2008年12月08日
フコイダン
フコイダン
1.フコイダンとは
フコイダンとは、海藻類の「ぬめり」部分に多く含まれる酸性多糖類(単糖が概ね10個以上つながったもの)であり、L-フコースというを単糖(糖類の最小の構成単位の総称)がたくさんつながって出来たものです。⇒多糖類や単糖の詳細についてはコチラ。
フコイダンは、免疫賦活(免疫力の活性化)、抗がん作用、血圧低下作用、抗ウイルス作用、抗菌作用、アレルギー抑制作用、肝機能向上、コレステロール低下作用などが期待されています。
ワカメのメカブから得られたフコイダンをがんを植えつけたマウスに経口投与したところ、生存期間が延長し、正常マウスに投与するとナチュラルキラー(NK)細胞という免疫細胞が活性化されたり、IFN-γ(免疫を活性化する因子)の産生が高まったという報告があります。
2.成分
海藻類の中でも、特に昆布やワカメ、モズクなど褐色を帯びていることが特徴である褐藻類というものに含まれています。
3.安全性
食品由来の成分ですので、安全性は高いものと思われます。
※ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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