一人の少女が劇中劇ロボットアニメの主役メカをリアルに再現しようと奮闘する中で、その少女を見守る幼馴染の主人公が徐々に世界を巻き込む陰謀に巻き込まれていくという話。
一応いくつかのロボットアニメのパロディがあるも、そんなに濃いものではなく、軽め、ライトなものが多く、そんなにマニアックというか濃いものは発見できず。
というか聞いた話もともと別の話だったのがロボ路線も途中から予定変更で決まったものらしい、あくまで聞いただけ。
あらすじ
種子島にある中央種子島高校(チュウタネ)ロボ部の高校生、瀬乃宮あき穂はかつて大ヒットしたロボットアニメ、ガンヴァレルの実物大の動くロボットを作ろうと奮闘中だった、しかし9年かかってもいまだに完成しなかった。
同じロボ部の八汐海翔はスマホアプリキルバラをいつも遊んでおり、飄々としており何か頼むとキルバラに買勝ったら頼みを聞いてやるといった態度であった。
それどころか、チュウタネロボ部は廃部の危機を迎えていた、そして廃部を避けるには一つだけ条件があるという、それは今度行われるROBO‐ONEで優勝する事だった。
あき穂はロボ部の名誉部長タネガシマシン3を使って出場することを計画するのだったが、9年前に優勝したタネガシマシン3はもはや動くことすらなかった。
仕方ないので改造することになったがまた金がない、近所でロボットのパーツショップを営む老人「ドク」、何とか値切り交渉をするもなかなかうまくいかない、海翔は島でコンビニを営む伊禮瑞榎にドクの弱みを聞き出すために、情報を聞き出す条件である激マズのパッションフルーツまんを食べ、ドクの孫娘が同じ学校にいることを突き止める。その孫娘大徳淳和の力を借りようと思ったが、ドクとは疎遠だということがわかる。
仕方なくお小遣いも前借して何とかタネガシマシン3を完成されせる、があき穂は病気の発作が起きてしまい、操縦にも難航した海翔は操縦のためにキルバラのシステムをタネガシマシン3に乗っけることになり、キルバラの開発者に乗っけてもらった。
そしてROBO‐ONEに出場するのだったが、しかし優勝では海翔も病気の発作(短期間世界がスローに見えるが、心臓に多大な負担がかかり下手すると倒れる)が起きて一応ミスタープレアデスのM45に一発決めるも負けてしまう。
しかしミスタープレアデスがチュウタネの学生で、ずーっとあき穂が勧誘してて断っていた日高昴だったため、海翔は昴が入部したことにして無理やり優勝したことにしてかろうじて部の存続を認めさせた。あき穂はその後も実物大ガンヴァレルであるガンつく1を作るためにJAXAの父と交渉したり顧問の叔父にスポンサーを頼んだりするもうまくいかず苦戦する。
しかし今度は居る夫アプリに謎の少女が移りこむ事件が起きる、海翔はその正体を探した結果、居ル夫アプリに謎の少女アイリが映るのだった。アイリは君島レポートの存在を海翔に教え、君島レポートを探すことを要求するのだった。海翔は文句言いつつ、君島レポートの捜索を始めるのだった。
そしてキルバラの開発者神代フラウ(本名古郡こな)も
そしてROBO‐ONE世界大会に出ようとしていた昴は、漁師であり跡を継がせるためにロボをやめるよう言い続けていた父親に見つかり、M45を父親の前で解体処分し世界大会へも出場を辞退する羽目になってしまうのだった。そんな中でもあき穂はガンつく1を凍結し新型を作るという条件のJAXAの支援を断り、何とかガンつく1を完成させた、しかしガンつく1は途中で止まってしまう。
そして結局JAXAの支援を受け再びガンつく2を作ることになった、海翔は相変わらず君島レポート集め、そんな中突如として行方不明だったガンヴァレルの最終回の映像が流出する、その内容は驚愕のものであった、そして古郡こなはその映像からあるメッセージを発見する…。
登場メカ
ロボットアニメではなく、フレーバーとしてロボットアニメ要素が少しある作品なので種類は少ない。劇中劇ロボットアニメの主役メカを再現するためにいくつかのロボットが出てくる。
ガンつく1:八汐海翔
ロボ部が長ーい時間をかけて作ったガンヴァレルを模したロボット。ただし技術予算の問題ももありかなりポンコツ、起動テストの際には中のディーゼルエンジンがポンコツ過ぎてすぐに動かなくなってしまった。搭乗式。
スーパーガンつく1:八汐海翔
最終回前にロケット打ち上げ阻止のためにモノポールモーターを搭載、キルバラシステムで操作可能になったガンつく2と同じ仕様に改造されたガンつく1、武器もパイルバンカーを装備したほか、多数のガンヴァレルの拡張現実を作りミサイル攪乱するARデコイを装備、ミサイル対策も行われている、ただしARデコイは単なる分身の術であり、当たるときは当たるらしい。操縦は中から行う。
ガンつく2:八汐海翔
JAXAの応援で作られた2号機。モノポールモーターを使い動力も電気になりマイクロ波で送電を行う、さらに遠隔操作になった。外見はただのフレームだが、ARでガンヴァレルに見せるという方法を使っている。顔はいらないという意見の元顔は排除されたが、頭は部長の執念で一応顔っぽい箱がついている。ロボ万博の時の騒動で破壊された。
タネガシマシン3:八汐海翔
小型ロボット同士の対戦格闘技ROBO-ONE用のロボット。ロボ部存続のためにROBO−ONEに八汐があき穂に出場させられたときに使われた。すでに結構な旧型であり、そのためかなりの改修が必要であり、そのためにいろいろ奔走する中で色々と話が動き出す。一応ロボ部の名誉部長。
M45:Mrプレアデス
ロボワンの優勝ロボット、パイルバンカーを装備している。日高は父とロボワンをやめるという約束をしながら、ロボワンを続けており、それがバレて最終的に解体されてしまう。
ガンヴァレル: 怒濤 ゲンキ
劇中劇である機動バトラーガンヴァレルの主人公メカ。世界規模で大ヒットした劇中劇アニメ「機動バトラー ガンヴァレル」の主役メカ、物語は要はこのガンヴァレルを実際に作ろうとする少女あき穂によって始まる。
なぜか最終回が放映されず、スタッフも行方不明、しかも登場人物のひとり古郡こなの母親が監督だったなど謎の多い作品である、これが物語のカギを握ることになる。
スメラギ:瀬乃宮みさ希(君島 コウ)
終盤に登場した多脚メカ及びその中の人型ロボット、武装はミサイル及びナイフ?。具体的にどんなメカかは不明だが運動性が高く、自分の身長以上のジャンプ等まさにアニメのロボット並みの挙動が可能。装甲は多分薄い。
感想等
最初から話や世界観を作りこんでいる作品故に、総合的に話の出来はいい感じ、ただゲーム用の書き下ろしシナリオをアニメ化した故なのか今一つ引っ張りが足りない感じも。
といってもシュタゲ、カオスヘッド含め原作やってないので何とも言えないのですが。原作やろうかなという気持ちもなくはないですが、というかゲームから離れて久しい、さらに言えば据え置きからは離れてもっと久しい私にとって今更ゲームをやる気力があるかというと微妙なのが…。
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