怒号とあおり運転…恐怖の5分間 執拗にクラクション鳴らされ
■執拗(しつよう)にクラクション鳴らされ
怒号とあおり運転5分間。恐怖の一部始終です。
仕事が終わり、自宅へと車を走らせていた男性。交差点を過ぎたところで…。 運転していた男性 「片側2車線の道路の右車線に、左ウィンカーを出して停車している黒いミニバンをまず発見しました」
危険回避のため軽くクラクションを鳴らし、黒い車の横を通り過ぎようとした時。 男性 「何?何?」
20秒におよぶ長いクラクション。何か危険を知らせているのかと思い、いったん車を止めますが…。 運転していた男性 「何回も聞いても返事もないし、鳴らされ続けているんで、ちょっとよく分からないし、もう大丈夫だろうから私はもう出たっていうところですね」
■怒号とあおり運転…恐怖の5分間
すると、黒い車が急発進。男性が減速すると黒い車も隣に並びます。次の瞬間…。 黒い車の運転手 「コラっ!邪魔すんなよ!」
黒い車の運転手から突然の怒号。 運転していた男性 「正直、怖かったですね。なんで怒鳴りつけてくるのかよく分からなかったですし、降りてきて暴行されるんじゃないかなって」
なぜ、このような被害を受けたのか。振り返ると、思い当たることがありました。 運転していた男性 「すき家に入りたかったのに私の車が止まったせいで、すんなりと入れなかったということに腹を立てたんじゃないかなと」
運転していた男性によると、黒い車は右側の車線で左ウィンカーを出して止まっていました。道路脇の牛丼店に入ろうとしたのに、男性の車がその行く手をふさぐように進行してきたことで、黒い車の運転手が腹を立てたのではないかといいます。
この遭遇をきっかけに、男性を追い掛けてきた黒い車。 運転していた男性 「私が減速すれば減速するし、止まろうとすれば止まろうとするし」
男性のスピードに合わせ、付きまとうように追い掛けてきます。途中からはハイビームを付けて追走。
男性はコンビニ店の駐車場に入って黒い車を引き離そうと試みますが、全く同じ動きで追い掛けてきます。 運転していた男性 「少し走れば気が晴れて、もういいやってなってくれるかなと思ってしばらく走ったんですけれども、それでも結構しつこくついてきたので、近くの警察署まで行こうと」
およそ5分間、走行距離2キロに及ぶ執拗な追跡。そして…。 男性 「すみません。後ろの車にあおり運転を受けてるんですよ。あおり運転を受けてるんです。助けてもらっていいですか」
男性は偶然にも、路上に停車しているパトカーに遭遇。助けを求めました。
男性によると、警察官がその場で双方の話を聞き、対応したということです。
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