2020年04月21日
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
★★★★☆
本の概要
本のタイトルの通り、「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む」ための本。
30歳のサラリーマンを主人公にした物語形式で、転職に必要なことを学べるようになっている。
感想など
私もこれまでに「このまま今の会社にいていいのか?」と何度も思ったことがある。転職の経験はあるものの、いまだにその考えが思い浮かぶことは少なからずあるので、この本を手に取ってみた。
他にも転職やキャリアに関する本は読んだことがあったが、この本はこれまで読んだ中で「転職」そのものに関しては一番深く切り込んでいるなあと感じた。
物語形式になっているので、分かりやすく、面白い。主人公が、この本を手に取るであろう人たちと同じような悩みを持っているため、共感もできるし、目線も近いだろうから、話が頭に入ってきやすいと思う。
また、物語の中で転職について指南してくれる黒岩という人物も、ちょっとでき過ぎ感はあるが、なかなかいい味出してる。
一個人の転職にとどまらず、転職がより一般化することによる会社や社会への効用についても触れられている。
様々な考え方を授けてくれるため、読みながらちょっと頭が追い付かなくなりそうに感じることもあった。しかしありがたいことに、最後に「まとめのノート」というのがついているので、そこを読めば内容を頭の中で整理・復習しやすい
できれば、20代の頃にこの本に出合っていたかったかも。私は30代後半なので、もしかしたらこの本のメインターゲットよりも年上なのかもしれない。おそらく20代〜30代前半の人が、この本のメインターゲットなんだろう。とはいえ、少しでも仕事ライフをより良くしたく、またそのために転職することを選択肢の一つに入れている人であれば、年齢あまり関係なく役立つ内容だとは思う
少なくとも私は、やはり転職も現実的な視野に入れたい!そしてその時はこの本に書かれている考え方に沿ってみたい!と思えた。あと、実際に転職しなかったとしても、その気になればいつでも転職できるという状態にしておくことが良いことだと、改めて認識できた。
タグ:転職
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posted by myreading at 20:48| 社会・ビジネス --- ビジネス