2008年11月21日
メグスリノキ
メグスリノキ
1.メグスリノキとは
メグスリノキとは、カエデ科カエデ属の落葉高木です。「目薬の木」と表記されることもあり、また、「長者の木」や「千里眼の木」、「ミツバナ」、「ミツバハナ」などと呼ばれることもあります。日本国内のみに自生し、主に標高700メートル付近に多く見られるそうです。目と肝臓の調子を整えることが期待されています。
名前の由来は、戦国時代頃から樹皮を煎じた汁を目薬として使用すると眼病などに効用があるとする民間療法があったからだそうです。
2.成分
葉や樹皮を煎じた汁には特有の苦味があり、それがロドデンドロールという成分で肝臓の機能を高める作用が期待されています。その他に、トリテルペン・タンニン・ケルセチン・カテキンなど多くの成分が含まれていて薬効に関わっているといわれています。
3.安全性
古くから民間薬として利用されてきた歴史があるので、安全性は高いものと思われますが、どのような食品でもアレルギーの起る可能性はありますので、アレルギー体質の方はご注意ください。
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