マンション内覧会の部屋別チェックポイント５【ユニットバス】

2015年08月17日

マンション内覧会の部屋別チェックポイント５【ユニットバス】

マンション内覧会のチェックポイント

実際の内覧会で「何をチェックすればよいのか？」
をポイントをかなり絞って

・動く部分は全て動かしてみる
・お客さんが来たとした場合の目線に入る所
・チェック漏れしやすいところ

について、具体的にどこをチェックすると良いか？
をお伝えしていく。

ちなみに、これからお伝えする内容は
「私が実際に現場をチェックするポイント」である。

ユニットバス

ここで本音を１つ。

実は
マンション１部屋の中で、私が一番チェックしていない場所が
「ユニットバス」

である。

理由が様々あるがいくつか挙げると

・電気が付くようになるまでは、全く見ることが出来ない
・最終的にクリーニングされるのがギリギリになることが多い
　(電気と水が使えるようにならないといけない為）
・メーカーの責任施工と言う性格上、びっくりして問題になることは稀だから

かと言って、見ないわけではない。

今回お伝えしたい事は２点
・見えない所の確認
・水圧

である。

・見えない所とは？

ずばり、「エプロン」の中の事である。
「エプロン」とは、浴槽の外側についているパネルの事で
そのパネルを外すと、浴槽の隠ぺい部が見えるようになっている。

何故か？

それは、以前お伝えしたように「見えない所」に
如何に気を使っているか？が分かるから。

建物というものは、表面上はいくらでも取り繕うことが出来るし
見栄え良くすることも可能である。

しかし、
何年も経った後でも、良い建物である為には、
見えない所にきちっと配慮されていないといけない。
そこが、「施工する会社の技術力の差」である。

その「差」を確認するために
最も有効的な手段は、隠ぺい部を確認することである。

マンションは高い買い物なので、エプロンを外した時にあなたの目に、
「きれいに清掃された、バックヤードが映る」ことを私は希望します。

もう１つは
「水圧」について、

これは、自分自身が経験した中で、「３か月点検」の時に
「シャワーの圧が弱い」

と書かれているお客さまがいた。

点検で尋ねると、確かに弱い。
修繕という程でもないが、水栓をドライバーで少し開けると
正常に戻った。

そこで
「シャワー弱いな。と思いながら使っていました」
と言われ、大変申し訳ないと感じたことがありました。

原因は、誰がいつ、やったかなど今更知る由もないが
これから、お部屋を確認されるあなたには
「水圧がきちっとあるのか？」
を確認してほしい。

尚、自分で調節できる人は別である。

今住んでいるマンションの入居者で
「水道代がかかるから、水栓少し閉めて、量減らしたよ」
と言う人もいるので。

まとめ
【ユニットバス】のチェックポイント

■ユニットバス

・「エプロン」の内部がきれいか？
・水圧がきちっと出ているか？

次回は「洋室」についてです。