アニメの建築物を実際に作ったらどうなるのかと言うテーマの本。
その為に前田建設の関係者4人と、ANA(戦闘機フライマンタに対する助言)等の外部の人間の力によってジャブローの建築プランが作られていく。
要は「アニメのあの状況を同再現するか」と言う事に主眼が置かれ、アニメのすべてのシーンがそのマップ内で再現可能なように作ると言う事がテーマ。
例えばアッガイに潰されて爆発したドームにアッガイドームと名づけて、果たしてアッガイが腕を振り下ろしたらあのように潰れてあのように爆発する条件が成立するにはどうすればいいのかというのをシミュレートしたり(TNT火薬2tであの爆発力が出せるらしい)、かなり無理があるフライマンタの発進に必要な条件(電磁式カタパルトを用いるのだろうとの事)、カツレツキッカが入り込んだあのジムの工場はどうなっているのか、ジムを組み立てる際に必要な条件は(大きすぎて立ったままだと高所作業で危険なので寝かして組み立てて立たせる方式)、ジムには上半身パーツ工場と下半身パーツ工場に別れ、それが集まりあの工場で組立が行われていると言う結果になり、3つの建物からジム工場が成立する等。ジャブローのシーンを既存の技術で再現する為にどうすればいいのかと言うのがゲストと4人の対談で作られていく。なお連邦本部の建物はありえない形なのでプランが立てられないとの事。
またアッグシリーズを使ってジャブローを攻め落とすプランを立てるジオン視点の話もあり、アッグのホバーは出たズリ(土砂)を外に運び出すのに用いる事ができるのではないか、またアッグで穴を堀りジャブローを水責めにするプランも立てられていた。
最終的に最低限のジャブローのシーンを再現する為に必要なジャブローのCGがサンライズの監修のもとに完成、そしてそれを作るには2532億円(一部建物は除外)、工期は272年(並行作業により工期短縮が可能とも)かかると言う結果が出た。
MSV等も考慮するとさらに条件がややこしくなる模様。またギャンは現場監督っぽいらしい。
関係者4人は基本的にガンダムはそこそこ詳しい感じで、一応MSV等派生のネタやアナザーガンダム等のネタにも言及している、特に1人は戦場の絆のプレイヤーだとか。メジャーなネタなので、一応ゲスト含む関係者の多くが少なくともかじった感じ。
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