少年たちが出会った小型ロボットテトラと過ごしたひと夏の思い出。物語の下敷きはドラえもんの非公式最終回になっている。
重要なファクターとしてゲームが登場しており、特にPS2が重要なギミックとなっており、誰もパソコン持ってないでPS2でインターネットをやろうとして挫折したり、ゲームによる操作訓練を行ったり、ロボットの操作がPSのコントローラー、ゲーム(PS1のサルゲッチュと思われる)をプレイしている様子があったりする。またラストレジェンドというゲームが流行している(見たところFFに相当すると思われる)など、いろいろと時代を感じる。
この手の夏映画にはよくあるパターンだが、別コロにコミカライズが記載されている、ただしプロット以外は結構別物になっている。
監督としては山崎貴の監督デビュー作になっている。
あらすじ
少年たちは夏に謎の小型ロボットを拾う、そのロボットはテトラを名乗り、祐介に会ったというのだった。少年たちの中で祐介がテトラを家に持ち帰るのだが、テトラは様々なパーツを体にくっつけて自分を改造していくのだった。そんな中ある日謎の宇宙人が出現、地球人の姿をまねて調査を開始した。
テトラはというとネットを所望するが、子供たちの家にネット環境はなく、発明家で変人で有名な神崎という人物の家に侵入して、ネットをやっていたがあっさりと見つかってしまう。とりあえず神崎と話していくと、神崎はなんとタイムマシンの研究をしているという、そしてその実験を見せてくれた。しかしその実験で紙を送り込んだワームホール発生装置がテトラの発見場所だったのである。そのため、神崎のロボットだと思った祐介はテトラを見せたが、神崎もテトラの事を知らない、しかしテトラは神崎の事を知っているという。テトラに何者かを質問してみたもののプロテクトがかかってて聞き出せないのだった。
そんなこんなしているうちにテトラは祐介のPS2を使って謎のゲームを起動する、祐介はそのゲームのロボットにガンゲリオンと名前を付けて遊びだすが、遊び過ぎて朝寝坊してしまう、そして起きてみるとテトラはどこかに消えていた。探して探して神崎の家にも行くが、神崎は謎の宇宙人ボイド星人によってつかまり、ボイド星人は姿を神崎の姿になっていたのだった…。
登場メカ
ガンゲリオン:坂本祐介、テトラ
テトラが2000年に調達可能なパーツで作った対ボイド星人用ロボット。操作はPSコントローラーを用い、操作はPS2で動くゲームで覚えるこが可能など、極力祐介、テトラ内で完結するように作られている。名前は祐介が適当につけたが、ガンダムとエヴァンゲリオンを足しただけのもの。
テトラ
突如少年たちの前に出現した小型AI搭載ロボット。小型球体型の野球ボールより少し多きいサイズ。体は小さく球体と腕のみという簡素な構造であり、そのためまず自分の体を改造して足をつけている、そして今度はガンゲリオンをロボット会社から盗み出したパーツから作り出している。
実は2000年の出現ポイントは神崎のタイムワープ実験場だったりする、送り込んだのも神崎の未来の大型タイムマシン。
ボイドスカウター
ボイド星人の調査機械。
シースナッチャー
ボイド星人の地球の海の回収のための装置。
感想等
一応リアルタイムで見てきました、佳作の夏映画といったところ。なんかかつてゲーマー自称してた身としてはゲームの使われ方や登場するタイトルに時代を感じていたりする。撮影場所どこだったんだろうか、田舎の街がずーっと舞台なので、どこだかわからない。
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