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2024年06月25日

知らなんだ・・・テレビゲームでも見かけない破天荒(はてんこう)な世界的オフロードバイクレースが10年も前から行われていたんや!

それにしても『ビックリしたなあ、もう』、

なんで今ごろになって1995年から始まった宇宙イチ過酷と言われるオフロードバイクレースを見始めたんすか、

1995年といえばあのWindows95が世に出た年・・・インターネットはおろか動画配信すらまったく無い時代や・・・それが四半世紀あまり過ぎた今じゃ生身(なまみ)の選手が羽根のように軽い高性能なカメラを身に付け無料動画配信・・・まるで自分が走ってるみたいな映像で視聴者もレースを追体験できる時代や、

じゃあまったく偶然に知ったんすか、『レッドブル エルズベルグ ロデオ』、

いつもどおりYouTubeを開いたら、オススメ動画にちらっと出ていて、それとなく見始めたらメチャおもろくて一気に最後まで、

1995年、わずか120名でスタートしたこのレースも、今では世界各国から書類選考で選ばれた1500名のエリート選手が参加・・・その中から予選通過した500名だけが4時間以内に40qの過酷なレースに挑戦・・・完走率は良くても10%以下、日本人完走者もまだ一人だけという、

ハードエンデューロレースって呼ばれてますけど、

トライアルのステージみたいに高度なテクニックを要求される低速区間もあれば、時速100qを越える高速区間もあって、難易度が高く回避ルートが無い区間ではいらつくような渋滞に悩まされ、最後の最後に待ち受けるのが、『カールズダイナー』と呼ばれるこのレース最大の目玉・・・地獄絵図(じごくえず)みたいな巨大岩石ゴロゴロエリアをバイク引きずりながらひたすら乗り越えてく、

今年はこの区間を日本人2人目としてクリアした藤原慎也(ふじわら しんや)選手が話題になってましたが、

YouTubeで最初に観たのも藤原選手のカメラ映像で、とにかくあれだけハードなレースなのにビデオ動画はしっかりフレーミングされて素晴らしく鮮明だったんで一気に引き込まれた、



あれだけ過酷なステージの連続は、もうテレビゲームをはるかに越えたありえへんドラマ空間というか、

世界のトップライダー達が、蟻地獄(ありじごく)にハマったように激坂の軟らかい土に何度もズリ落とされながら這(は)い上がっていったり、その苦しさから、上位で戦う藤原慎也選手からもメチャ汚い関西弁(かんさいべん)が吐き出されたり、

で、関連動画として国内のハードエンデューロレースもあれこれ視聴したわけですが、

国内のバイク業界ではオフロード系はほぼ絶滅危惧種的あつかいやけど、ごく少数にせよオフロードバイクの楽しさに目覚めたライダーたちが確実にこの日本にもいて日々活動されてることを知ってなんかうれしい気分、

こういうライダーさんの多くは子供のころから自転車に乗るようにオフロードバイクに慣れ親しんでるんすね、公道では無く専用のオフロードコースを走り回って、

あと少しで日本人2人目の完走者になりかけた藤原選手の家族も全員現地に来られていて、最後の難所カールズダイナーでは国内のトライアルチャンピオンでもあるお兄さんが付きっきりで適正なラインを指示してくれて、そのおかげでクリアできたらしい、

あと印象的だったのは、エルズベルグロデオの世界に魅了されたジャーナリストの方がYouTubeなどのメディアを通じてその魅力を発信し続けてるんすね、選手同様、儲(もう)けとはまったく関係無く情熱の赴(おもむく)ままに、

エルズベルグロデオ自体が、まったく賞金の出ない世界やし、オフロードバイクの世界で情熱を燃やす人々も経済的にはそうとう苦労されてるみたいや、

優勝トロフィーもそこらのタダの岩やし…


くわえて、つねに生命の危険を伴う過酷なレースなんで、経験豊かな選手であるほど、その危険性についてもハッキリ自覚されていて、いつ動けないカラダになるかも分からない恐怖心とレースの素晴らしさが表裏(ひょうり)一体化してるような、

話題の部分から再生されます


バイク自体も公道では見かけない特殊なタイプですね、

地元オーストリアに本社があるKTMやそのグループに入っているハスクバーナ製が多いけど、より軽量パワフルな300ccツーストロークエンジンが主流みたいや、

こういうの観てると、なんか自転車乗りのわれわれまでオフロードに回帰したくなるようなドキドキワクワクが伝わってきますね、

もともと自転車の楽しさに目覚めたのもマウンテンバイクやったし、この春に電動マウンテンバイクを購入してからは、なおさらオフロードの楽しさを再認識するようになったし、こうなると電動アシストMTBとはべつに、かついで登れるほど軽量な素の(すの)マウンテンバイクも欲しくなるなあ、

しかし、素のマウンテンバイクといえば3年前に27.5インチフレーム初体験となるアラヤのマディフォックスダートを購入したばかりでは、

あれはあれで、前後の変速機をはずしてシングルスピード化することで、昨年からより軽快な街乗り仕様になってて、それはそれとしてとても魅力的なんで、別にもう1台正式なMTBがほしい、

具体的には、どんなタイプを、

せっかく親からもらった180pの高身長なんで、これをいかして、日本人には少しデカ過ぎるとも言われる 29er(ツーナイナー=29インチフレーム)のマウンテンバイクを購入してその魅力をさぐりたい、

価格や重量から考えるとハードテイルですか、

素材をカーボンにしたらより軽量化できるけど価格がそうとう跳(は)ね上がるんで、やはり素材はアルミで13〜14sくらいのハードテイルが狙い目(ねらいめ)か、

じゃあシングルスピード化したアラヤ・マディーフォックスは街乗り用に置いとくとして、さらにもう1台、オフロードをしっかり走れるガチなマウンテンバイクお買い上げということで、

自転車人生の幕開け(まくあけ)がマウンテンバイクだったんで、ぜひとも1台は街乗り用に崩(くず)さず、きっちりオフロードに対応した状態で乗れるようにしておきたい、

じゃあ次回はそんな素(す)のマウンテバイク選びということで、

とうとう6台目になるけど、きっちり選んでおきたい、
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