2008年11月24日
ハトムギ
ハトムギ
1.ハトムギとは
ハトムギとは、中国南部からインドシナ半島にかけてが原産とされるイネ科ジュズダマ属の植物です。古くから日本にも渡来していて、漢方や民間療法では、皮を剥いた種子をヨクイニン(薏苡仁)と呼んでいます。ハトがよく食べるのでハトムギ(鳩麦)という名がついたそうです。いぼ取りの効果、利尿作用、抗腫瘍作用などがあるといわれています。
主として、お茶やシリアル食品などに利用されていますが、ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用があることが知られていて、基礎化粧品に配合されることもあります。
2.成分
種子に含まれるコイキセノリドという成分に抗腫瘍作用があることが知られています。また、根にはアルカロイド(詳細はコチラ)のコイキソールを含んでいて、肌細胞を活性化する働きがあるといわれています。
3.安全性
漢方では、妊娠中は禁忌とされているようですので、妊娠中の方は控えられることをお勧めします。
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