シリーズものに対する改革というのは、ある意味本来しないほうがいいと考えます。
というのも「既存の客が満足しているのだから既存の客が離れてしまう」からです。逆に改良はやったほうがいいのですが、これはこれでゲームだと改良点がわかりやすいのに対してアニメは改良点が曖昧になっており、難しい。特に好みの問題はどうやっても改良できませんから。
然し既存の客が去っていく、今のままでは新規がつかない、ジリ貧だってなったら改革は必要になります。
いわば改革は「時代に合わせる」という事が大事だと考えます。改革と言っても意味のない改革や、製作者の暴走や時代とは無関係な改革は、大体意味があるのかないのかわからないまま終わります。だったら普通にやった方がいいという話に。
そして時代に合わせた改革をするということは、もしその改革が古くなったら次の時代に合わせた改革をするということになります。一度改革したらいい数字が出てしまうと、その数字に固執するパターンが出てしまいます。
そしてもう一つ、改革をしない方がいい場合、つまり改革をするということはコミュニティがギスギスになる原因にもなってしまいます、そうなると新規がそのギスギスっぷりから去っていく危険性があるので、平和なコミュニティを目指した方がかえって新規が入ってくる余地を増やせるとも考えます。
この当たりが2つの国民的RPGが割と改革についてをいろいろ示してくれたと思います。
ガンダムの場合最近ある種の行き詰まりみたいなものを感じています、ガンダムは毎回方向性がバラバラで、その都度揉めまくったシリーズだということはこんな場末のロボアニメブログに来る方なら大体わかっていると思います、然し最近どうも改革がうまく行っていないように見えるのです。
でなんでだって考えたら「昔の流れから逃れられない」(この場合の昔とは宇宙世紀と言うよりは種以降の流れですが、これもいつか書きたい)ということと「時代に合わせた改革をしようにも何が今の時代かよくわからない」ことだと思うのです。
この何が今風かはクソコラム3に続くことになります。
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