アースティアという剣が世界の中心に立っている世界、2つの神が戦ったうえで、勝ったほうの神が自分の盾に剣を突き刺して誕生した世界という神話があり、負けたほうの神の剣も折れたうえで別の地に刺さり別の世界ができたらしく、別世界からの侵略者との闘いになる。
前半は旅をしながら悪者退治という冒険もので、その間にライバルキャラのガルデンが介入してくるという展開、後半は1000年周期で決壊が弱まるときに侵略してくる侵略者邪竜族との戦いになっていく。
漫画版もあるが、基本設定は大体一緒なものの展開は結構違う。
シリーズ構成は星山博之だったりする(ガンダム他かなりのロボットアニメの脚本を書いてきた、ロボットアニメとは切っても切れない人)。そのせいなのか知らないが、前半はダイオージャ(同じく星山シリーズ構成)っぽく、明らかにダイオージャっぽいエピソードがあったりする。
玩具売り上げはあまりよくなかったらしく、玩具展開は打ち切られたようですが、打ち切りにはならなかった模様。
あらすじ
巨大な剣(アースブレード)が大地よりそびえたつ世界であるアースティア、そこに一人の少年アデューが旅をしていた、彼はアースブレードへと向かい世界一の騎士になることを目指していたのだった。しかしそのお人よしな性格故に金を子供に盗まれ食べ物がなくなってしまう。しかし次についた町は悪人によって荒らされていたのだったが、アデューのリュー「ゼファー」の活躍で悪人は追い払われた。そしてその顛末を見ていた姫パッフィー、付き人のイズミ、賞金稼ぎ忍者のサルトビの3人と知り合うことになる。そして3人とともにアデューは旅をすることになるのだが、その旅の途中で何人ものリュー使いと出会っていくことになる、そして一行の前に立ちふさがる悪の騎士ガルデン。そしてガルデンの手によってパッフィーの国パフリシアは陥落、パフリシア王と王妃は何処かへ姿を消してしまっていた。そしてアデュー一行は王と王妃を探し出すが、王と王妃の口から語られたのは、アースティアの敵邪竜族の存在と、それに対抗する精霊石の話であった。そしてついにアデュー達一行の前に邪竜族が現れる、下級兵士ですら圧倒的な力を持つ邪竜族、その邪竜族に苦戦するアデュー達だったが、そこに現れたガルデンは邪竜族兵士を殺害、その力を「シュテル」に取り込んでパワーアップしてしまうのだった、そしてパワーアップしたガルデンに敗れたアデューはリューナイトをくれた老人と再会、そこでアデューは自分の出生の秘密を知ることになるのだった…。
登場メカ
基本3頭身のSDメカ、剣と魔法の世界のロボットなので、召喚が基本。ランクとして神が作ったとされるリューと、それを模したロボットであるソリッド、それから敵版のリューであるドゥームからなる。あとはモンスターとかがいるくらい。
リュー
1000年周期で襲来する邪竜族に対抗するためにアースティアの神が遣わしたとされる鎧、古代文明の遺産とも。乗り手を選び、選んだ乗りて以外は召喚できない。
召喚にはミストロットと呼ばれるカードを使い、エネルギーはミストルーンと呼ばれるアースティア全域に充満しているエネルギーを使う。しかし一部ではミストルーンがないエリアもあり、そこではすぐに止まってしまう。基本的に水中戦は考慮されていないらしく、少なくともゼファーと爆裂丸はまともに泳げない。
精霊石を用いることでクラスチェンジが可能、クラスチェンジ後は性能大幅アップ、飛行能力を得ることができる。
リューナイト・ゼファー:アデュー・ウォルサム
アデューが謎の老人からもらったリュー。そして老人にアースブレードへ向かえと告げられたアデューを載せている。リューナイトはリューの中でも最高ランクらしい。
召喚バンクを見る機会が最も多い、召喚時は炎が出る。
リューパラディン・ロードゼファー:アデュー・ウォルサム
リューナイトからクラスチェンジした姿、最も早くクラスチェンジに成功した、ちなみにアデューはなぜクラスチェンジできたのかを分からないらしい。クラスチェンジ後にシュテルに戦いを挑んだが、必殺技のファイナル・クラッシュ・ドーンがシュテルに通じなかったが、その後アデューの父から必殺技メテオザッパーを習得する。唯一クラスチェンジのバンクがある(他はクラスチェンジが遅いこともありバンクがない)。
リューニンジャ・爆裂丸:サルトビ
パッフィー一行とともに旅をする忍者、サルトビの忍者型のリュー。スピードは多分トップクラスであり、他が走る、ジャンプする程度だが爆裂丸は姿が見えないほどの高速ジャンプが可能。
武器は忍者らしく手裏剣や苦無など、他煙玉も使う。
召喚時は竜巻の中から出現する、多分ゼファーの次くらいに召喚シーンを多く見る(統計は取ってない)。
リューニンジャマスター・爆裂丸:サルトビ
爆裂丸のクラスチェンジ後。精霊石がガルデンに奪われたこともあり、クラスチェンジは他より遅かった。
リューメイジ・マジドーラ:パッフィー・パフリシア
パフリシア王国の王女、パッフィーのリュー。魔法が得意なリューであり、魔法はパッフィーが生身で使える魔法をそのまま使える。
耐久力やスピード、力などはあまり高くない。色はピンク。ミストロットは胸の中にしまっており、毎回バンクでは胸から出している。
リューウィザード・マジドーラ:パッフィー・パフリシア
マジドーラのクラスチェンジ後。ゼファーのクラスチェンジ後かなり時間がかかったが2体目のクラスチェンジ。
リュープリースト・バウルス:イズミ
名前からわかるようにヒーラーポジ。リューのダメージを回復させる力があるが、回復技を使う際にはかなり体力を消費する。イズミが肉弾系ヒーラーなのでバウルスも割と肉弾系、最も他のリューと比べて攻撃手段が乏しいが。スピードは多分遅いのかそんなにスピードを見せるシーンはなくのそのそ走りあんまりジャンプとかしない。目つきは〇〇だが召喚時はキリッとした感じになる角度で償還される。
リューハイプリースト・バウルス:イズミ
クラスチェンジ後。イズミの師匠はクラスチェンジが可能であったらしい。武器がメイスから杖と盾に変化して攻撃魔法も積極的に使うようになり戦い方が一番変わった。
リューチーフ・シャインバラム:グラチェス
密林に住む戦士、グラチェスのリュー。南米っぽい雰囲気、武器はトマホーク。歴代族長が引き継いでいるらしい。
リューグランチーフ・シャインバラム:グラチェス
シャインバラムのクラスチェンジ後。4体のリューによる同時クラスチェンジ。
リューガンナー・デリンガー:ヒッテル、カッツェ
胡散臭い関西弁近眼エルフ女武器商人のカッツェが乗っているリュー。本来は兄ヒッテルのリューであり、カッツェではその性能は生かしきれずゴブリンのソリッド3機にすら勝てなかった。
兄ヒッテルが乗ってからが本領発揮だったりする、ヒッテル合流後はカッツェはサブパイになり二人乗りになった。
リューワイアット・デリンガー:ヒッテル、カッツェ
デリンガーのクラスチェンジ後、基本的な戦闘スタイルは変わらず。クラスチェンジはバウルス、疾風丸、シャインバラムと同時期。
リューサムライ・疾風丸:月心
サルトビと同じ日の出国出身のサムライ、月心のサムライ型リュー。普通のサムライ型ということもあり戦い方はいたって普通。武器は槍と刀。
リューカイデン・疾風丸:月心
疾風丸がクラスチェンジした姿、大名風の外見に変化している。サムライ風ということもあり、いたってまともでコメントしにくい。
ダークナイト・シュテル:ガルデン
アースティアの覇王を目指すライバルキャラガルデンのリュー(ドゥーム?)。弱点は多分乳首のあたりにある目のような模様がある、ドゥームにもみられるもの。召喚シーンが怖く毎回ガルデンは苦悶の表情を浮かべている。
途中で降ってきた邪竜族の兵を不意打ちで貫き、そのまま邪竜族の力を吸収しパワーアップした、そしてしっぽが生える。邪竜族の発言を聞くと、リューを改造したドゥームらしい。
ルーンナイト・シュテル:ガルデン
ダークナイトの本来の姿。色が白くなっている。ガルデンが敵から味方化するライバルキャラという立ち位置ということもあって、クラスチェンジは最終回手前と遅い。
その他のリュー
ちょっとだけ登場する、リュー使いは死亡しており、邪竜族の男の手に落ちており、操られてアデューたちと戦った。漫画版だと終盤に大量の読者募集のリューが援軍として集まってくるのだが、アニメだとリューは基本レギュラーが使う8体のみであとはソリッドかドゥーム。
ソリッド
リューを模して造られた機械。漫画版のほうに少し解説がある。外見や機能や使用者などにはバリュエーションがあるが、ソリッドのほとんどが名前すらなく、単なる名無しのソリッドが殆どである。
色々なところで使用されており、主にならず者や軍隊、賞金稼ぎなどが使用する。基本リューの相手にはならない、がクラスチェンジ前のリュー程度ならそこそこ相手にはできる。
カメラなどはないらしく、コックピットはむき出し、ないし覗き穴から覗く形式。
邪竜族
敵の種族、メカではないがサイズはリュー並みのサイズがある、リューは1000年周期で攻めてくる邪竜族に対抗する力である。
ドゥーム
邪竜族が使用したリューっぽいメカ。生身の邪竜族より当然だが強い。ソリッドと同じでやっぱり名前とかは呼ばれず名称不明。
皇帝用ドゥーム:皇帝
邪竜族皇帝が使用するドゥーム、でかい。
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