平成初頭くらいの作品(91年)なので、RPG系のファンタジー世界で、SD系の作品。時期的にFCからSFCに移行するくらいの時期の作品なので、その時代故の作品と言えるでしょうか。
ハラハラワールドと言うファンタジー世界を舞台に、移動しながら守護騎士と言うメカを使い敵と戦いつつギャグメインで話が進む。後半はハラハラワールドが浮かんでいる宇宙であるドキドキスペースへとはなしが移り、時間がなくなったせいか話がやや高速に。
どうも4クールから3クールに短縮されたらしいですが、ラスボスであるゴブーリキは倒され、一応綺麗には終わっており、続編もいくつか制作されています。
昔のアニメなので、メガネが外れると美少女と言う最近はそんなに見かけなくなったパターンのギャグが有り。ギャグメインの作品のためか、あんまり死人が出ない。
ゲームっぽい雰囲気の世界観の割に、単体でのゲームはないようで、スパロボ参戦が初ゲームだとか。
昔のアニメなので、話ごとに設定にムラっぽいものがあるのですが、一番ムラがある気がするのがミルクの身体能力な気がする、人並みよりチョイ上っぽい回と割とサルっぽい素早さを見せる時があって結構不安定。
あらすじ
ゲーム好きの少年馬場ラムネは学校帰りにマッチ売りの少女っぽい少女からゲーム「キングスカッシャー」を10円で購入する。そして帰って即効で全クリをしたところ、昼間の少女が現れてラムネのことを勇者ラムネスだといって異世界ハラハラワールドへつれていかれ、ハラハラワールドの平和を守るため妖神ゴブーリキを復活させようとしているドン・ハルマゲと戦う事に。
そんな中ドン・ハルマゲの命を受けたダ・サイダーとレスカがモンスカーを引き連れて襲ってきたのである、しかし勇者ラムネスのための武器が城の地下にあると言う事で城の地下室の封印を解いたら、アドバイザーロボットのタマQなるスライムっぽい生物がが現れる。そしてタマQの中からキングスカッシャーを召喚、モンスカー軍団を撃退し。そして再び襲撃してきたダ・サイダー率いるモンスカー軍団。そのモンスカー軍団の中に不可解な動きをする者がいたため、タマQの提案でセイントボムを使った所、姿を変えられていたポーン8兄弟を元に戻す事に成功する。
そしてハラハラワールドの危機を救うべく、8体の守護騎士を探す旅に、アララ国の姫、ミルクとココアと共に出発する事になる。順調に守護騎士を仲間にしていくラムネ達だったが、ダ・サイダーに守護騎士の一人であるクイーンサイダロンを持っていかれてしまうのだった。
しかし其の後も守護騎士を集めていき、最終的に7体の守護騎士を集める事に成功するのだった。そして聖地ラムネッカへと向かい勇者ラムネス伝説を聞くことになる。ラムネス伝説にはラムネ、ミルク、ココア以外にレスカ、ダ・サイダーらしき人物が写っていたのである。
そしてラムネ達はドン・ハルマゲの本拠地であるホイホイ城へと向かう、ホイホイ城の罠を守護騎士の尽力で突破しドン・ハルマゲの元へ向かうラムネ達、最終的にダ・サイダーとレスカも味方に付き、なんとかドン・ハルマゲを倒す事に成功したはずであったが、新たな敵破壊戦士が現れて…。
登場メカ
基本SDメカ、ただし等身や4等身くらいとちょっと高い、大きさも10mくらい有り通常のSDロボと比べるとちょっと大きめ。殆どが飲み物系の名前で統一されている。
守護騎士
ゴブーリキを封印していた騎士達。ドンハルマゲの呪いにより多くが姿を変えられていたが、キングスカッシャーのセイントボムで元に戻る。
ネーミングはだいたい飲み物(一部わからないモノ有り)で統一されている。サポートメカのタマQにコインを入れて召喚する。なお一気にまとめて召喚しようとするとタマQはおえーって感じになる。
モチーフは全てチェスの駒になっており、ポーン以外は基本的に対になっており、共通する要素と相反する?要素がある。
キングスカッシャー:馬場ラムネ、タマQ
主役メカ。勇者ラムネスにしか使えない武器として封印されていた。名前のモデルは多分スカッシュ。ラムネの言うことはなんでも聞くが、キングスカッシャーがしゃべる事はない。前半はセイントボムと言う技で守護騎士を元に戻していたが、後半はクイーンサイダロンとの合体攻撃「ロイヤルスカッシュ」が必殺技となる。
熱血メーターがレッドゾーンを超える事でサムライオンへ変形する事でが出来る。
クイーンサイダロン:ダ・サイダー、ヘビメタ子
守護騎士の中でドン・ハルマゲの洗脳に唯一抵抗していた。がヘビメタ子の力でダ・サイダーが操縦できるようになる。基本的にダ・サイダーが笛を吹いてヘビメタ子が召喚する。名前のモデルは多分サイダー。
変形してヤリパンサーになるのだが、ヤリパンサーになる際にダ・サイダーの血圧をあげる必要があるため、毎回手をハンマーで打ったり唐辛子を食ったりして無理やり血圧を上げて変形している。
セイローム
騎士。最初に仲間になった守護騎士なので、呼ばれる機会は非常に多い。出てくるときに騎士道精神に則り正々堂々戦う事を毎回誓う。名前のモデルは多分セイロン(紅茶)、その為登場時のセリフはティーパックー。
シルコーン
セイロームの次に仲間になった守護騎士、口調は江戸弁、名前のモデルも汁粉(関東側での名称)と思われる。チャリオット型に変形してセイロームと合体できる。
ブルマン&キリマン
兄弟の守護騎士、まとめて仲間になった。名前のモデルは多分ブルーマウンテンとキリマンジャロ(どちらもコーヒー)合体してブレンドン(多分名前のモデルはブレンドコーヒー)となる、ブレンドンは守護騎士一の怪力を持つらしい、武器は杵。ブレンドンになると声が太くなり、一人称がおいどんに。
アッサーム
武士、スケベなペガサスに姿を変えられていた。名前のモデルはアッサム(紅茶)と思われる。
ゼンザイン
口調は関西弁、シルコーンと同じくルークがモデルで、関西弁をしゃべるだけに名前のモデルは多分善哉(関西側の名前)。出番はやや後半。シルコーンと同じくチャリオット型へ変形する。
ポーン8兄弟
最序盤に味方になった守護歩兵。小型で戦闘力は低いためか戦闘で出番は少なめ。終盤に破壊戦士の破壊忍者の一人くの一ちゃんがポーン八郎に一目惚れしてそのまま加わる。
敵
モンスカー
前半の敵、ダ・サイダーの指揮の下で襲ってくる。
破壊戦士
後半の敵、守護騎士とは別のグループで妖神ゴブーリキを封印していたが、ゴブーリキに操られて襲って来る。モチーフは将棋の駒。
妖神ゴブーリキ
ラスボス。ドン・ハルマゲの力によって復活されようとしている。
その他
スタン帆船 ウェスタンラリアット号:馬場ラムネ、アララ・ミルク、アララ・ココア、タマQ
移動用の空飛ぶ船。基本的にスタン帆船と呼ばれる。
ハルク砲艦 アックスボンバー号:馬場ラムネ、アララ・ミルク、アララ・ココア、タマQ
後半ドキドキスペースで使用される移動用の乗り物。一応単体でも戦えるようで戦闘シーンも有り。
感想他
ギャグメインの作品なので、ガッツリよりゆるく笑いながら見たほうが正解な感じです。1回目はちょい真面目モードで見たのですが、2回目はゆるーく見ました、ゆるく見たほうが楽しいです。
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