アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリアーカイブ
日別アーカイブ
最新コメント
プロフィール
菌類さんの画像
菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
プロフィール

2019年07月06日

クソコラム3-1:王道なき21世紀

21世紀というのは王道が消えた時代だと考えます。
多分80〜90年代から00年代にかけては、ありとあらゆる作品群に何かしらの王道が有りました。
そしてそれらを揶揄するパロディも盛んに行われてきました。

そういった揶揄やパロディが見られなくなっていく代わりに、四次元殺法コンビと言われる某ジャンプ漫画のキャラによいこの諸君、クリエーター気取りのバカが以下略というセリフを言わせるアレが目立っていきます。

今世紀に入ってしばらくして、王道のイメージが消えた
90年代から21世紀でも冒頭、つまりガンダムで言う平成御三家〜種とかがやっていた時期はまだそういったベタな、王道の、陳腐な、様式美などと称されるような作品が、少なくとも認識として存在していたと考えます。

王道的なイメージで少なくとも21世紀初頭に語られていたジャンル群
これはまずそれを象徴する作品がある、パロディの対象や揶揄の対象になる、何かしら1年以内に2作品くらいはそれに相当する作品がある、等。
まず「時代劇」、それから「ハリウッド映画」、もう90年代には空気だったものの「西部劇」、「サスペンス」、「少年漫画」、「ロボットアニメ」強いては「30分玩具CM」、「特撮」、「RPG」などなど。
もしくは私は今ひとつ指摘できる部分がないものの「少女漫画」も一応揶揄の対象ではあったと思います、が少年漫画と比べると目立たないせいかあまりネタ性はなかったような。

王道言われている作品の少なくとも21世紀初頭のイメージ
概ね勧善懲悪寄りの起承転結と人間関係がはっきりしたシナリオ、難しい設定が少なく、特にシチュエーションがわかりやすいので途中から見ても何が起こっているかがはっきり見える、一般人や子供、初心者向けという立ち位置、テンプレ通り作られており比較的古い作品は忘れられやすい、パターンが決まっておりある程度安心できる反面刺激が少なく話題性は弱め、展開やパターンが決まっているため実写であれば撮影場所がいつのも場所だったり、、ゲームでも同じような内容(開発期間が短かったために同一チームで複数のシリーズを担当できた)などが有りました。

箇条書きにすると
・勧善懲悪傾向、主人公は善玉に属する、故に人間関係も概ねシンプル
・勧善懲悪傾向なので悪役は「打倒される」か「改心する」パターンが基本(自らの正義をあんま主張しない)
・主人公は概ね明るい、熱血、陽気
・ある程度パターンが決まっており、起承転結が比較的明確
・人物描写も作品間で横断的なパターンがある、モブ描写なども傾向がある
・ターゲット層は、そのジャンルにあまり詳しくない層、子供、学生、一般人、ながら視聴勢の主婦、高齢者等、所謂一般人に属する人、つまりヲタに属しない人向けとなっている
・難しい設定はないかあっても深く語らないで裏の方にしまっておく
・概ね一話完結、ないし独立した作品
・概ね科学的な部分はいい加減に表現される、概ね中学生までの知識で処理可能
・鬱展開はあっても少数、全体が鬱展開になることはあまりない
・カタルシス重視

この内半分くらいは含まれている印象、逆に全部含むとなると多分スーパー戦隊ですら要検証になるので多分ほぼないと思います。


よくネタにされるパターンジャンル別
時代劇なら越後屋(実際に検証されたことも有り、実際の越後屋つまり三越にネタにされたことすらある)と悪代官、良いではないか良いではないか、そしてヒーローに成敗される。それをネタにしたゲームもありました、悪代官といいます。悪代官シリーズは2002年から2007年までの5年ほど展開されたシリーズで、この当たりはまだ時代劇テンプレが通じた時代、そう言えば逆転裁判、これも同時期ですが、あっちにもアクダイカーンが居ました。

他にも少年漫画(というよりはジャンプ)と言えば努力友情勝利などと言われます、これも今となってはあまり聞きません、前にシンカリオンの公式PV見てたらこれが言及されていました、本当に久しぶり。
他にも漫画テンプレ的な馬鹿だったり熱血だったり仲間思いだったりツンツンヘアーだったりするのが主人公のイメージかと思われます、これは大体80年代後半?当たりから2000年代前半くらいまではテンプレに近い扱いだったと思います。近年の話題の漫画はというと漫画の読者層の高齢化もあってか、そもそも少年漫画が衰退しているので話題になりにくくなってます。

サスペンスは今でも割と続いています、どこかで時代劇のポジションがサスペンスに取って代わられたとか言われていました、納得。

また30分玩具CMの中でも玩具色が強い系統、この場合ロボットアニメはホビーロボだけを含めますが、所謂「玩具で世界征服」系の作品。何故かその玩具が世界的に流行り、戦闘力も兵器並み、それどころかその世界の根幹にまで影響を与え、伝説の〜古代の〜まで登場する、そしてその玩具で世界征服を企む悪の組織が存在する、といったようなノリ。
これも90年代はテレビ東京の17時ころから毎年何かしらやっていたタイプ、玩具で世界征服はある意味カブトボーグの時期、05年前後を境に急速に姿を消していき、08年頃にはもう夕方にアニメ自体がほとんどやらなくなり、そういった作品も姿を消していきます。玩具で世界征服の全力パロディであるカブトボーグがほぼ玩具で世界征服の時代の終わりを告げた結果になった事にいろいろ思う。

ロボットアニメは言わずもがなで、ゲキガンガー(96年)などのパロディに代表される、所謂スーパー系的なノリでしょう。
所謂スーパー系のパターンというのは実際には70年代と90年代で別の形式が有り、同時期の少年漫画やアニメの影響が強いです、なのでこれらのパターンは90年代の形式が70年代に仮託される形で表現されていたと私は考えています。毎回1機ずつ送ってくる敵組織、発進変形必殺技バンク、主人公は熱血等がイメージとしてあることでしょうか。そう言えばコレジャナイロボも上記のテンプレに近い形のパロディでした、それらのパロディ的な設定は05年頃に連載されたもの…って考えるとやはりカブトボーグ時代ですか。
王道路線の最後はある意味勇者で97年まで、これも議論がありますが、その後はその系統ではないBWゾイド、王道作品も定期的に作られていますが空気、それも00年代後半になると空気作品すらあまり見られなくなります。
00年代後半はマクF、ギアス、グレン、00当たりが代表選手、ここで言う王道には当てはまらず。

王道なき21世紀
それらの王道が消えた時期を考えてみましょう。
まず時代劇、これは象徴的に水戸黄門が存在します。時代劇の衰退の原因は怪獣映画と同じで高齢化とか人気低下もあるものの「金がかかりすぎてコスパが悪い」ということらしいです。
でその水戸黄門も11年を最後に消滅します。

玩具で世界征服を見ていきましょう、これはいつか不明ですが、見た感じ02〜08年頃までに順次消えていったと思います。こればっかりはデータが不足気味ですが、その後はレベルファイブの独壇場となった後にレベルファイブもその路線から離れます。
玩具で世界征服系は別に失敗したキッズ向けゲームで結構似た雰囲気の作品が見受けられますが、それらは低予算で作れるDSの終焉とともにほぼ姿を消しました。と他のところで作られていた厳密にはそのグループに属しないタイプだがそのグループのイメージを補完する存在が失われていったのも、そういったイメージが消えていく原因だと思います。

少年漫画は正直不明ですが、ジャンプをある意味補完するポジションだったサンデーが焼き立てジャぱんや結界師などを最後に空気化した記憶があります。そしてジャンプもトリコが思ったほど伸びなかった当たりから徐々に影が薄くなっている印象。00年代後半くらいから全体的に影が徐々に薄くなっていったような。これらの漫画は全日枠でアニメを行うことで宣伝をしてきた部分があるので、アニメなんて定番以外全部深夜みたいな現在に影が薄くなるのも仕方がないのですが、漫画離れ気味なのでデータ不足なんですよね。
ただ私が漫画離れした頃って丁度ニコニコブーム時代なので…。

王道RPGを見ていきましょう、勇者が魔王を退治してとか姫を助けて云々系です、これはいまいちはっきりしませんが、00年代前半に軒並み有名シリーズが壊滅していく流れがあります。ただあの頃にはもうこのテンプレはドラクエが愚直に守っているモノになりつつ有りました。むしろ姫を助けるのは某ヒゲのおっさんの仕事です。
現代は逆にドラクエ以外の影響力がほぼなくなっているのと世代がもうおっさんなので、このテンプレは逆にある意味全盛期になっています。CSのRPGはもう絶滅危惧種ですし、スマホゲーでのRPGは本来の洋ゲー時代の意味がほぼ完全に消滅していますし、結構ややこしい。これだけで本がかけるレベル。


王道なき時代のロボットアニメ
王道っていうのは初心者向けという側面があります、つまり初心者が育っていない状態で高齢化しているという状態がどのジャンルにもあります。
そして王道があって初めて王道外しとか反王道が生きてくるわけです。その当たりガンダムが失速気味なのも、王道ロボットアニメという基礎が失われており、基礎がないまま応用的な内容のガンダムをやることを強いられている(集中線)からではないでしょうか、というのが私の考え。

ネットのロボットアニメ思い出語りを見ていると、実は種の頃には危ないるフラグがいくつか出ていた様子、というのも「最初に見たロボットアニメ(ガンダムに非ず)」で種を挙げる奴がそこそこ居ること。
ガンダムの立ち位置って最初にスーパー系とかある程度見てロボットアニメのお約束がわかってから来るようなポジションだったのに、それが崩れています。

1st世代なんて口を揃えて「今までのロボットアニメと全然違って感動した」ですから、「今まで」という認識があって初めてあの感想が言えるんです。
ちなみにマジンガー世代はガンダムの前に大方アニメから卒称していますので(一部のオタク除く)、私のリアルで知っている人に何人かマジンガー世代やガンダム世代が居ますが、片方見てる方は片方見て無くて世代も被ってません。
その当たりガンダム前のロボットアニメは多分長浜系とかその当たりになるかと思います、昔見た個人サイトだと葦プロ初期2作(ロボ銀とか)→ガンダムの流れもいました。

次回に続く
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8947835
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
写真ギャラリー
タグクラウド

【PS4】スーパーロボット大戦X

新品価格
¥4,900から
(2018/12/12 23:34時点)

ガンプラ HGUC 191 機動戦士ガンダム RX-78-2ガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

新品価格
¥724から
(2018/12/12 23:32時点)

【早期購入特典あり】 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 4KリマスターBOX (4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray Disc 2枚組) (特製A4クリアファイル付)

新品価格
¥8,942から
(2018/5/12 02:01時点)

プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン DXS10 シンカリオン トリニティー 3両合体セット

新品価格
¥7,340から
(2018/12/12 23:30時点)

トランスフォーマー レジェンダリー オプティマスプライム

新品価格
¥4,906から
(2018/12/12 23:32時点)

HGUC 機動戦士ガンダムNT ナラティブガンダム A装備 1/144スケール 色分け済みプラモデル

新品価格
¥4,380から
(2018/12/12 23:28時点)

ROBOT魂 機動戦士ガンダム0080 [SIDE MS] MS-18E ケンプファー ver. A.N.I.M.E. 約130mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥5,500から
(2018/12/12 23:36時点)

SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch

新品価格
¥7,030から
(2018/5/12 02:07時点)