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2015年08月27日

棟内モデルルームへの道【暗くて長いトンネルの謎!】

mansyon.jpg



「なんでこんなに、暗くて、圧迫感のある所を歩かせるんだよ!」
「もっと、開放感を見に来たのに、なんだこのリビングからの景色は!」


私がお客様だっだら、つい言ってしまうかも。


だって

古い暗いトンネルみたいなんだもん。ここ。

ここってどこよ?




ここと言うのは、
棟内モデルルームへの入り口の通路です。


いくら、
・モデルルームが2階だから
・まだ工事中だから
・他に通路が無いから

と言っても


四方八方塀やシートに囲まれた閉鎖的な空間を
ずっと歩かされたら、嫌にもならない?


確かに、その通り…。


なぜなら

棟内モデルルームへの道は、一般の人が安全に
通行できるように、完全に区切られているから。

それも
勝手にやっている訳ではなくて、お役所の人と
打ち合わせをして、申請や検査を受けた結果
あんな形になっているのである。

まだ棟内モデルルームへ行ったことのない方は
「ガード下」「昔のトンネル」
みたいなイメージ。


となったら、めちゃめちゃイメージ悪いよね。
建設中のマンションの立地条件やルートによって
圧迫感の差は全然違うけど、1番悪くてこんなイメージだよ。


でも

キチンと訳がある。
それは「一般のお客様の安全のため」

「お客様、そっちは危ないから気をつけて下さい」
「作業員さん、物を上の方から落とさないでね」

で済めばいいのですが、
「万が一」にも備えなければいけません。
もし、何かあったら大変なこと。

それで

ありとあらゆる境目を縦も横も塞いでいくのだよ。
そうなると、冒頭の圧迫感が出てくるのよ。
これは、かなりのお客様の感じていると感じる。


何故なら

私自身が、「何この圧迫感のある通路」と感じているから。


しかし
これだけは知っておいてほしいよね。

建設会社も棟内モデルルーム用の計画をする時に
協力していないわけじゃないよ。ということ。


具体例をだすと

その建物唯一の階段を、棟内モデルルームへ提供して
自分たちは3階位まで、通りにくい足場の階段を
使用していることもあったよ。

他には、
現場の敷地がモデルルームの通路で、真っ二つに分断されて
すっごく遠回りをしなくてはいけなくなった現場もあったよ。

それでも
「マンションが売れるためなら」と皆んなで協力していたよ。


だから

もしあなたが、棟内モデルルームへ足を運ぶことになった際に
通路が、狭くて圧迫感がある通路のことで、不満に思った時は
その壁の向こうで一生懸命仕事をしている人たちを
思い出してくれると、非常に嬉しいよね。



つまり

棟内モデルルームへの圧迫感のある道は、お客様の安全を守るために
法律で定められた安全設備を整えた結果である。

そして
その向こう側で、不便でも一生懸命仕事をしている人がいるということ。


棟内モデルルームが初めてのモデルルームなら
この記事も合わせて読んでみると役に立つよ。

↓  ↓  ↓

モデルルーム見学の前に……こと



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