうなんで、そこまではなんとか頑張(がんば)ろうやってことすか、
この上り坂さえなんとかクリアしたら、あとは野洲駅まで楽勝なんで、
ちなみに、どういう時に利用してたんすか、
京都からの輪行も回を重ねて、びわ湖沿岸もなじみになってくると、こんどは山に向かって自然と足が向くようになり、ダイハツ城下町の竜王町を抜けて鈴鹿山脈へ行き来する機会が増えて来て、
しかし、ダイハツの工場自体は、
かなり奥まった所にあるし、一般人は立ち入り禁止やから、大きな看板とかでその存在を知るくらいやけど、地図で改めて見てみると、試作車とか走らすために広大なオーバル(楕円の)コースがあったりして、
そんな竜王町なんで、町の公用車もすべてダイハツ車で、若い夫婦には数年間無償でダイハツ車が供与されたりと、至れり尽くせりなんすね、
それだけに今回のダイハツショックは町の根幹を揺さぶるほどの深刻な事態で、
じゃあ、気楽に自転車で散歩してる場合じゃないと、
いや、むしろこんな時やからこそ、エンジンが付いてない自転車という乗り物で、人力(じんりき)の素晴らしさを再確認して欲しいというか、
クルマとはケタ違いな価格も魅力的ですしね・・・ちなみに1台購入するとしたら、
超優等生のジャイアント「エスケープ」シリーズじゃベタ過ぎるし、このさい思い切って小鳥のロゴが愛らしく2024年モデルはとりわけ色使いもクールな日本メーカー『ターン』からデザイン優先で選ぶとか、
ちなみにダイハツショックで揺れる竜王町からいちばんよく使ったルートは、
鈴鹿山脈のなかでもその優美な姿で有名な、標高1110mの綿向山(わたむきやま)の山すそへじわじわ登り、日野町へとU(ゆう)ターンする通称「わたむきグリーンロード」、このコースはメチャ好きやったなあ、
どんな魅力があるんすか、
前半の田舎道はなめらかで広いしクルマは少ないし、登った先には雰囲気の良いお寺もあるし、
西明寺(さいみょうじ?・さいめいじ?)のことすか、
付近にはひなびた山村もあり、道ばたには水量豊富な湧き水が勝手に吹き出したり、遠くまで見晴らせたり、見上げれば姿の美しい綿向山だったり、だんだんココロまできれいになってくような、
じゃあどっち向きで走っても、このお寺まで登れば、あとは下り坂であると、
だいたいそんな感じ、
ちなみに、竜王町からのルートはのどかな田舎道で、西明寺からの下りルートはどんな感じなんすか、
わりと早めに日野町の歴史的町並みに入って行くんで、久しぶりに大勢が暮らす町中に入ったような安堵感が印象的で、
ダムもありますよね、小さいものですけど、
日野川ダム・・・威圧感がまるでないこぢんまりした手作り風なため池みたいなダムで、ここまで来ると民家も多くすっかり山から戻って来た安心感もあって落ち着くなあ、
おなじく威圧感とはまるで無縁な、ほのぼの近江(おうみ)鉄道も、
町のはずれに日野駅があって、JR草津線の貴生川(きぶかわ)駅までいちど乗ったことがあったなあ、
JR貴生川駅といえば、わざわざ日野駅から乗り継ぎせんでも、自転車でじゅうぶん自走可能な距離ですが、
過ごしやすい秋の日だったせいか、日野町あたりですっかり暗くなってきて、ライトも無いし日野駅から近江鉄道で輪行することにしたんや・・・JR貴生川駅のホームまで乗り入れてる便利さもあって、
JRのICOCA(イコカ)は使えないんすか、
というか、21世紀の時代にまさかの硬券切符(こうけんきっぷ)で驚いた、
硬券切符って専用のハサミでパッチンと切れ目を入れる厚紙(あつがみ)の、
オレら子供の時代に見たきりなんでメチャ驚いたし、なんか得(とく)したような気分にもなって、この時点で魔法にかかったような気分で、
ちなみに乗客は、
自分以外は、聞きなれない外国語を話す子供づれの若い夫婦だけで、駅のホームも暗く、走り出すと周囲はもっと暗く、停車駅もすべて無人で、なんか宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の実写版みたくなってきて、あれほど幻想的な乗車体験も無かったなあ、
ちなみにそんな近江鉄道が乗り入れてるJR草津線ですが、
正直おそいしメチャ混んだりもするし、輪行にはまったくオススメできない乗りづらさ、
とはいえ、他に選択肢も無いんでけっこう利用してたような、
やっぱり使いやすさで言うと、びわ湖の南東エリアをカバーする東海道本線、通称「びわ湖線」が独走状態で・・・とくに京都駅からガラ空きになって確実に座れるびわ湖行きの各駅停車は何回利用したことか、
ちなみに、京都駅よりも、1つか2つ手前の駅から輪行するほうが、
絶対そのほうがええな・・・京都駅北口は自転車乗ってるだけで、降りるように注意されるし、自転車を袋詰めしてからも延々歩かされるし・・・いちばん好きやったんは、行きも帰りも桂川駅で、広々した駅前広場にくわえて、エレベーター前で自転車をバラしたり組んだりすれば最短距離で改札を出入りできるし、
そこなら、当時住んでた嵐山までクルマとかぶらずに走れますしね、
とちゅうから桂川ぞいのサイクリングロードも使えて、大好きな駅やったなあ、
2024年01月09日
その後のピストウォーク『27.5インチMTB編』
あれだけ違和感バリバリだった27.5インチMTB(マウンテンバイク)ですけど、変速機を取り外してシングルスピード(=ピスト)にして、さらにはフロントサスペンションのリモートロックレバーまではずして、レバーはブレーキだけというシンプルさ、
ここまでシンプルにしてしまうと、まったく別の乗り物みたいな印象で、これに歩きを加えることでますますしっくり感が増してきて、最近はこればっかり、
魅力はどのあたりに、
悪路走破性かなあ、街乗りメインとはいえ、けっこう荒れた路面も多いし、ふと気が向いたら河川敷のダートにも気楽に入っていけるし、
じゃあ、当初27.5インチMTBに感じてたボートに乗せてもらってるようなマイナスイメージは無くなったと、
マイナスがそのまんまプラスに変わったような、不思議な話やけど、
でもイマイチな点もまだあるのでは、
その重さかなあ、付属品を含めたら15s超えるし・・・平坦(へいたん)なコースではまったく問題無く巡航(=定速走行)できるけど、登り坂や向かい風やかつぐ場面ではなあ・・・最もプラス面がほとんどで乗りたくなくなるような重さじゃないけど、しいて言えば、
大きさについてはどうすか、
26インチマウンテンバイクの取り回しにはとてもかなわんけど、それなりに慣れてきた、
フロントサスペンションを、より軽量なカーボンフォークにするとか、そういう考えは無いんすか、
今付いてるのは質素なスプリング式のフロントサンスペンションやけど、軽くキビキビさせるよりも、このフワフワ感をしばらく楽しんでいたいような、
軽量なエアサスモデルもありますけど、
高価やし、テクニックを駆使して走るわけで無し、オイチャンは頑丈なスプリング式があればじゅうぶんや、
で、行き慣れた近所の山へ歩いて登ったんすか、この重たいマウンテンバイクを押しながら、
楽しかった・・・何でもっと早く、この楽しさに気づかんかったんやろ、
どういう楽しさなんすか、
まず息が切れしないからカラダじたいラクやし、自転車から降りて歩くから周囲の景色を落ち着いて見渡せるし、山の充実した静けさも感じ取れるし、
充実した山の静けさってなんすか、
何も無い空虚な静けさと違って、内部にチカラが漲(みなぎ)っているような、パワーがもらえる頼もしい静けさというか、
これだけ余裕が出来ると、カメラにも有利に働きますよね、
息切れしないし、気楽に停止できるから、比べものにならないほど静かな気持ちで撮影に集中できる、
自転車から降りて坂道をただ歩いて登るだけで、結果これだけのメリットがあると、
あと、じっさいにやってみてから分かった事やけど、自分のカラダが歩くことをこれほど欲していたのかという驚き、
自転車とセットになってるんで、なおさら歩きの良さが純粋に感じ取れるんちゃいます、
そうやと思う、歩きと自転車が互いを引き立て合う関係になってて、
走りじゃなくあくまで歩きであると、
走りやったら自転車が邪魔になるし、よりトライアスロン的な世界に行くんちゃうかなあ、
よくオバチャンとか、細い道ですれ違うとき自転車からすぐ降りてしまう、あれとは関係無いんすか、
取りあえず今のところは、関係無いような気がしてる、
しかし、歩きと自転車の組み合わせって、今まで有りそうで無かったような、
自転車に目覚めてまだ数年たった40代初めのころか、サクラが満開の静かな道があって、思わず自転車から降りてゆっくり歩き始めたんやけど、
景色が良いと、自転車でゆっくり走るのすら速く感じて、しまいには歩くことすら止(や)めて、完全に立ち止まったり、
自転車の良さは、一般車両よりもゆっくり走ることやけど、これに歩きも組み合わせてやることで、さらにスローであることの良さを深く味わうことができるように、
ポイントは、歩きだけでもなく自転車だけでもなく、
両者をブレンドすることにあると、
そう、両方組み合わすことで、初めて体感できる素晴らしさというか、自転車版スローフードというか、
その魅力を教えてくれるきっかけが、カメラとシングルスピードであったと、
とくに還暦(かんれき=60才)過ぎてから、ふと乗り始めたピストバイク(=シングルスピード・無変速自転車)については、時間がたつにつれ、その魅力が加速度的に急上昇して、結果これまでの自転車生活全体をひっくり返すほどに、
それで、『ピストウォーク』という用語まで勝手に作ってしまったと、
正確には『カメラピストウォーク』やけど、ちょっと長過ぎるし、
というわけで、きょうも歩くシーンも組みこんだピストウォーク数時間・・・自転車では使わない筋肉たちが痛(いた)気持ち良く痙(つ)りはじめたあたりで、今回のやり取りもお後(あと)がよろしいようで、
2024年01月07日
鬼越トマホークのYouTubeチャンネルで初めて分かったお笑い芸人永野さんの実力!
テレビじゃとても放映できないような非常に深くて過激な内容で、時間的にも相当なボリュームですが、
永野さんと同じ芸能事務所グレープカンパニーのトップに君臨するサンドウィッチマンを救いたいという内容がメインなんやけど、ここまで深い話を聴くことができるとは思ってもみなくて、
もう3回くらい聴き返したんじゃないすか、
口がとても悪いからイヤな気分になるかと思えば、まったくその逆で、サンドさんや事務所への愛がベースにあるんで、すべてがプラスに作用して、
テレビに出演されてる最近のサンドさんに対する「これじゃないだろう」感がハッキリ言語化されて、めちゃスッキリしました、
自転車の免許しか持ってない自分が、YSP横浜戸塚の島田さんのバイクの話を好んで聴くのは、バイクに対する深い愛情と知識が一体化して、手に取るように分かりやすい独創的な言い回しがバンバン飛び出してくるからやけど、今回の永野さんのしゃべくりもまさにこれと同じで、
ずっと長いこと一緒の事務所のツートップとして活躍して来たからこそ正確に言い表せる、サンドさんの名声地獄というか、
『水曜どうでしょう』で大ブレイクした大泉さんが、芸能界の頂点を極めるにつれて面白くも何ともなくなっていった、あの地獄ですか、
大泉さんのふわふわっとした受け身的性格に加えて、周囲の状況を瞬時につかむ器用さも手伝って、大手テレビ業界の望むとおりにふるまってしまった結果、百点満点の芸能マネキン人形に姿を変えられてしまったような・・・オレら子供のころ、小学館から「小学1年生」とかいう雑誌が出ていて、せこい付録が楽しみやったけど、その表紙を飾る「よい子の小学生」を見てるような、
『水曜どうでしょう』当時の大泉さんといえば、むしろその真逆ですよね・・・劣等生でだらしなくて愚痴ばっかりで食い意地が張って、
『水曜どうでしょう』の四国八十八カ所三部作を観るたびに、いつもパンクバンドを連想するんやけど、ディレクターとカメラマンと大泉さんの3人がクルマに閉じ込められて、観光名所を回るでも無し、愚痴とケンカとお笑いとインチキと心霊を混ぜこじゃにしながら、ストレスまみれでひと寺ずつ回っていくという、あの荒削(あらけず)りでカオスな(作りものじゃない)生(なま)の人間を観てるようなわくわく感、あれこそがオレらの大泉さんなわけで、
サンドさんの名声が上がれば上がるほど、逆にお笑いのネタはどんどん型にはまって退屈になるのと似てますね、
敬愛する指揮者オットー・クレンペラーは、ニューフィルハーモニー管弦楽団の後継者として、ピエール・ブーレーズを高く評価していたけど、結局ひとつのオーケストラを地道に育てるよりも、世界中の有名オーケストラを渡り歩いて拍手喝采を浴びる快感に負けてしまい、
現代作曲家のブーレーズが、指揮者としてデビューしたての頃の鬼気迫る演奏、そのワクワクドキドキ感は無かったですね、
当時の日和見的(ひよりみてき)な音楽評論家にメチャ酷評されたベートーヴェンの運命やけど、自分の中ではいまだにトップスリーに入る名演やし、とりわけ第1楽章はこれ以上スゴい演奏は今後あり得ないと思うほど、
あの頃のブーレーズはメチャ怖い顔してましたけど、
世界中の有名オーケストラを気楽に指揮していっぱい拍手される快感に目覚めてからは、ヅラをかぶって聴衆の前で作り笑顔で振る舞うようになり、名声はウナギ登りに上昇するけど、演奏自体は犬も食わんようなありきたりな音に成り下がってしまい、
まさに、面白くも何ともない今のサンドさんや大泉さんじゃないすか、
なもんで、お笑い芸人永野さんがサンドさんについて話してる内容ってそうとう奥の深い話で、芸能人や芸術家が油断するとすぐハマってしまう名声地獄という底なし沼についてじつに分かりやすく解説されてるんや、
しかも、エンタメとしてもじゅうぶん楽しめる内容になってますし、
遅すぎたけど、やっとこさ永野さんの底力(そこぢから)を思い知らされたような、
ラッセンだけで終わらすにはあまりにもったいないすね、
というか、面白くも何ともないラッセンだけで永野さんを使い続け、名声と引き換えに、サンドさんを歩く木偶の坊(でくのぼう=あやつり人形)に変えてしまった大手テレビ局には幻滅(げんめつ=うんざり)しか無いし、
鬼越(おにごえ)さんのYouTubeチャンネルが果たしてる役割の大きさについても、ますます目が離せなくなったような、
必見です
2023年12月31日
PISTWALK(ピストウォーク)とは、ピストで登れん坂を押して歩くこと・・・こんな当たり前なことがこれほど楽しかったとは!(後編)
しかし、ピストやシングルスピードって言いますけど、変速無しってことが肝(きも=最も大切なこと)であるなら、変速の付いてないママチャリもアリなんすか、
ママチャリか・・・たしかに変速無しなら、これもシングルスピードとも呼べなくもないけど・・・ハンドル位置が高過ぎて、立ちこぎがやりにくいしなあ、
立ちこぎがラクラクできる点も重要なんすか、
そりゃそうや、変速が無いぶん自分が踏ん張らなアカンし、そうなったら立ちこぎの機会もメチャ増えるやろ、
でも、ピストウォークなら、立ちこぎせんと歩けばええんとちゃいますの、
それはそうやけど、歩きも立ちこぎもどっちも行けるのがミソ(美味しいとこ)やし、
ちなみに、重さについてはどうすか、
それについては、軽ければ軽いほどええ訳でもなくて、その点は競技用ピストと大きく違う点で、
そういえば、昨年購入したアラヤさんのMFD(マディーフォックスダート)をシングルスピード化したばかりですけど、アレってけっこう重いんじゃないすか、
変速関連の部品をすべて取り外したけど、それでもサドルバッグやツールボトル込(こ)みで15s近くあるしな、
で、乗るほどに違和感が高まってた27.5インチフレームのマウンテンバイクをシングルスピード化してどうすか、
デカ重い27.5インチフレームやけど、これをシングルスピード化するだけで、不思議とマイナス面がすべてプラスに転じたような、
どういうことすか、変速系の部品をはずしたうえに、サスペンションのストロークを手元でロックできるレバーまで取り外して、何が良くなったんすか、
ハンドルまわりがじつにスッキリしたし、そのぶん各種レバー類からも解放されたし、
レバーで残ってるのは前後ブレーキだけすか、
なもんで、繊細かつ強力な油圧ディスクブレーキの魅力だけをシンプルに味わえるし、
フロントサスペンションをロックしないで立ちこぎした印象は、
意外にもパワーをロスしてる感は無くて、じっさい効率悪いはずやけど、ピストウォークはもともと効率とは無縁な世界で成立してるからまったく問題無いし、ロックレバーの操作が無くなった分だけ、よりスッキリと走りだけが楽しめるようになったし、
じゃあ27.5フレーム特有の、船に乗せてもらってるお客さんみたいな受け身的マイナスイメージも無くなったんすか、
変速を取り外した結果、そのマイナスを自分が補(おぎな)って、自発的にペダリングしなければならないんで、大きな船体に守られながら乗せてもらってるという感覚も消えて、ただひたすら乗り心地マイルドやなあ、視点高くて見晴らしええなあという、27.5インチマウンテンバイクの魅力ばかりがきわだつように、
ところで、ピストバイクといえばペダルストラップですが、これについては、
経験者の話によると、ピストを押して歩くばあいは地面にこすれて邪魔になることが多いようで、
やはりシマノさんのSPDシステムが圧倒的に良いと、
クランクブラザーズという小さなメーカーにも、歩行を妨(さまた)げない優れたビンディングペダルがあるけど、メーカー規模からしてコストダウンできないので、資金に余裕のある方はぜひ、お値段高めなクランクブラザーズも応援してあげてほしい、
ちなみに、ロードバイクの定番、SPD-SLペダルについてはどうすか、
クリートがデカくてやたら歩きづらいし、ペダル自体もデカいから、ピストウォークにはまったく不向きや、
ちなみに坂を歩いて登るようになって実際どうすか、
自転車で登るときは、ふだんよりもチカラが入るぶんだけ、周囲の景色も見えづらいけど、自転車から降りて歩くようになると、速度も遅くなってカラダも楽になるんで、周囲をじっくり見渡せて景色の変化にもより鋭く反応できるようになって、結果いい写真が残せるように、
たしかに1mのタテ移動って、1mのヨコ移動とは比べものにならないほど、景色がドラマチックに変わりますしね、
あと、自転車を押して歩くばあい、右利きなら右手で自転車を押すことになるけど、練習をかさねて運動神経の劣る左手でも自転車をスマートに押せるようになると、これが地味に楽しい、
ずいぶん前に自転車から降りる練習もけっこうやってましたが、
右利きなら自転車の左側に降りるのがふつうやけど、これも上記の練習と合わせて、苦手(にがて)な右側にもスムーズに降りられるよう練習すると、その後の歩きにも自然とつながって地味楽しくなる、
最後に、尊敬するユーチューバーであるサイメンTVの飯倉氏がピストをまったく理解できないという点については、
できれば、ピストの魅力について深い話が聞きたかったけど、端(はな=最初)から理解できないようで残念やったな、
ペダリングのダイレクト感みたいなことは分かるけど、それ以上は分からないと、
たぶん若いころ、ロードバイクの選手としてレースにも出場されてるし、きっとその乗りでは見えてこない世界がピストにはあるんちゃうかなあ、
どうやってレースに勝つとか、より効率的な走りとか、より効果的なトレーニングとか、そういう世界にいると気づけない世界ってことすか、
そりゃそうやろ、自転車から降りて、カメラ片手にええ景色見ながらのろのろ坂道のぼって、たまに完全に立ち止まって「このながめ最高やな」ってカメラ取り出して撮影会はじめるわけで、
自転車レースを間近に控えたアスリートがこんなお気楽な自転車乗りを見かけたら、そりゃそうすね、理解不能ですわ、
自転車の選び方も乗り方も、ヒトそれぞれやけど、自分は変速を捨てて歩きと組み合わすことで、信じられないほど世界が広がったんで、いまだかつて無いジャンルやけど、ひとつの提案として、ピストウォークなる世界を強力におすすめしたい、
ママチャリか・・・たしかに変速無しなら、これもシングルスピードとも呼べなくもないけど・・・ハンドル位置が高過ぎて、立ちこぎがやりにくいしなあ、
立ちこぎがラクラクできる点も重要なんすか、
そりゃそうや、変速が無いぶん自分が踏ん張らなアカンし、そうなったら立ちこぎの機会もメチャ増えるやろ、
でも、ピストウォークなら、立ちこぎせんと歩けばええんとちゃいますの、
それはそうやけど、歩きも立ちこぎもどっちも行けるのがミソ(美味しいとこ)やし、
ちなみに、重さについてはどうすか、
それについては、軽ければ軽いほどええ訳でもなくて、その点は競技用ピストと大きく違う点で、
そういえば、昨年購入したアラヤさんのMFD(マディーフォックスダート)をシングルスピード化したばかりですけど、アレってけっこう重いんじゃないすか、
変速関連の部品をすべて取り外したけど、それでもサドルバッグやツールボトル込(こ)みで15s近くあるしな、
で、乗るほどに違和感が高まってた27.5インチフレームのマウンテンバイクをシングルスピード化してどうすか、
デカ重い27.5インチフレームやけど、これをシングルスピード化するだけで、不思議とマイナス面がすべてプラスに転じたような、
どういうことすか、変速系の部品をはずしたうえに、サスペンションのストロークを手元でロックできるレバーまで取り外して、何が良くなったんすか、
ハンドルまわりがじつにスッキリしたし、そのぶん各種レバー類からも解放されたし、
レバーで残ってるのは前後ブレーキだけすか、
なもんで、繊細かつ強力な油圧ディスクブレーキの魅力だけをシンプルに味わえるし、
フロントサスペンションをロックしないで立ちこぎした印象は、
意外にもパワーをロスしてる感は無くて、じっさい効率悪いはずやけど、ピストウォークはもともと効率とは無縁な世界で成立してるからまったく問題無いし、ロックレバーの操作が無くなった分だけ、よりスッキリと走りだけが楽しめるようになったし、
じゃあ27.5フレーム特有の、船に乗せてもらってるお客さんみたいな受け身的マイナスイメージも無くなったんすか、
変速を取り外した結果、そのマイナスを自分が補(おぎな)って、自発的にペダリングしなければならないんで、大きな船体に守られながら乗せてもらってるという感覚も消えて、ただひたすら乗り心地マイルドやなあ、視点高くて見晴らしええなあという、27.5インチマウンテンバイクの魅力ばかりがきわだつように、
ところで、ピストバイクといえばペダルストラップですが、これについては、
経験者の話によると、ピストを押して歩くばあいは地面にこすれて邪魔になることが多いようで、
やはりシマノさんのSPDシステムが圧倒的に良いと、
クランクブラザーズという小さなメーカーにも、歩行を妨(さまた)げない優れたビンディングペダルがあるけど、メーカー規模からしてコストダウンできないので、資金に余裕のある方はぜひ、お値段高めなクランクブラザーズも応援してあげてほしい、
ちなみに、ロードバイクの定番、SPD-SLペダルについてはどうすか、
クリートがデカくてやたら歩きづらいし、ペダル自体もデカいから、ピストウォークにはまったく不向きや、
ちなみに坂を歩いて登るようになって実際どうすか、
自転車で登るときは、ふだんよりもチカラが入るぶんだけ、周囲の景色も見えづらいけど、自転車から降りて歩くようになると、速度も遅くなってカラダも楽になるんで、周囲をじっくり見渡せて景色の変化にもより鋭く反応できるようになって、結果いい写真が残せるように、
たしかに1mのタテ移動って、1mのヨコ移動とは比べものにならないほど、景色がドラマチックに変わりますしね、
あと、自転車を押して歩くばあい、右利きなら右手で自転車を押すことになるけど、練習をかさねて運動神経の劣る左手でも自転車をスマートに押せるようになると、これが地味に楽しい、
ずいぶん前に自転車から降りる練習もけっこうやってましたが、
右利きなら自転車の左側に降りるのがふつうやけど、これも上記の練習と合わせて、苦手(にがて)な右側にもスムーズに降りられるよう練習すると、その後の歩きにも自然とつながって地味楽しくなる、
最後に、尊敬するユーチューバーであるサイメンTVの飯倉氏がピストをまったく理解できないという点については、
できれば、ピストの魅力について深い話が聞きたかったけど、端(はな=最初)から理解できないようで残念やったな、
ペダリングのダイレクト感みたいなことは分かるけど、それ以上は分からないと、
たぶん若いころ、ロードバイクの選手としてレースにも出場されてるし、きっとその乗りでは見えてこない世界がピストにはあるんちゃうかなあ、
どうやってレースに勝つとか、より効率的な走りとか、より効果的なトレーニングとか、そういう世界にいると気づけない世界ってことすか、
そりゃそうやろ、自転車から降りて、カメラ片手にええ景色見ながらのろのろ坂道のぼって、たまに完全に立ち止まって「このながめ最高やな」ってカメラ取り出して撮影会はじめるわけで、
自転車レースを間近に控えたアスリートがこんなお気楽な自転車乗りを見かけたら、そりゃそうすね、理解不能ですわ、
自転車の選び方も乗り方も、ヒトそれぞれやけど、自分は変速を捨てて歩きと組み合わすことで、信じられないほど世界が広がったんで、いまだかつて無いジャンルやけど、ひとつの提案として、ピストウォークなる世界を強力におすすめしたい、