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2015年05月04日

0051. 作曲やアレンジ、アドリブにおいてでも音楽理論を効果的に活かすために、ダイアトニックに対するアウト感の強さの表をつくりました

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です




♪♪今回は音楽理論のための基礎知識

「アウト感とインサイド」についてです



いままでの内容を
この2つの観点からとらえていくと
おぼえやすくなるので、

ぜひここで理論武装してってね

(*゚ー゚)=○)゚O゚)パンチ!




diatonicの音で曲をつくれば
それだけ調性が守られた音楽となります

反対に、調性外の音を使うと曲が
→アウトして聞こえる。


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たとえば)

substitute chordは曲を

【アウトさせることを目的】

に使われるコードで、
調性から考えると異質なハーモニーとなる




jazzなどの
(特にコンテンポラリーな)音楽では
逆にアウト感を好んで演奏されるので、

こうしたコードもよく使われる。





つまり

→曲をアウトさせるか、インサイドするか

作曲するときは狙って
作っていく必要があるってことになります









その意味で)


今後も、いろんなツールとして
アレンジのパターンが出てくるけど

それぞれがどういう目的で
使われるかを理解することが
とても重要になってきます



今後出てくるツールについて

一部ですが、そのアウトの強さなどを
つぎの表でまとめてみました。


こういうのも
便利やないかなって思います

良かったら参考にしてみてください

(●´艸`)フ゛ハッ






■インサイド、アウトサイドの目安


下に行くほどアウト感は強くなります

ただしどれも
調性の範囲内で許されるアウト感なので、
どれを使っても曲の調性が壊れるほどではなく

作曲やアレンジでは
使いやすいツールばかりです


theory0161_outside-inside.gif




補足)

たとえばアレンジやアドリブにおいても

その曲がどういう目的で
そのコードなどを使っているかを
理解できていないと、

見当違いなフレージングになってしまう。




こうした狙いを理解していくことは

ただ音楽理論を知っているってことを超えて
すごく実践的な意味を持つようになると思うので




今後もこのサイトの音楽理論は

ただの知識だけの枠に終わらず


質の高い内容を書いていけるように
がんばりますね




ヾ(*・ω・)ノ゜+.゜













0050. トライトーンハーモニー(substitute chord)つまり代理コードについて説明します。アレンジにつかってみてね。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



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♪♪今回はsubstitute chordについてです




substitute chordとは代理コードのことで、

トライトーンのインターバルを利用し、
chordの機能を決定する3rdと7thを
逆転することでできたハーモニーを

TRITONE HARMONY
(substitute chord)といいます。

tritone harmonyのことを
裏コードともいう。


theory0159_tritoneinterval.gif







それぞれのコードは
代理コードとして利用できます

(●´∀`)ノ+゜*



たとえば)

key=C のとき

X7  →  T  

G7      C



これを代理コード(substitute chord)に
入れ替えると

♭U7  →  T
D♭7      C となる


代理コードは
ほぼ同じものとして使えるけど
Rootが調整から外れてしまうので

コードのハーモニーは曲に対して

とてもアウト感が強くなります


ここは注意が必要。



なお、今回のアナライズ
♭U7の表記は分かりやすく書いたもので

実際のV7の代理コード
substitute dominant chord
のアナライズとはことなります

ここはまた後日触れます
→substitute dominant chord




さいごに
■Tritone intervalの関係(コード)


Point!!)
substitute chordのRootの関係は
cycle of fifthの図の対角線をみるとわかる


theory0160_tritoneinterval.gif




cycle of fifthの図は
ほんとべんりなやつです

(●´艸`)フ゛ハッ


ではまた次回










0049. 演奏上のX7(sus4)の使い方と、X7(sus4)のアナライズの書き方について説明します。ヴォイシングのしくみもわかるかも。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です


♪♪今回もX7(sus4)の使い方のつづきです


X7(sus4)は演奏上次のような使い方もします








@U-7/5 of key(←bass音)

そのkeyの5thの音をRoot音としたU−7コード
Rootから見たU−7の構成音の役割は
次のようになる(Key=Cのとき)

theory0157_v7sus42-7.gif

Bass音G(keyの5番目の音)から見て
D−7の構成音C(7th)が
G7(sus4)のP4の音になっている


なので構成音全体から、コードは
→G7(sus4) です



また同時に、
D−7の構成音Aが、
G7(sus4)のnatural tension9thの音

なのでコードは
→G7(sus4) (9)になります






AW△7/5 of key(←bass音)

そのkeyの5thの音をRoot音としてW△7コード
Rootから見たW△7の構成音の役割は
次のようになる(key=Cのとき)

theory0158_v7sus44maj7.gif

Bass音G(keyの5番目の音)から見て
F△7の構成音C(5th)が
G7(sus4)のP4の音になっている

なので*構成音全体から、コードは
→G7(sus4) になります


* 構成音的にみると
 G7(sus4)の5度の音が抜けているが
 コードの響きとして5度の音は
 省略可能な音なので問題ない。




また同時に、
F△7の構成音A,Eがそれぞれ
G7(sus4)の
natural tension9th、13thの音

なのでコードは
→G7(sus4) (9,13)になります







Bその他の組み合わせ

同様に次の
diatonic chordとの組み合わせも
X7(sus4)コードとなります

●U−/5 of key
 構成音としてP4が存在しないが、
 3rdもないので、(sus4)のような
 特性になっている

 key=Cのとき
 D−/G → G7(sus4) (9)


●W /5 of key
 
 key=Cのとき
 D−/G → G7(sus4) (9)


●W6/5 of key
 構成音的にはW6は
 U−7と同じなので

 key=Cのとき
 D−/G → G7(sus4) (9)となります






■X7(sus4)のアナライズの書き方

演奏上、上記のような使い方で
X7(sus4)を用いた場合でも、

アナライズとしては、そのまま
「 X7(sus4) 」で表記します



コードの役割でアナライズをする場合は
ほかの書き方もありますが
(後日ふれます)
→diatonic reharmonizationのアナライズ


今回のアナライズは
あくまでも
コードの響きを度数で表わすための
アナライズなので、


U− /5 of key
U−7/5 of key
W  /5 of key
W△7/5 of key
W6 /5 of key どれも

アナライズは、 X7(sus4) と書きます







今回はここまで。

内容、難しくなってきてないですか?

ついていくのしんどくなったら
その都度もっと
かんたんな説明はさんでいくので

ツイッターやこちらのコメントなどで
聞いてね

こっからどんどんむずかしくなってくのだ





みんなで理解してすすみましょ

(●´∀`)ノ+゜ではああああ


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2015年05月03日

0048. ドミナントモーションのアナライズとX7(sus4)の使い方について。アナライズができるようになる準備がはじまりました。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



♪♪X7(sus4)コードの使い方について



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X7(sus4)コードはtritoneを含まないので
dominant chordとしての力が弱い。

→3rdをP4に変更したため
トライトーンの関係が無くなった


theory0087_c7sus4.gif





これらの特徴から、

V7(sus4)コードは
2通りの役割として利用できる




例)

@X7の代わりとして用いられる。
→ドミナントモーション【している】

theory0154_v7sus41.gif




例)

AX7の前に一度遅らせて
 猶予を持たせている
→ドミナントモーション【していない】

theory0155_v7sus42.gif







重要)

■ドミナントモーションのアナライズ

ドミナントモーションとは
『不安』が『安心』へ解決する働きのこと



X7→Tのように
dominant7thコードから、

Rootが完全5度downする進行が
ドミナントモーションの基本形である。

→ドミナントモーションは他にもある


こうした進行では、
「X7」での不安が、「T」で解決し、
より強い安心感を得る。


Point!!)
theory0156_dominantmotion.gif








ちょっと短いですが
今回はこのくらいで。

内容は短いですが
ドミナントモーションに触れました。

これが結構重要な話です。


こいつとはながいつきあいになるよおおおお

゜*。(*´Д`)。*°

しっかりおぼえておいてね




それではまた明日。
次はV7(sus4)の使い方Aやります。



じゃね。






2015年05月02日

0047. ダイアトニックコードのよく使われる進行のパターン(ダイアトニックハーモニー)について説明してます

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



♪♪今回もコード進行についてですけど
ここからはまた理論の内容にそって
進めていきますね

さいごちょっとだけ広告のせてるけど
もしよかったらクリックしてみて。

こっからもよろしく(●´∀`)ノ+

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●Diatonic harmony
ダイアトニックコードで
よく使われる進行を紹介します


ここでの内容は
大事、というか
あたりまえ、の話なんですが、

Diatonic chordのコード進行の組み合わせは
ぜんぶよく使われるバターンなので
それぞれをすべてまとめて載せてあります



それぞれの進行のインターバルが
何度進行なのかを確認しながら
各パータンをおぼえてみてください



@down in 5th
Rootの進行が5度ダウンする進行。


T  → W  (P5度down)
W  → Zdim (dim5度down)
Zdim → V− (P5度down)
V− → Y− (P5度down)
Y− → U− (P5度down)
U− → X  (P5度down)
X  → T  (P5度down)

triad chordで記載(seventh chordでもよい)
それぞれよく使われる

W→Zの進行は、
diatonic scaleのインターバルの関係で
間隔がdim5度downになる。

theory0013_cycleof5th.gif


このcycle of fifthの図で言うと、
逆時計まわりの進行

それぞれの組み合わせはとてもよく使う



それらを組み合わせただけで
そのまま曲でも使えそうなくらい
耳慣れた進行になる

例)

Key=C
theory0152_downin5th.gif







Adown in 4th
Rootの進行が4度ダウンする進行。

T  → X  (P4度down)
X  → U− (P4度down)
U− → Y− (P4度down)
Y− → V− (P4度down)
V− → Zdim (P4度down)
Zdim → W  (aug4度down)
W  → T  (P4度down)

triad chordで記載(seventh chordでもよい)
それぞれよく使われる

theory0013_cycleof5th.gif



このcycle of fifthの図で言うと、
時計まわりの進行

それぞれの組み合わせはとてもよく使う


例)連続させただけでも曲ぽい

theory0153_downin4th.gif








Bステップ ワイズ
down or up in whole Step &half step

かんたんにいうと
半音進行か全音進行で上下する進行のこと


T  ←→ U− (whole step)
U− ←→ V− (whole step)
V− ←→ W  (half step)
W  ←→ X  (whole step)
X  ←→ Y− (whole step)
Y− ←→ Z− (whole step)
Zdim ←→ T  (half step)


triad chordで記載(seventh chordでもよい)
それぞれよく使われる


インターバル的には
正確にいうと

ド → レ は maj2
レ → ド は min7 になる


この場合はオクターブ上へ転回したのではなく
同じ2音を行き来しているので

どちらの動きも
whole step(全音)の上下を表現している


half stepも同様。










Cdown or up in 3rd

それぞれの進行が3度(maj3およびmin3)
で上下する進行。


T  ←→ V− (maj3)
U− ←→ W  (-3)
V− ←→ X  (ー3)
W  ←→ Y− (maj3)
X  ←→ Zdim (maj3)
Y− ←→ T  (ー3)
Zdim ←→ U− (ー3)


転回音程的には
maj3 ←→ min6
min3 ←→ maj6 だけど


この場合はオクターブ上へ転回したのではなく
同じ2音を行き来しているので

どちらの動きも
3度の上下で表現している








まとめ)

diatonic chordは
どの組み合わせでもよく使う進行なので

これらの名前をおぼえることは
だいじじゃないけど

それぞれの進行が
何度で動いているのかは
すぐに把握できるようになるのは大事



あと
4度と5度については

たがいに
P4←→P5 で転回音程の関係なので

P4downは P5upで、
P5downは P4upではありますが


4度5度は上下ではなく
downのほうで数えているので
気を付けてね









今回はここまでヾ(*・ω・)ノ゜+












0046. 実例 コードに7thやテンションをつける方法 コードづけB童謡「おお牧場はみどり」続き






おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



今回も「おお牧場はみどり」のコードづけをしていきます

theory0146_oomakiba.gif

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前回で
3コードはつけてみました

いろんなパターンが考えられますが
収集がつかないので
ひとまずこの形を基本として

7thやtensionを加えていきます




  G   C  G   D    G
@|レ レ|ソ レ|シ シ|ラ ラ|

  G   C  G    D  C D G
A|レ レ|ソ レ|シ レ|ミファ♯ソ|

  G       C D  G
B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

  G       C D  G
C|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|


Point!!)
トライアドはコードの響きがシンプルなので
進行感の動きで曲を狙って動かしてみたけど

セブンスやテンションは、せっかく
コードに複雑なニュアンスがあるので、
あえてコードの数を減らしてみました。

逆にA段目4小節目はフレーズが
4分でリズム的に遊んでいる部分なので、
ここは1音ずつにコードをはめて
伴奏もリズムで遊ばせてます














■7thやtensionの音を加えてみよう


7thの音は、単純には
トライアドの響きを複雑にしただけなので

トライアドがはまっている部分なら
気にせず好みで7thが入れれます
(available tensionも同様に入れれる)



ただし、Vに対する7thは例外で

dominant7th コードに関しては、
7thによって
響きではなく、コードの機能が変化した
(dominant functionを持つ)ので
使用には注意が必要です。


→これはコードの響きで選ぶのではなく、
 進行感で選びたいコード





Point!!)
またdominant7thコードは
強拍などの印象の強いところに使うと
その機能が効果的に発揮されなくて
音の濁った感じだけがでてしまいます

BLUESの7thみたいなサウンドが
欲しいのならよいのだけど
dominant7thとして利用したいのなら、

この場所もだめです。






なので今回のような
強拍に対して3コードで
メロディにコード感をつけた進行だと

dominant7thの機能が発揮されづらく
音が濁るだけになるかもしれないので

このコードだけは
使い方には気を付けてください








ということで。

安直に「D」コード以外
ぜんぶ7thにしてみましたパターン



dominant7thは
進行感につかえるとこだけつけます。

ぜんぶでした ←

(>Ц<●)



  G△7  C△7 G△7  D7  G△7
@|レ レ|ソ レ |シ シ|ラ ラ|

  G△7 C△7 G△7   D7 C△7D7G△7
A|レ レ|ソ レ |シ レ|ミファ♯ソ|

  G△7     C△7 D7 G△7
B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

  G△7     C△7 D7 G△7
C|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|







これでもかってくらい
まろやかなサウンドになりました。

●7thコードになると、
トライアドのときのようなカチカチとした
変化がなく、コード進行がスムーズです

逆に言うと、コードチェンジの勢いが弱いです



●それに対してdominant7thコードは
ドミナントが機能した場所では、
進行感がとても強く出ます

→次の音へ進みたいってニュアンス



7thなどの豊かなサウンドを持たせつつも
曲の進行感を強くださせる手法として
このドミナントの機能を使うのは効果的です
(他にも方法はたくさんあるよ)


Point!!)
曲にコード進行感を強く持たせたいときは

・トライアドコードを利用する
・dominant7thコードを利用するなど















7thやtensionのある曲づくりで
まず大事なのは、

作っている人の耳が
この複雑な響きに
違和感を感じないかどうかなんです。


これらは耳慣れないと、
どうしても7thやtensionが入っただけで
え?変か!?って不安になるみたい

まずは耳をならして、
複雑なコードを使い慣れましょう




ここでもう1つ
7thなどの音を利用する意図ですが、

わざわざそうした響きを入れる
狙いを持っておくと、使いどころが見えてきます



ここからは
その視点でみてみます

(●´∀`)ノ+゜*
















●曲にその雰囲気を足したかった。は大事

曲の雰囲気をコードでつくるときは

曲の印象の強い場所のほうが
相手には伝わりやすいので
そうした場所を狙う

→1拍目などの強拍やフレーズの落ち着くところ
→ドミナントした後の安心感の強いところ



逆に、その響きをあまり
はっきり出さずに雰囲気を伝えたいときは

→ちょっと弱めの強拍や印象弱めの小節など

曲の脇役ところにその響きを秘めさせて
使うっていうのも効果的な方法です。



例)たとえば@段目


★印象の強い小節(奇数小節)に7th

  G△7  C  G G△7 D7   G△7
@|レ レ|ソ レ |シ シ |ラ ラ|

印象の強い拍に置いた響きはとても目立つ

これが逆にその響きが苦手な人には
きつすぎるときもある


major7thは半音でぶつかるコードなので
使い方によってはキツく感じるかも

ナチュラル9thとかだと心地よいよ
(9thは全音ぶつかり)

  Gadd9 C  G Gadd9 D7  Gadd9
@’’|レ レ|ソ レ |シ シ|ラ ラ|


6thコードも全音ぶつかり
ただしG6コードはE-7(Y-7)と構成音が同じなので
voicingには気をつけて。

   G6   C  G G6 D7    G6
@’’’|レ レ|ソ レ |シ シ|ラ ラ|





★印象の弱い小節(偶数小説)に7th

  G   C△7G△7  G D7   G
@|レ レ|ソ レ |シ シ|ラ ラ|


秘めるのもおしゃれやね

一部分でも7thのニュアンスがあるだけで
ほかのコードもその雰囲気につつまれるから

音楽って不思議

(○゚ε^○)









●曲のメロディの音にコード感を加えたいときも

通常、メロディはスケールで演奏されるので
chord tone以外の音も入ってきます

音価の弱い細かい音符の音は別として
音価が強い長い音符の場合は、

・chord toneにその音を持たせるか
・chord toneにその音を持たせないか、で

ずいぶんフレーズのニュアンスも変わってきます

また今のコードづけは
強拍の音とchord toneを結び付けて
3コードから選んでいるので
あまり選択肢はないですが

そのメロディの音を、chord toneの
何番目の音(Root、3rd、5th、7th、tension)に
重ねさせるかでも、
ハーモニーはずいぶん変わるので
これも狙って出せます。




●Top noteにメロディを持たせるため

たとえば、最初の進行

 G△7  C△7 G△7   D7  G△7
@|レ レ|ソ レ |シ シ|ラ ラ|

1小節目について
top noteをvoicingしていった結果

7thやtensionが入ってきた例)

theory0151_oomakiba1-43.gif






こんな感じで
いろいろな理由から
トライアド以外の音をたくさん混ぜながら

コード進行を考えていきますパターン


 G Gadd9 C6 Gadd9 G D7  Gdd9
@|レ レ |ソ レ |シ シ|ラ ラ|
 G Gadd9 C6 Gadd9 G D C D G
A|レ レ |ソ レ |シ シ|ラ ラ|

 Gadd9  G△7(9) D7  Gadd9 Dadd13
B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

 Gadd9  G△7(9) Cadd6 D Gadd9 G
C|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|




まだ現時点では
進行感があまりだせません

(ノД`)・゜・。

でもコードの
ハーモニーでけっこう
フレーズ的な流れは結構出せますね




いろいろ試してみてください











ぜんぜん息抜き回じゃなかった

・゜・(PД`q。)・゜・笑




2015年05月01日

0045. 実例 メロディにコードをつけるパターンA童謡「おお牧場はみどり」






おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



ここまでの内容のまとめで
かんたんなコードづけを練習してみましょ




なお、

これらの内容は
音楽理論の内容についての説明じゃなくて
じぶんの経験などからの内容なので

ちょっとした息抜き程度に
おつきあいください。





では

今回も著作権切れの童謡を探します
童謡、唱歌の世界

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はい今回はこれにしました。


theory0146_oomakiba.gif


譜面見てください

これkey=Cじゃないです

theory0147_tyougouG.gif

練習の意味で
わざと違うキーにしました。



どんなKeyにも
もう対応できるってのが
理論ってすごいよねって感じです(*′艸`)



今回はkey=Gで
コードづけします












●準備

@Key=GのDiatonic scaleをつくります
AそこからDiatonic chordつくります

 theory0109_gciatoniccho.gif


Bavailable tensionの確認をします
theory0148_GavailableT.gif



これで準備完了です

。+゜ (o´∀`o)




コードづけは

曲の基盤となる3コードでまず大枠をつくって

そこに7thやtensionの音を加えると

かんたんです




Point!!)
コード感的には、

7thやtensionの音も含めて
1つのchord toneと捉えて、

メロディにはめてくほうが選択肢が増えるけど


フレーズの強拍に対して
7thやtensionの音でコードを狙いにいくと
その曲の進行感が変になりやすいので

それはもう少し理論が進むまでがまんして
今は、しんぷるなコードづけに慣れましょう


そっちのほうが
進行感上手に出せるようになるので

がんばろね(●´艸`)フ゛ハッ





















■じっさいにコードつけてみます

コードづけの手順はこれです

@聞こえ方の耳に感じるリズムで手拍子
Aその拍の音程を確認する
B3コードから使うコードを選ぶ


これで

かんせいヾ(*・ω・)ノ゜+めちゃかんたん。




「おお牧場はみどり」は16小節


@今回は強拍への手拍子を1,3拍として
 そこにコードを当てはめていきます



この手拍子の位置を
どこで叩いたらいいか
わからないって聞かれました。

手拍子はあくまでも基準なんで

耳が拍にのりやすいとこなら
どこでも大丈夫です




でも、もし
もっとメロディのもつ拍感に
あわせてコードをはめていくなら


→基準を音価にもっていくのもありです


音価とは音の持つ印象の強さのことで
・印象が強いほど、音価は高く
・印象が弱いほど、音価は低い

この印象の基準は
ジャンルや演奏スタイルでも変わるけど

Point!!)
今は1拍目,3拍目の順に音価値が高く
また音符が長いほど音価は高いと
おぼえておく


今回は音価も気にしながら
コードチェンジの場所を考えてみます




Aその拍の音程を確認する

@|レ レ|ソ レ|シ シ|ラ ラ|

A|レ レ|ソ レ|シ レ|ミ ソ|

B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

C|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|





B3コードから使うコードを選ぶ

key=Gの 3コード

 G ( ソ シ レ )
 C ( ド ミ ソ )
 D ( レ ファ ラ )







なので選択していくと
1つめのパターン


  G   C  G  G   D
@|レ レ|ソ レ|シ シ|ラ ラ|

  G   C  G  G D C  G
A|レ レ|ソ レ|シ レ|ミ ソ|

  G D C G  C D  G
B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

  G   C G  C D G
C|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|


これでとても無難です

(゜゜)(。。)ウンウン















ちなみに

3コードは、
keyの中での役割がぜんぜん違う
3種類のコードなので


この3つのコードチェンジは

間が早まると
テンポは同じでも、曲の進行感が
スピードアップした感じがしますね


例)
B段目に入ってからの進行感の
早さは劇的じゃないですか?

メロディのリズムの変化とあわせて
とても軽快な感じがでました
(●´艸`)すてき

で、C段目は
メロディ的にはB段目と同じ流れですが

B段目のスピード感を大事にするために
あえてC段目の1小節目のコードチェンジ
ゆったりにもどしてみました。


極端にいうと、
BC段目の進行を

  G       C D  G
B|シ レ|ソ シ|ド ラ|シ ソ|

コードチェンジを無くすっていうのも

ザッザッザッみたいな均等な拍で
区切ってく感じも歯切れあっていいよね

こういうのは好みがでる(●´∀`)ノ+





ここでもう1つ
パターンA音価に注目してみる

この曲よく見ると、
@段目の4小節目やB段目の4小節目
フレーズの流れが強拍より
次の拍や、次の小節のほうに流れてますよね


theory0149_oomakiba1-4.gif

この4小節目の拍の流れを見て
むしろこのフレーズの終点は
ラじゃなくて →次の音「シ」って考えると

  G   C  G  G   D 【G】
@|レ レ|ソ レ|シ シ|ラ【シ】|

この4小節目。
Gのタイミングは、
フレーズの変化に合わせて4拍目でもいいし
その変化を予感させて3拍目もありです

それぞれの良さがあります

theory0150_oomakiba1-42.gif



こういう自由さが
音楽ってあるからいいなって思う

ついでに言うと
4小節目4拍目で「G」に変わる流れなら、
この曲はそうしたニュアンスの曲って考えて、
3小節目の3,4拍目も
4拍目に流れてる感じをだして
4拍目で「D」にチェンジていうのもありかも

  G   C  G    D    【G】
@|レ レ|ソ レ|シ【ラ】|ラ【シ】|

どうでしょう?
言い出すときりはないけど(●´艸`)フ゛ハッ












ずいぶん長くなってしまったですけど
コードづけって言うのが
自由って言うのがこういうのを通じて

見えてくるといいなって思う





って



はっ( ゚д゚ )!!

まったく7thもtensionもつけてない


話しズレた。
ごめんね

いったん終了して次の記事でつづきしますね


でも息抜き回だから
こういうのもいいよね

そいではね(人´∀`).☆.。.:*・





2015年04月30日

0044. これですべてのコードに使用可能なテンションノートがわかる!そんな一覧表だよ

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です



♪♪今回はテンションの一覧表の資料のせます



この先に習うものも含めて表記しているので
めちゃ便利ですよ

ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!


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■トライアド

chord名いつでも
使用可能
keyのDiatonic scaleの音なら可能例外
maj


min


aug

#11

dim
各CTのmaj9th上の音が使える。
tensionの表記は音名で→ Bdim add G

sus4
11(CT)





表記略)chord tone → CT






■セブンスコード


chord名いつでも
使用可能
keyの
Diatonic scaleの
音なら可能
 例 外 
maj6
maj7



#11


min6
maj7(CT)

11

maj7
maj7(CT)

13


#11



min(△7)
maj7(CT)

11
13
min7
11







13
ドリアンモードの時はキャラクタートーンのため使用可
min7(♭5)
11
♭13





dom7

♯11
13


♭9
♯9
♭5
♭13
dom7
(sus4)


11(CT)
13

♭9
♯9
♭13
aug7

♯11
dim7
各CTのmaj9上の音が使える
tensionの表記は音名
 → Bdim7 add E

表記略)chord tone → CT



ただし、使ってみて良ければ
available tensionでなくても自由に使用できる






補足)
セブンスコードの表において
chord toneの7thの音もtensionとして
考えているのは


7thの音は今では
chord toneの一部として
耳慣れたサウンドになっているが


もともとは
トライアドの響きを
コードの基本形と考えるのがスタートで


7thの音も
トライアドの響きに緊張感を与えるための
テンション的な役割で使われていたから。

その音楽の流れを考えて、

7thもtensionの一部として掲載してある




なお、現代では9thもずいぶん
耳慣れたサウンドになってきているので

使用に際して、
それほど注意を払わなくても大丈夫な

使いやすい響きになってきている




ってニュアンスをとらえて
テンションを見ておくと
使用の際に使いやすくなるから

よかったら参考にしてみてください




それではまた次回+.゜ヾ(・ω・*)ノ









2015年04月29日

0043. ダイアトニックコード(セブンス)に使用可能なテンションもこれでわかります

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です







♪♪今回もavailable tensionのつづきです



Diatonic chordの各セブンスコードについて
使用可能なavailable tensionをまとめます




注意)
ここでいう使用可能というのは、
どんな曲に置いても、この音なら
曲を壊さず安全に使えるという意味のもので

それ以外が使えないわけではない。

→耳で聞いてよければ
available tensionでなくても使用可能です

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そして今回も
■C major scaleでのDiatonic chordで考えます

条件)ナチュラルテンション

@トライアド部分のmaj9th上の音
AそのKeyのDiatonic scale上の音






Point!!)

トライアドのときは、
トライアドがもつはっきりとした響きを
テンションによって壊さないよう
注意して使ったが


セブンスコードはもともと7thの音により、
響きは複雑になっているので、

トライアドのときに避けていた音も
available tensionとして扱うものが増えます

その違いをしっかりおぼえましょう

(●´∀`)ノ+゜*













●C△7 コード

T△7 コードは
avaliale tensionが 9th、13thです

→ C△7(9,13) と書く

テンションの度数は上下に積んでもよい




使用するテンションは、
次の組み合わせで、自由に選んで使います
→C△7(9) 、C△7(13) 、C△7(9,13)



注意)
トライアドでは13thはC6の可能性もあり
避けたが、セブンスコードでは13thと考え
available tensionとして扱う


theory0139_Cmaj7.gif











●D−7 コード

U−7 コードは
avaliale tensionが 9th、11th です

→ D−7(9,11) と書く



注意)
マイナーセブンスコードでは 11thは
available tension になります

13thについては、3rdの音と
トライトーンになるため使用は注意する。


theory0140_D-7.gif












●E−7 コード

V−7 コードは
available tensionは 11th だけです

→ E−7(11) と書く



注意)
マイナーセブンスコードでは 11thは
available tension になります


theory0141_E-7.gif















●F△7 コード

W△7 コードは
available tensionは 9th、#11th、13th

→ F△7 と書く



注意)
セブンスコードでは11thが使用可能
メジャーのコードでは#11thになる
(ただしRootとはトライトーン)


theory0142_Fmaj7.gif















●G7 コード

X7 コード(およびV7sus4)は

available tensionは 9th、13th および
altered tension ♭9、#9、(♭5)、♭13

♭5は#11と同じ音だがaltered 扱い
特殊なテンション(special tension)




書き方)
テンションは横に書いて示してもよい

→ G7(9,13,♭9,#9,♭5,♭13)

→ G7(9,13,♭9,#9,♭13)
(sus4の良さを残すため♭5は避けた)



ただし、

注意)

使用するテンションは、
自由に組み合わせて使うが次の点は注意する


♭9 と ♯9 の同時使用は可能
→ ○ G7(♭9,#9)

9と♭9(もしくは#9)の同時使用はダメ
→ × G7(9,♭9) 
  × G7(9,#9)

半音でぶつかると、濁りすぎて
ナチュラルテンションの良さがなくなるので


その他のテンションの組み合わせは自由


theory0143_G7.gif














●A−7 コード

U−7 コードは
avaliale tensionが 9th、11th です

→ A−7(9,11) と書く



注意)
マイナーセブンスコードでは 11thは
available tension になります


theory0144_A-7.gif












●B−7(♭5) コード

Z−7(♭5) コードは
avaliale tensionが 11th、♭13th です

→ B−7(♭5)(11,♭13) と書く

(♭5)とは別に、( )を設けて記入する。





注意)

Z−7(♭5)の ♭13は

オルタードの♭13ではなく、
ナチュラルテンションの♭13


ややこしい話なので説明します

ヾ(*・ω・)ノ゜



ナチュラルテンションは
トライアド部分のmaj9th上の音です


通常13thは
P5から数えて→13th ですが


Z−7(♭5)の5thは

♭5で、半音低いので、

13thも半音下がります




なので、
♭5から数えると→♭13 


つまり、この♭13は
あくまでも♭5のmaj9th上の音。

つまりナチュラルテンション




はい。ここまでが分からなくても

次のことだけはおぼえるヾ(*・ω・)ノ゜

→ ナチュラルテンションの♭13thとなります
→ オルタードテンションの♭13じゃない

これで大丈夫。

theory0145_B-7-5.gif












まとめ)

セブンスコードになっても
トライアド部分のテンションは共通です

なので 9th は
おぼえなくても大丈夫


11th、13thは
セブンスコードになると
available tensionとして
よく使われるテンションになります




余談ですが、
ひろく解釈すると

テンションの音は 
7thの響きがある前提で加えられています


なので



たとえば

「 C9 」 コードのように 

7thの表記がなく書かれている場合もありますが


このコードは

× C add9 のことではなく

○ C7(9)の省略形です


「add」はそのままそのコードに
tensionを加えたぜええって意味の記号ですね

(●´艸`)フ゛ハッ






セブンスもトライアドのときと同様に

available tensionの意図は
曲の調性などを壊す可能性のない安全な音。

なので、
耳で聞いてよければ、他の音も使用可能です






テンションは大事なはなしなので

次回は、available tension まとめ。


使用のためのコード別一覧表みたいなの
つくりますね



こころが折れないことを祈っておいてね

。・゚・(ノД`)ヽ(゚ω゚=)モニュニュ





ではああああああああああああああ


0042. ダイアトニックコード(トライアド)に使用可能なテンションをわかりやすく説明しました

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です




♪♪今回はAvailable tensionについてふれます


available tensionとは
かんたんにいうと
使用可能なテンションって意味になります。




各Diatonic chordにおいて
使用可能なavailable tensionをまとめます


注意)
ここでいう使用可能というのは、
どんな曲に置いても、この音なら
曲を壊さず安全に使えるという意味のもので

それ以外が使えないわけではない。

→耳で聞いてよければ
available tensionでなくても使用可能。




■C major scaleでのDiatonic chordで考える

条件)ナチュラルテンション

@トライアド部分のmaj9th上の音
AそのKeyのDiatonic scale上の音




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●C コード

トライアド T コードは
available tensionは 9thのみ

→ C add 9 と書く


トライアドコードは□add9のように
「add」を書いて記入する





注意)
13thは、major6の音でもあるので、
C6 コードと区別する意味で、避けた。

theory0133_Cadd9.gif










●D− コード

トライアド U− コードは
available tensionは 9thのみ

→ D−add9 と書く




注意)
11thはP4の音なので、
sus4コードと区別する意味で避けた。


13thの音はmaj6と区別した。
また、min3とトライトーンの関係になるので
使用には注意する。


theory0134_D-add9.gif











●E− コード

トライアド V− コードには 
available tensionがない。

→ E− と書く


注意)
11thはP4の音なので、
sus4コードと区別する意味で避けた。


theory0135_E-add9.gif









●F コード

トライアド W コードは
available tensionは 9thのみ

→ F add9 と書く



注意)
#11thはRootと
トライトーンになるため避ける


13thは、major6の音でもあるので、
C6 コードと区別する意味で、避けた。


theory0135_Fadd9.gif












●G コード

トライアド X コードは
available tensionは 9thのみ

→ G add9 と書く



注意)
13thは、major6の音でもあるので、
C6 コードと区別する意味で、避けた。


theory0136_Gadd9.gif













●A− コード

トライアド Y− コードは
available tensionは 9thのみ

→ A− add9 と書く



注意)
11thはP4の音なので、
sus4コードと区別する意味で避けた。


theory0137_A-add9.gif









●B dim コード

トライアド Z dim コードの
available tensionは度数ではなく
そのまま音名で書く

→ A− add E,G と書く



注意)
トライアド Z dim コードは
各chord toneのmaj9th上の音が
すべてtensionとして使用可能

ただし
C#はDiatonic scale外のため避けた


theory0138_Bdimadd.gif













まとめ)

ほとんどのトライアドコードで、
available tensionなのは9thだけですね

V−とZ dim に注意しましょう

(●´∀`)ノ+゜*。






またavailable tension以外のテンションも
耳で聞いてよければ、使用可能なので

ナチュラルテンションの条件に
はまってる他の音も

おぼえておいたほうがいいです


T  ■9  + □13
U− ■9  + □11 □13(Tritone)
V− ■無  + □11
W  ■9  + □#11(Tritone)□13
X  ■9  + □13
Y− ■9  + □11
Zdim ■V■X

■available tension
□それ以外のnatural tension で表記




これ。


かんたんなおぼえかた




ありますヾ(*・ω・)ノ゜+





key=Cで、
各トライアドの構成音を言えれば
よゆうです

C→ ドミソ

Point!!)
この構成音の、それぞれ全音上を考えた時
黒鍵の音になるテンションは消す。

これだけ知っとけば大丈夫



例)
C → ド○ ミ× ソ○
なので 9th ×  13th となります

トライアドは
基本9thはavailavle tensionなので

■9 □13 ってなります



例)
D−→ レ○ ファ○ ラ○
なので 9th 11th 13th

トライアドは
基本9thはavailable tensionなので

■9 □11 □13 ってなる



例)
E−→ ミ× ソ○ シ×
なので ×  11th  ×

9thがないので、
available tensionは無しです

□11



例)
F → ファ○  ラ○ ド○
なので 9th ♯11th 13th

トライアドは
基本9thはavailavle tensionなので

■9 □#11 □13 ってなります
(メジャーコードの11thは#11)



例)
G → ソ○ シ× レ○
なので 9th  ×  13th

トライアドは
基本9thはavailavle tensionなので

■9 □13 ってなります



例)
A−→ ラ○ ド○ ミ×
なので 9th 11th ×

トライアドは
基本9thはavailavle tensionなので

■9 □11 ってなります



例)
Bdim→ シ× レ○ ファ○
なので ×  E  G

dimはすべてavailable tensionでよい
ただし全音上の音を音名で書くことに注意

■E ■G





以上です。

つまり

構成音に「ミ」と「シ」があったら
全音上で黒鍵にくるので×になります




Point)

スケールの3番目(ミ)と7番目(シ)を
コードにもつトライアドは注意




逆にいうと
3番目、7番目を持たないコードって
U−とWだけなんで、

この2つ以外は注意です




あ、こうやっておぼえるほうが

理解しやすいね(●´艸`)フ゛ハッ










あと、

ここで表記されているavailable tensionは
曲の調性などを壊す可能性のない安全な音。

なので、使用の際は気にせず使えます


→コードの雰囲気を変える際に自由に使える
→アドリブなどでも音の選択がしやすくなる


など、いろいろ便利です

上記のそれ以外のnatural tensionとあわせて
がんばっておぼえてみてね


(●´艸`)フ゛ハッ





次回はセブンスコードの
available tensionについてせつめいします






おたのしみにぃぃぃ
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