再評価はマッチングのミスマッチが原因という仮説
私の結論だと「マッチング」なんだろうと思う。要はその作品を求める人の所にそれが送り届けられなかったということなのではないだろうかと考える。
どんな商品であれ作品であれ、高評価だろうと不満な人は居るし、低評価だろうと好きな人は居るもの、なので求める層に本放映時、発売時等に届かなかった作品が所謂再評価される作品と言える気がする。
宣伝量が少ない、ターゲット設定と内容がミスマッチ、受ける層に宣伝出来なかった、マイナーな枠での展開、同時期にヤバイライバルが居た等、求める人間の元に届かなかったということ。
単に否定意見が消えたパターン
シリーズ物はだいたいこれ、古参勢が批判に回る→新作が出るとそっちが批判されるため相対的に評価が上がる系。ガンダムは割とこのパターンの繰り返し。
しかしシリーズ衰退の戦犯みたいなのは延々と叩かれ易い、ゲームシリーズでよく有る現象。ゲームシリーズは先払いの買い切りのために信用で買われる為、固定ファンが買いがちなので、新規が入らなくなってもしばらく生きていられる、逆に言うと売上が維持されていても新規が入らなくなりがち、アニメのように無料だからとりあえず見るが期待できないので。
なので愚痴りながら固定ファンが買い続けると言う現象が出現しがち、要は新規が一握りで大半が不満の有る古参みたいな感じになる。
なのでガンダムのような新作が出ると相対的に過去作の評価が上がると言う現象は微妙に期待できない。
評論家(大人)受けが悪かった
何かの間違いでこの記事を読んでくださっている方たちは多分皆「元子供、元若者」だと思う。
いつの間にか子供じゃなくなった(あえて大人になったとは言わない)ら、いつの間にか新しいものが受け付けなくなったと思う。
30過ぎたら人は新しい音楽を聞かなくなると言うデータが有る、大半が30過ぎの評論家に最新作について聞いても評価は難しくなる。特に消費環境が変わると評価が難しくなる、TVでの宣伝がメインの時代から、動画サイトやSNSでの宣伝が主体になると受けるタイプも変わってくる。
また大人になると評価がどうしても真面目になってしまうのも原因、私の場合スマブラ(発売前レビューは悪かったのに、キッズ層にはバカウケからの20年)でそれを強く感じた。
なんせあのゲーム、おバカな小学生って人種には相性がいい、一種のバカゲーなのだ。バカが集まって馬鹿なことする時のあの楽しさは半端ない、だけに真面目なレビューだとそりゃあ評価されないわなと。仕事で評論やレビューしてる人はどうしてもスタイルが固定化されやすい。
としょーもない独り言。
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