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2015年06月06日

0066.マイナー・ツー・ファイブのavailable tensionのつけかた。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です






今回はマイナーU-Xのavailable tensionです



Minor U-Xの、U-7(♭5) コードは、

その解決先をKeyとして
Harmonic Minor Scale上の音を中心に
available tensionを考えていきます












例)Key=C のとき

●Primary X7に対してのU-7(♭5)


解決先のkey「C」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0210_d-7minor25.gif

後日ふれます)
U-7(♭5)はrelatedとしての役割以外に
調性上よく使われるnon - diatonic chord
としての役割もあります








●secondary X7/Uに対してのU-7(♭5)


解決先のkey「D」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0211_E-7minor25.gif

後日ふれます)
V-7(♭5)はrelatedとしての役割以外に
調性上よく使われるnon - diatonic chord
としての役割もあります








●secondary X7/Vに対してのU-7(♭5)


解決先のkey「E」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0212_F+-7minor25.gif

後日ふれます)
♯W-7(♭5)はrelatedとしての役割以外に
調性上よく使われるnon - diatonic chord
としての役割もあります







●secondary X7/Wに対してのU-7(♭5)


解決先のkey「F」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0213_G-7minor25.gif








●secondary X7/Xに対してのU-7(♭5)


解決先のkey「G」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0214_A-7minor25.gif








●secondary X7/Yに対してのU-7(♭5)


解決先のkey「A」のHarmonic Minorから
available tensionを考えていきます。

theory0215_B-7minor25.gif

Z-7(♭5)は、keyのdiatonic chordです









まとめ)


mainor U-XのU-7(♭5) コードは

その解決先のkeyに関係なく
available tensionは

常に

→related U-7(♭5) (11,♭13) 

っておぼえると

かんたんです。


(♭13はナチュラルテンションの♭13)










■mainor U-XにおけるU-7(♭5)のアナライズ




ほんらいはrelated U-7の時と同様に

Dual functionを持たないrelated U-7コードは
そのまま空欄にします




今回上記で、説明している中で
relatedするU-7(♭5)に
コード・アナライズがあるものは

diatonicの調性内でよく使われる
調性外のnon - diatonic chordです

→non - diatonic chordの説明は後日。




これらは
フレーズの動きなどから判断して、
U-Xの進行ではなく、
それらのコードの役割で使われているようなら


Dual functionの考えにより
アナライズにディグリーを書きます。





コードのアナライズは

コード単体へのアナライズというよりは
曲全体に対してのアナライズと考えて
解釈してみてください









さいごに)

こうしたアナライズをしていけるコードは
diatonic chord以外にもたくさんあって、

これからもどんどん増えてきます。




アナライズは演奏やアドリブの際の
曲の解釈のために利用するけど、


自分が作曲する場合でも
アナライズが奏者への演奏の指示になるので
こだわりがあれば自ら表記してもよいと思います




その意味では


アナライズは
演奏者と作曲者の共通言語みたいなものですね








今回はこのへんで。

次回はrelatedU-7の
よくある進行の例を紹介します



これからもよろしくおねがいします




0065.Minor Key Harmonyを利用したマイナーU-X進行について。


おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です







♪♪今回はminor U-Xについてです


related U-7 コードを

U-7(♭5)  X7(♭9) の進行にすると

マイナー・ツー・ファイブとなり、
雰囲気が暗く表現することができる。


theory0208_minor2-5.gif

(X7(♭9)の ♭9は必要なければ外してもよい)








参考)

このminor U-Xの考え方は、
minor keyの曲作りにおける
Harmonic minorを利用してしています


●Harmonic Minor Scaleのdiatonic chord

@ T-(△7)
A U-7(♭5)
B ♭V△7+5
C W-7
D X7
E ♭Y△7
F Zdim7



このU-7(♭5)の ♭5の音が

X7のオルタード♭9と同じ音なので


Minor U-Xのときの

X7では X7(♭9)となることが多い
theory0209_minor2-5-2.gif


→MINOR KEY HARMONYの考え方(後日)








さいきん長くなりすぎてて
内容がごちゃごちゃしてたので

今回から短めに切りながら進めてみます


更新ペースもなるべくあげていきます

これからもどうぞよろしく。



次回はmainor U-Xの
available tensionのつけかたにふれます。



お楽しみにいいい


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