本編ではやや不明瞭だったレッドショルダーやイプシロンの補完等が行われており、かつてのレッドショルダー隊員の登場やレッドショルダーの創設者の登場、それやイプシロンとフィアナの関係、本編のイプシロンのフィアナに対する執着の元等が描かれる事に。またキリコがなぜ冒頭のあの任務に参加したのかなども暗に語られている。
ほかの外伝作品と違って完全にTVの補完に徹しているので、TV版を見てちょっとわからなかった所を見るにはこれが一番な気も。
あらすじ
戦争末期、レッドショルダーに所属する問題児4人はそれぞれが別の部隊に配属されたのである。そしてその後4人は再び集まり、調子の悪いスコープドッグの整備を始め、レッドショルダー創設者ヨラン・ペールゼンの元に向かったのである、かつての復讐の為に。そんな中結社の組織では、PSのイプシロンが誕生しており、フィアナの元で教育を受けていたが、フィアナはイプシロンの攻撃衝動を抑える方向に向かい、その為にフィアナによる教育は停止される。
その後ペールゼンはフィアナに対してその思想を語り、理想の兵士を作ろうとしたが、最強であったキリコは反抗心の強さ等ペールゼンの理想からは程遠かった事を語るのである。
キリコ達はペールゼンの基地に辿り付き攻撃をはじめるが、それを迎撃するためにイプシロンはブラッドサッカーに乗って出撃、キリコ達を圧倒するのだった…キリコはブラッドサッカーの動きからフィアナが乗っているのではないかと思い込む。
登場メカ
スコープドッグ改:キリコ・キュービィー、グレゴルー・ガロッシュ、バイマン・ハガード、ムーザ・メリメ
テロップによると型番ATM‐09‐STTC。ボロっちいATのパーツを大量に使っている。有名な「コイツの肩は赤く塗らねぇのか」「貴様塗りたいのか」のやり取りが登場時にある。モブ隊員のブラッドサッカーは圧倒したが、イプシロンが乗ったブラッドサッカーには苦戦。
ブラッドサッカー:イプシロン、レッドショルダー隊員
テロップによると型番XATH‐P‐RSC。ペールゼンの元にいるレッドショルダーの生き残りの隊員達が搭乗している。その為か肩に赤い色がぬられている。レッドショルダー隊員は約32人くらい残っていたらしい。
感想等
外伝と言うかむしろボトムズのスペシャル版のような内容、アニメ終了からさほど時間が空かず作成されておりノリがほぼ一緒なのと、完全にアニメで微妙に説明不足でわからない部分がちょうどいい感じで補完されており「かゆいところに手が届く」内容といったっ感じ。TV版を見た後「面白かったけどちょっと細かいところがわからない」って思ったら見た方がいい感じの内容。
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