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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2018年03月26日

疾風 アイアンリーガー

ロボットによるスポーツ、アイアンリーグが流行する世界。ロボットは基本的にAIが搭載されており、ほぼ人間のような精神で一人の独立した選手として行動する。
またリーガー以外にもロボットがおり、またそれらのロボットとリーガーとは互換性があり、またリーガー同士も専用はあるが大体のスポーツが可能である。

いつ頃からアイアンリーグが始まったかは不明だが、10年前と20年前の話が何度か出てきており、20年前には本格的にアイアンリーグが始まっていた。10年前のリーガーは別に旧型扱いされることは少ないが、20年以上前のリーガーになると旧型扱いされる傾向にある(少なくともリュウケン、マグナム、ブルの3人とその他メンバーは10年前、反面ウィンディは新型、他3人はハッキリしない)。

この世界ではほぼアイアンリーグはラフプレーによる喧嘩乱闘状態+リーグが兵器の見本市状態になっており、そのアイアンリーグを変えるためにシルバーキャッスルというチームが戦うという話である。


あらすじ
万年最下位弱小チームシルバーキャッスル、正々堂々フェアプレーの精神で戦うも毎回ダークプリンスのラフプレーでフルボッコにされ半壊状態に追い込まれ敗北を繰り返していた。
しかしダークプリンスのストライカーマッハウィンディはダークのやり方に不満を抱き、ダークプリンスを去る、シルバーに入るかは正直迷いがあったが、謎のリーガーの助言によりシルバーへと入団、さらに謎のリーガーマグナムエースもシルバーに入団、シルバーは初勝利を挙げるのだった。
しかしダークのリーガーにはダークに逆らえないようにショックサーキットと呼ばれる回路が組み込まれており、ウィンディはそのショックサーキットに苦しむ、しかしマグナムはそのショックサーキットをも取り外してしまうのだった。ダークのオーナーギロチはシルバーに対する嫌がらせとして野球リーグへの参加を強制、シルバーはサッカーチームであり、野球リーガーのマグナムの弾を取れるキャッチャーがいない。
マグナムは偶然出会ったブルアーマーというアメフトリーガーが、マグナムの弾を取れると判断し誘うが、彼は一度はかつてのトラウマから断るも、最終的にシルバーに入団、さらに謎の剣道リーガー極十郎太もマグナムとの決闘の末入団。野球でも安定して勝利するシルバーに対しダークはサッカーへと戻しスパイを派遣、しかしスパイのトップジョイもまたシルバーへと去ってしまう。
送り込んだ刺客のGZすらもシルバーへと去る状況になったギロチは怒るも、今度はGZとの戦いで満身創痍のシルバーに対してメンテ施設を撤去することで嫌がらせをするが、ギロチの息子セーガルの気まぐれによってメンテも成功、リーグ優勝を果たすのだった。
しかし今度はセーガルの放った刺客シャーキードーグがシルバーの旧メンバーを壊滅させ、シルバーは7人で試合をする羽目になる、しかしセーガルのやり方に打倒シルバーを掲げて猛特訓を続けていたダークのエースたちとの反目もあり、また結局シルバーの力もありシルバーはワールドチャンピオン戦への出場権を確保する。ところがダークプリンスの有力選手ゴールド三兄弟が「強制引退」の危機に陥ってしまった、マグナムエースはゴールド三兄弟を救うためにダークの施設へと向かうことになる、三兄弟はダークから去りはぐれリーガーとなったが、今度は行方不明のシルバーの先代オーナーリカルドのメッセージディスクがマグナムの元に届く、それを見たマグナムはシルバーをやめると言い出しチームは騒然となるのだった…。


登場メカ
基本的に3頭身のAI搭載型のメカ。アイアンリーグと呼ばれるスポーツが盛んな世界観であり、それ専用に作られているアイアンリーガーというロボットが多数稼動している。
アイアンリーガー以外にもアイアンソルジャーという軍用ロボや、その他作業用ロボも多数稼動している。これらのロボットは基本的に同じ構造らしく、またほかの用途への転用もある程度可能である、実際にシルバーキャッスルのリーガーの半数がサッカー用ではないが事実上サッカーように転用されている。
少なくともサッカー、野球、バスケ、空手、剣道、アイスホッケー、アメフト、バレーボール、レース、ボクシング(またアイアンリーガーとは違いライトスポーツ用のアイアンボウラーが存在、ボウリングとビリヤードが行われている模様)が存在する模様。

シルバーキャッスル
現オーナールリーの父、リカルド銀城が結成したチーム。サッカー専門のチーム、最低限の人数で11人しかいなく、また万年最下位であり、一勝もできない有様であり、なぜ脱退したのかといわれるレベルであった。金もなくポンコツ中古車を解体してリーガーを修理している始末であった。フェアプレーの精神で試合をするが、ラフプレーが横行するアイアンリーグの中で毎回破壊寸前までにボコられる始末であった、しかし突如現れたリカルドが手をかけていたというリーガー、マグナムエースとダークプリンスをやめたエースストライカーマッハウィンデイによって変わり始める。
部屋には結成時の写真と本編時の写真が飾られている。

マグナムエース
謎の野球リーガー。突然ウィンディの前に現れてウィンディをシルバーに誘い、自らもシルバーに入る。マグナムが入ったことにより次々とシルバーに新選手が入り、シルバーは一気にスターチームへと駆け上がることになる。ギロチの嫌がらせで野球をやるときはマグナムがピッチャーとして活躍した、シルバーにてまともにピッチャーをやれるのは彼しかいない。必殺シュートであるライトニングクラッシュはマグナムが行う。
その正体はダーク時代のリカルドの開発したリーガー「シルバーフロンティア」→強制引退にてソルジャー「VZ」となっており、その後記憶が一部回復し地球に戻りそのままシルバーに入っていた。
マッハウィンディ
元ダークプリンスのエースストライカー。ダークのやり方が気に食わずにダークをやめるが行き先がない、そしてマグナムの助言でシルバーに行く。ショックサーキットもマグナムに外される。
追加メンバー6人の中では唯一のサッカーリーガーであり、ウィンディが外れると決定力にかけてしまう。

キアイリュウケン
旧メンバーの一人、なぜか他と外見が違い、空手リーガーだったりするが当人はそれを知らなかった。そのせいかサッカーは下手であり、出力が高いわりにノーコンだった。しかしジョイの罠で自分の正体を知ってからは実力が安定して出せるようになった。
空手リーガーだがほぼサッカーとたまに野球しかやっておらず、挌闘という発想は乏しく、まともに挌闘する機会はほとんどなかった。挌闘用のためから頑丈であり、「大丈夫」が口癖、性格は控えめ。

ブルアーマー
元アメフトリーガー。基本的におとなしい性格だが、キレて角が前に出ると制御不能になって敵味方関係なく破壊してしまう。そのため自チームを壊滅させてしまい、結果引退してしまいホスピタルで働いていた。マグナムの44ソニックを取れるキャッチャーがいないため、ブルアーマーの力が必要でマグナムが勧誘、断り続けたが最終的にシルバーキャッスルに入る。サッカー時はキーパーをやることが多い。
元々は結構有名だったらしく、エドモンドに過去を知られてたり打ち捨てられた古いスタジアムに写真が飾られていたりしている。

極十郎太
山で修業をしていたが、マグナムに興味を持ち決闘を申し込む。そしてマグナムはそれを受け、マグナムが勝ったらシルバーに加入する条件で決闘を受け引き分けに終わる。結局そのままシルバー入りして主に野球時には4番バッターとして活躍する。
ムテン・ソードという刀を背中に差しており、通常は竹刀だが必要に応じて刀になる。
正体は一切不明であり、当人の口からも過去を語ることはない。

トップジョイ
突然チームに加入してきた謎のリーガー、バスケリーガー。足がばねになっておりジャンプ力が高い。基本的にシルバーキャッスルはサッカーチームなので、伸びる脚やジャンプ力を活かしたプレイをする。
彼はもともといたチームを追放されており、その後ダークに拾われて(元いたチームがダーク系か他のチームかは不明)ダークのスパイとしてシルバーキャッスルに潜入していた、がスパイ活動はおおむね失敗しており、トップジョイ自体がシルバーになじんでしまっており、結果ダークからは切り捨てられそうになり、最終的に爆弾からオーナーを庇って重症、修理の際のバックアップとしてマグナムエースがメモリを提供したために、マグナムの記憶がダークに伝わってしまう。その後はショックサーキットを外され正式にシルバーへ加入。

GZ
元アイアンソルジャー。かつてVZと呼ばれていたマグナムと同じ戦場にいた。マグナムに対する刺客としてダークが送り込む、そこでマグナムがVZだと知り憎悪を燃やすが、シルバーの不屈の精神を目の当たりにして最終的にシルバーに対して武装解除を行う、そのまま自決しようとするがショックサーキットによって失神し気が付いたらショックサーキットを外され成り行きでシルバーに加入。アイスホッケーリーガーであり、ワールドツアーではホッケーがギロチの気まぐれで追加された際には活躍した。
謎が多く、名前がソルジャーのもので本名不明だったり(ソルジャーは大体アルファベットで名前がつく)、ソルジャー以前のことが全く分からなかったりする。

シルキー
マッハウィンディ加入以前からの古参リーガー。他の量産型と違いピンク色、キーパー用である。中盤でシャーキードーグとの闇試合で他の旧メンバー共々重症を負い、はぐれリーガー編では修理完了後のリハビリのため出番なし。闇の貴公子相手にシルバーキャッスルの主要メンバーが足止めを食ってワールドチャンピオン会場に到着できないときに、出場登録を済ませ、開会式でも旗持ちで更新していた。実況曰く「ベテラン選手」。

ジェイク
マッハウィンディ加入の直前にジムとともに引退したリーガー、元エースストライカーだった。他の量産型と頭の形が少し違う。引退後の消息は不明。

その他旧メンバー
全員同じ顔でナンバーだけ違う量産型のリーガー。すべてサッカー用。少なくとも8人いたが、ジムのみジェイクとともに引退し現在7人。
ロールアウトはリュウケンより昔らしく、少なくとも10年前くらい(ルリーのセリフと写真より推測)。

ボーシップ号
マグナムが戦場から戻るときに使った乗り物。戦場は太陽系外にあるため多分宇宙船のはず…多分。

ダークスポーツ財団
ギロチがオーナーを務める。配下に多数のスポーツチームを抱えており、ラフプレーを得意として足にドリルがついてたりともはやスポーツ用より喧嘩用っぽい性能になっている。
またリーガーをソルジャーに改造して宇宙の資源戦争に向けて販売している。リーガーは自身の意志での引退が認められているが、ダークのリーガーは表向き本人の意思で引退しているが、実態はチームによって記憶を消されての強制引退である。現在のアイアンリーグは事実上ソルジャー販売のための見本市みたいな状況になっており、特に人気リーガーは世界中からオファーが来るらしい。またダークのリーガーはショックサーキットと呼ばれる激痛を発生させる回路が組み込まれ、ダークには向かったダークリーガーはショックサーキットが起動させる。ダークから強制以外で引退する者はショックサーキットの刑になったりする(マッハウィンディ等)。
中には性能に問題があって販売されずに追放されたり諸事情でダークから離れたリーガーも少数いるらしいが、ダーク引退組は他のチームには入れてもらえないらしい。ダークの圧力か単にダークが嫌われているかは不明。それらのことは表向きは一切知らされておらず、客もダーク関係者もほとんどがそれを知らない。
ダーク系のチームは少なくとも本編に3チームおり、ダークプリンス、ダークキングス、ダークスワンが出てくる。
終盤になるとずーっとシルバーに負け続けてきたことやファイター兄弟の存在もあり、ギロチはいつの間にやら熱くなっており、すっかりファイター兄弟を本気で応援するようになっていた。

ゴールド三兄弟
ダークのリーガー。ゴールドアーム、ゴールドフット、ゴールドマスクからなる三兄弟。ダークのリーガーらしくラフプレイばかり行っていたが、幾度となくシルバーと戦ううちにフェアプレーの精神に目覚める。
徹底的にシルバーに戦うことにこだわっており、一時は強瀬引退からダークを脱走してなお打倒シルバーを目指し修業を続けていた、のちにダークへと復帰する。

ファイター兄弟
終盤に登場した新たなダークのリーガー、フェアプレーにこだわるダークにしては珍しいリーガーである。反面チームの面々とは反目しており、特にゴールド三兄弟に対しては不仲な期間が長かったが、ゴールド三兄弟の熱さに触れて覚醒することになる。その正体はマグナムの兄シルバーギャラン、シルバージャスティスであった。
スーパーヘッド
ダークプリンスのサッカーリーガー。頭がリーゼントになっており、頭のパーツが飛び出してヘディングの威力が強化される仕様になっている。
元々ゴールド三兄弟と仲が悪かったが、シルバーとなんども対戦する内にゴールド三兄弟共々徐々に熱くなっていき、ゴールド三兄弟と打倒シルバーを目指し猛特訓するようになるのだが、セーガルと対立しシャーキードーグによって試合中に電撃で爆発、その後どうなったかは知らない。

キーパー(プリンス)
ダークプリンスのキーパー。ゴールに伸びる腕でバリアを張ってゴール不可能にしているチートキーパー、多分ダークプリンストップの原動力はラフプレー以上に多分コイツ。しかしウィンディの地中からのシュートなどでよく破られる。出番のわりに名前もセリフもロクにない。

キーパー(スワン)
ダークスワンのキーパー、プリンスのとは違うタイプ。バリアを張る能力は相変わらずだが空気。

量産型
ダークらしく荒い性格、がこれといった個性はない量産型。ラフプレーを得意とし集団リンチが得意。量産型はまとめて引退され販売されるらしい。

シャーキードーグ
ギロチの息子セーガルが用意したリーガー。意思を持っていないらしく喋らない。

ワルキューレ隊
シャーキードーグはこのワルキューレの前座だった。相変わらず意志は持っていない。

はぐれリーガー
様々な理由からチームを追放されたり行き場を失ったリーガーたち。社会問題になるくらいの数がいる。

その他のチーム
ダーク以外のチームも存在するが、出番があるのは3チームほど。

アイアンソルジャー
本編では主にアイアンリーガーから改造されたソルジャーくらいしか登場しないが、最初からソルジャー用のソルジャーも存在するらしい。

S-XXX
アイアンソルジャー、テストのために送り込まれシルバーを妨害、最初から軍用のため武装が豊富で最終的に武器を使用し暴れ、破壊される。性能は良好だったらしく発注を受けていた。

感想等
少なくとも前半はかなり面白い、もうなんか勢いで見たけど意外なほどに面白かった。
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