2019年06月12日
妙法蓮華経(本編)その13
勧持品第十三
そのとき薬王菩薩ら二万の菩薩たちとお釈迦様の養母であった摩訶波闍波提ら六千人の比丘尼(尼僧)と八千万億もの法を求める者たちがお釈迦様から宣教を命じられることを願い申し上げました。
私どもにこの経を説き広めるよう勅命されますならば、私どもはお釈迦様のみ教えのままに妙法を宣教いたします。お釈迦様の滅後の悪世においても妙法を説き広めます。人々の中には私どもをののしり刀や杖で暴力をふるう者もおりましょう。私どもはそれに耐えてゆきます。
悪世の比丘たちはよこしまな知識を持ち、心のゆがみは強く悟りさえ得ていると思い込んで歪んだ誇りに身をゆだねるでしょう。
彼らは私どもを誹謗してこのように語るでしょう。「あの者たちは利益や名誉を得たいと思って偽りの教えを説いている。自分たちで法華経を作り世間をたぶらかしているのだ。法華経の修行者たちは邪見の者である」と・・・
汚れ多い悪世には恐怖が満ちています。悪鬼が修行者の変装をして私どもをののしり罵詈雑言を浴びせるでしょう。けれども私どもは仏を敬い信じることによって忍耐の鎧を身につけます。私どもは身命を愛さず、ただ無上道(このうえなく優れた道、すなわち仏道)が見失われることのみを惜しみます。お釈迦様にはお見通しのごとく、濁世のよこしまな僧たちは仏の方便の威力を知らず私どもを僧院から追放して塔や寺院にさえ近づけないようにするでしょう。それでも私どもは、お釈迦様の勅命を奉じてどんなことにも耐えてゆきます。
村や里でも都でも、法を求める者があればそこに行って御教えを説きます。私どもはお釈迦様の使者ゆえ恐れるものはありません。お釈迦様は心配することなく安穏でおられますように。
私どもはお釈迦様の前において、また、ここに参集の十万の御前において誓います。
そのとき薬王菩薩ら二万の菩薩たちとお釈迦様の養母であった摩訶波闍波提ら六千人の比丘尼(尼僧)と八千万億もの法を求める者たちがお釈迦様から宣教を命じられることを願い申し上げました。
私どもにこの経を説き広めるよう勅命されますならば、私どもはお釈迦様のみ教えのままに妙法を宣教いたします。お釈迦様の滅後の悪世においても妙法を説き広めます。人々の中には私どもをののしり刀や杖で暴力をふるう者もおりましょう。私どもはそれに耐えてゆきます。
悪世の比丘たちはよこしまな知識を持ち、心のゆがみは強く悟りさえ得ていると思い込んで歪んだ誇りに身をゆだねるでしょう。
彼らは私どもを誹謗してこのように語るでしょう。「あの者たちは利益や名誉を得たいと思って偽りの教えを説いている。自分たちで法華経を作り世間をたぶらかしているのだ。法華経の修行者たちは邪見の者である」と・・・
汚れ多い悪世には恐怖が満ちています。悪鬼が修行者の変装をして私どもをののしり罵詈雑言を浴びせるでしょう。けれども私どもは仏を敬い信じることによって忍耐の鎧を身につけます。私どもは身命を愛さず、ただ無上道(このうえなく優れた道、すなわち仏道)が見失われることのみを惜しみます。お釈迦様にはお見通しのごとく、濁世のよこしまな僧たちは仏の方便の威力を知らず私どもを僧院から追放して塔や寺院にさえ近づけないようにするでしょう。それでも私どもは、お釈迦様の勅命を奉じてどんなことにも耐えてゆきます。
村や里でも都でも、法を求める者があればそこに行って御教えを説きます。私どもはお釈迦様の使者ゆえ恐れるものはありません。お釈迦様は心配することなく安穏でおられますように。
私どもはお釈迦様の前において、また、ここに参集の十万の御前において誓います。
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