シリアスかつ熱い作風が特徴。雰囲気はシリーズ内ではやや暗く、ギャグ表現も控えめ、ロボの色使いも少し暗めになってます。
勇者はメンバーごとに役割分担があり、また勇者とは別にやたらサポートメカが充実している、ロボットアニメとしてはトップクラスに。
宇宙人系の勇者ではなく、基本ロボット勇者、主人公は人間を改造したサイボーグ。
シリーズ内での差別化のために武器はハンマーなどの工具系がメインに。
所謂「あとは勇気で補えばいい」という発言で有名、ただし劇中でその発言が出るのは数回程度。
4クール全日枠アニメとしてはかなり作画がよく、書き込みが細かい。
やたら点滅表現が多いが、ポケモンショックが放送途中に発生したため、結果終盤だけ点滅が減っている。
声優檜山修之の代表作として知られており、檜山キャラは片っ端から勇者王扱いされるのはこの作品のせい。
この枠はガンダムなども放映された枠だったが、ガオガイガーの次が爆外伝であり、その爆外伝の途中からニチアサに移ることになる。
マイトガインが参戦するまで唯一の勇者シリーズのスパロボ参戦組だった、ただし主張が強すぎて他作品を食うために賛否両論、Wはいい感じでしたが。
あらすじ
8年前、北海道をドライブする新婚夫婦天海夫妻、そこに突然現れた機械のライオン、ライオンは子供を天海夫妻に託して去っていった。
そして2年前、最年少宇宙飛行士獅子王凱が乗ったスペースシャトルの前に突如現れた物体、EI−1、これによって凱は重症を負ってしまうが、ライオン(ギャレオン)のもたらしたGストーンを体に埋め込んでサイボーグ化されたことによって生き残り、ギャレオンから地球を狙う敵の存在を知ることになる。
そして日本政府はGGGを結成、ゾンダーの襲来に備えた。そして2年後ゾンダーが襲撃、それをGGGのロボットであるガオガイガーが撃退、そして核を砕こうとするが、そこにギャレオンが天海夫妻に託した子供、天海護が現れて核を元に戻すのだった。
護にはゾンダーの存在を感知する能力があり、またゾンダー化された人間を元に戻す力「浄解」を持っているため、最終的にGGGの特別隊員として迎え入れられる、護を加えたGGGはさらに超竜神やボルフォッグなど新しいロボットを作り戦力を増強していった、そして幾度となくゾンダーロボを浄解されてゾンダーメタルを失なったゾンダーの親玉パズダーは、東京をゾンダーメタルプラントと化して1000万都民をゾンダー化する計画を発動するのだった。
登場メカ
所謂勇者ロボであり、意思を持ったロボットが基本である。ガオガイガーのみサイボーグである凱が搭乗している。
勇者ロボ
ガオガイガー:獅子王凱
ドリルガオー、ライナーガオー、ステルスガオーがガイガーと合体して誕生。合体時に出てくる霧状のもので敵を吹っ飛ばして合体妨害をされないようにしている。システムダウンしたときはガオーマシン3機にGGG隊員が乗って手動合体した時もある。武器の多くが工具系。
スターガオガイガー:獅子王凱、天海護
ステルスガオーがUになったガオガイガー。宇宙戦が可能となった。
ギャレオン
もともと緑の星でゾンダーに対抗するために作られたライオンロボット。緑の星の滅亡の時に護を連れて地球へ脱出し、護を天海夫妻の元へ届けて、その後地球へ襲来するパズダーを迎撃後GGGに回収されてゾンダーなどの情報を地球に伝え、ガオガイガーに合体してゾンダーと戦うことになる。
ガイガー:獅子王凱
ギャレオンが凱を中に入れて変形して誕生。素体ロボ。
ステルスガオー
B2爆撃機型っぽいメカ、ガイガーの羽として運用される。合体時は羽。宇宙用のUもある。
ライナーガオー
500系、それまでの300系よりも新しい。合体時は腕。
ドリルガオー
ドリル戦車。合体時は足。
超竜神
氷竜、炎竜が合体(シンメトリカル・ドッキング)して誕生する、頭は銀色。比較的大型の戦闘要員及びレスキュー要員。イレイザーヘッドを使って爆発エネルギーを宇宙へ逃して町の被害を減らすのが主な仕事。
地球に飛来する隕石を押し返したがそのまま木星へ→ザ・パワーの力で太古の地球へ→その後65000万年土に埋まってザ・パワーとともに現代の地球へ帰還した。
撃龍神
超竜神と同型のロボット、頭が金色。口調が荒い。
幻竜神
氷竜と雷龍が合体した姿。
強龍神
風竜と炎竜が合体した姿。
氷竜
GGGにガオガイガーの次に配備されたAIロボ、AIの育成に半年かけている。人命救助用であり戦闘以外の任務もこなす。
炎竜
氷竜との同型、着地が下手。
風龍
パズダーとの決戦後に世界中に公開された氷竜、炎竜のデータを元に中国で作られたロボット。感じ表記が竜ではなく龍。炎竜、氷竜より戦闘的に作られており、最初から戦闘用として設計されている。敵の殲滅を主目的として訓練されていたが、炎竜、氷竜に助けられ考えが変わっていき、激龍神へと合体を果たす。
雷龍
風龍と同型のロボ。炎竜と同じく着地下手。基本的に風龍とワンセットで行動。概要も同じく。
プライヤーズ
DP-C1、DP-R2、DP-L3からなるロボット部隊。喋れない。非戦闘用のツールロボで、合体してディメンジョンプライヤーとなり空間をねじ切ったりする能力がある。戦闘用ではないので出番は少なめ。
ロボット的ピポピポ音しか喋れないが意思はありバリア破壊を行うガオガイガーを援護するために邪魔をするピッツァを迎撃して落ちていったこともある。外見はぶっちゃけライタン軍団。R2とL3はほぼ同じ外観だが、L3は間が抜けている。ゴルディーマーグ完成前はゴルディオンハンマー輸送要員。木星決戦には未参加。
カーペンターズ
プライヤーズの量産型。たくさんいる。
ゴルディマーグ
ゴルディオンハンマーの輸送及びガオガイガーの負担軽減などのために作られたロボ。急遽開発されたためAI育成期間がなく、火麻参謀の思考回路をそのまんまコピーされている。そのため独断専行が多い。変形時はゴルディタンク、意外とタンクでの仕事も多い、ゴルディオンハンマーの衝撃に耐えられるように硬く、敵の爆弾程度じゃノーダメ。
ビッグボルフォッグ
忍者ロボ。ボルフォッグ、ガンドーベル、ガングルーが合体して誕生。ビッグと名乗っているが素体のボルフォッグがパトカーなので小ぶり。ミラーコーティング能力を持っている。
ボルフォッグ
基本的に護の護衛役でパトカー状態でパトロールしている。宇宙に上がってからはスサノオの艦長というかコントロールAIっぽいポジションもやっている。
ガンドーベル
白バイ型、喋らない、意思もない感じ。ジム系の外見。
ガングルー
ヘリ型、喋らない。ジム系の外見。
マイクサウンダース13世
ソリタリーウェーブを得意とするロボット。3頭身のギャグロボットであるコスモロボから普通のロボビートロボへ変形。コスモロボ状態だとボロット呼ばわり。単独では飛べないのでバリバリーンにのって空を飛ぶ。変形地はロボもバリバリーンも逆さになる。基地が宇宙のオービットベースに移ってからは護が宇宙に行く際の乗り物にもなった。
マイクサウンダース1〜12世
マイクの兄たち、色が青い。マイクと連携してソリタリー基本的にプロトタイプなのかマイクより扱いは悪くよくやられる。最終的に全滅。
GGGのその他メカ
勇者ロボのサポートメカも結構充実している。
ピギーちゃん
GGGのロボット、勇者たちの世話をするのが仕事。
三段飛行甲板空母
ギャレオンなどを搭載していた空母。
強襲揚陸補給船
補給線、二つ折り。
水陸両用整備装甲車
主に勇者の回収用。
多次元諜報潜水艦
ボルフォッグの援護でペンチノンに体当たりしてそのまま消滅。
三式空中研究所
その名の通り研究所。
弾丸X
GGGの秘密兵器。パズダーとの決戦に使用された。
イザナギ
宇宙船、カタパルトがあり、ディバイディングドライバーなどを射出するのが仕事。
カナヤゴ
修理用、カーペンターズを搭載している。
アマテラス
宇宙船、双胴船、ロボの修理などを行う。最後まで生き残る。
スサノオ
宇宙船、リフレクタービームを装備しており、他の船と違い戦闘力がある。ボルフォッグが艦長を務めることが多い。戦闘に参加する率が高いのでGGGの船の中では結構目立つ。
赤の星
機界昇華されてしまったが、トモロとソルダートはゾンダリアン化され、生体兵器であるアルマは地球へ脱出し地球人として育ったが、護と違い記憶は残っていた。
ジェイアーク:ソルダートJ、トモロ‐0117、戒道幾巳
赤の星を防衛するための戦艦だった、複数の原種を一度に相手に出来る性能を誇る。本来複数生産されている。
ジェイダー:ソルダートJ
ジェイアークのブリッジから変形したロボット。
キングジェイダー:ソルダートJ、トモロ‐0117、戒道幾巳
ジェイアークがフルに変形した巨大ロボット、そのサイズはガオガイガーをも圧倒する。最終的にZマスターと相打ちに近い形で消滅。
ゾンダー
敵対勢力。元々紫の星で作られたストレス解消用の機械だったが、暴走を初めていつの間にか負の感情の元である生命自体を機界昇華するようになった。赤の星、緑の星を機界昇華した後地球を目指して襲来した。
構成は、ゾンダーメタルを生み出す原種、ゾンダーの先兵であるゾンダリアン、ゾンダーメタルを埋め込まれた人間であるゾンダーロボ、それから新種でありゾンダーと違いロボットすら昇華しようとするゾヌーダがいる。
基本的に核を抜き出し浄解することで消滅、ないし融合された人間が分裂する。
パズダー
地球に最初に襲来したゾンダリアンで前半のボス。命にゾヌーダの種を埋め込んだり、Zマスター内で意思が復活した、ゾンダリアンになる前の姿が不明だったりと割と謎の人物。
ペンチノン
機界四天王の一人。元々はトモロというジェイアークの生体コンピューターだった。パズダー撃退後記憶を取り戻す。ボルフォッグをライバル視していた。
ピッツァ
機界四天王の一人。元々はソルダートJという赤の星の戦士だったが、記憶を失いゾンダリアンとなっていた。
ポロネズ
機界四天王の一人、えらく丁寧口調のおっさん。プリマーダともども超竜神にやられた。
プリマーダ
機界四天王の一人、ポロネスの妻。
ゾンダーロボ
ゾンダーメタルを埋め込まれた人間が、その負の感情を元に怪獣型ロボになる。
原種
ゾンダーメタルを生み出す存在。31種おり体のパーツになっている。
Zマスター
原種が融合した姿、木星のザ・パワーをエネルギー源にしていた。
ゾヌーダ
パズダーによって命に埋め込まれた種から誕生した新種、本来のゾンダーと違いロボットも機界昇華してしまう。
感想など
2週目、1週目より面白かった。今となっては貴重な熱いストレートな作品、なんか大人になってから見たほうが面白い感じのアニメ。
弱点は熱がたまってくるのに意外と時間がかかること、私は14話くらいまでは割と緩く見てて、20話超えたあたりからなんか熱くなってました。
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