2009年02月08日
アルギニン
アルギニン
1.アルギニンとは
アルギニンとは、たんぱく質を構成する20種のアミノ酸のうちの1種です。体内でも合成可能ですが、成長期の子供においては合成が間に合わないために必須性のある重要なアミノ酸です。
成長ホルモンの分泌を促すことによって、コラーゲン生成促進(美容)、脂肪代謝促進(ダイエット)、細胞増殖促進(アンチエージング、疲労回復)、免疫機能の向上など生体内での種々の機能の活性化に関与しています。
また、血管を拡張させる一酸化窒素の材料となることから、狭心症の症状改善や血圧を下げる効果なども期待されています。
さらに、アルギニンは尿素合成の材料でもあることから、アンモニアの分解を促進する解毒作用も期待されています。
最近では、フランス海岸松抽出物(ピクノジェノール)とアルギニンの組み合わせで、勃起不全の改善に効果があったという報告もあります。
2.成分
アルギニンを多く含む食品には、魚類の白子(精巣)、肉類、大豆、ナッツ類、玄米などがありますが、高麗人参中にも大量に含まれています。
3.安全性
広く食品中に含まれる成分ですので、安全性は高いものと思われます。なお、腎機能障害の方には体にとって逆に負担となりますので、摂取を避けた方がよいでしょう。
※ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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