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2015年08月14日

マンション内覧会の前に知っておいてもらいたい「施工誤差」の話

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マンションは1mmの狂いもなく建っている訳ではない



今から書くのは、建設会社の人間としての言い訳ではない
建物というのは、このコンピュータ化、機械化が進んだ世の中でも
まだまだ、「人間の手で汗水流して」作られている。

寒い日も、そして今日みたいに皆さんが外に出るのが億劫になるような
「熱中症」の危険と隣り合わせの、この暑い日でも…。


そこで、

皆さんに是非とも知っておいて貰いたいことがあります。
特に、内覧会を控えている方は、最後まで読んで頂きたい。

「人間の作る限界について」

についての話を。


1mmの誤差は大きい?小さい?



まずはじめに
1つ質問がある。

あなた、若しくはあなたの旦那さんは何の仕事をされていますか?

精密機器や繊細な物を作っておられる方は、「1mm」と言うのは
とてつもなく大きな「誤差」でしょう。

逆に
農業、漁業など自然を相手にされている方にとっては「1mm
と言うのは、有って無いような「誤差」でしょう。


同じ「1mm」でも人によって感じ方が全く違う
とてつもなく大きく感じる方から、小さく感じる方まで色々である。

ちなみに
この物作りのこだわりが内覧会で議論になるのは、
経験上、車関係の仕事をされている方が多いと感じる。


でも、
「1mm」が大きいと感じる方で、

「今のあなたの仕事を、全て人の手でやってみて、
 同じような精度で仕事が出来ますか?」


と言う質問をしたら、9割の方は「NO」と答えるであろう。
残りの1割は、
本当に「職人」と呼べる素晴らしい技術を持ち合わせた方である。

「素晴らしい」と心の底から感じます。


「そんなの、機械でないと無理」
「確かに」



でも、ポイントはそこなのである。

「建築工事標準仕様書」という公共工事を始め
建築工事をする上で、「標準」となる本があるのだが

例えば、
床の平たんさは、
「コンクリートの上に仕上をする場合は3mにつき7mmの誤差までOK」

などと
「施工するうえでこのくらいの誤差は許容範囲」が決められている。
そこまでは、「本当は狂いがあってもOK」
なのだ。


何故なら、

「人間がするから」
「人間は機械のように、いつも正確ではないから」
「人間には、機嫌のいい日も、悪い日もあって、いつでも同じ仕事は出来ないから」
「夏の暑い日も、冬の寒い日も、外で一生懸命仕事しているから」

です。


でも、私たちは最初から、「誤差ありき」で考えている訳ではない

あくまでも、「誤差0mm」を狙った上での誤差
最初から、誤差ありきで行くと、とんでもない結果になってしまうから。

そこは信じてほしい。
少なくても、私はそう考えて仕事をしている。



そして、
内覧会で、建設会社の人間が、「施工誤差」という言葉を使ったら
この記事を思い出して頂けると幸いです。



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