それでも、後任はいるというのだから、やはりやり方の問題。
文化の問題だろう。
Yahoo!より、
【独占直撃】「端末5台」駆使で為替介入?神田前財務官が明かす歴史的円安の“裏側”
8/3(土) 13:28配信
日テレNEWS NNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/78d468e2707f5c1354488c7878f27d11d714da54?page=2
記事より、
■介入効果“一時的”の指摘は「全く間違い」…「チャート見たら明らか」
“為替介入を実施したのか?”連日記者に囲まれる 神田氏
◇国民経済に影響がある、そういう危機感みたいなところもあった?
ーーーもちろんそうですね。しかもそれが、なんていうか、人為的なものなんですよね、ある意味。不幸な災害、地震、天災…、天災の一部は気候変動で、人為的な部分もあるのかもしれませんけど、それは避けられない。
けれども、マーケットの動きの少なからずというのは、「投機」という、それ自体は市場経済ですから、悪いというわけではありません。
ただ、そういう一種のお金儲けの動きの中で、結果的に多くの、普通に生きている人たちの生活が脅かされる場合は、政府として、“市場の失敗”として、何らかの対応を取らざるを得ないことはよくあることだと思います。
◇「介入」は効果が一時的という声もあるが?
ーーーそれは全く間違っています、非常に。一時的っていうのは。まず効果っていうのが何かっていうと、我々は、この過度な変動を抑制したり、是正するためにやっているわけで、「1回限り」として、何かの水準を求めたことはありませんし、今後もそうです。変動為替相場制なんでですね。
で、やればそれは当然、その投機に対してはかなり効き目があって、とりわけ、ファンダメンタルズと乖離している場合っていうのは、介入は効いているというのは、もうマーケットの評価ですね。
別に私が、自分で自分のことを評価する立場にありませんけど、それはもうチャートを見たら明らかですから。
◇財務官の退任後については?
ーーーまあ、これからですね。もちろん、ずっと仕事ばっかりだったんで、家族と一緒に、あるいは趣味もしたいですけれども。ただ、公務の要請があれば、そうも言っていられないので、何ていうか、先のことはわからないということです。
◇大変だったなという、そんな3年間だったか?
ーーーいや、そうでもないです。非常に恵まれた、本当に素晴らしい仲間、あるいはカウンターパートに恵まれてきましたので、そして何よりもやっぱり、鈴木(財務)大臣をはじめ、素晴らしい方々の指導を得ていたので、そんなにストレスはなかった。
ただ、物理的な勤務時間、もうほとんど土日ずっとありませんでしたが、これは3.11、東日本大震災のとき以来ですね。
コメント
為替介入は、一時的な効果しかないという見方が一般的です。実際に、2022年の為替介入においても、ドル円レートは介入後に一時的な安定を見せましたが、その効果は限定的でした。為替介入の目的は過度な変動を抑制し、短期的な市場安定を図ることですが、長期的に相場のトレンドを変えることは非常に難しいとされています。
例えば、過去の介入事例では、円買い・ドル売りの介入が数回にわたって行われたにもかかわらず、最終的には再び円安のトレンドに戻ることが多々ありました。これにより、為替介入は短期間のうちに効果が見られるものの、その効果が持続するかどうかは他の経済要因や市場の動向に大きく依存します。
為替介入の効果を持続させるためには、適切なタイミングと頻度での実施が重要であり、単発ではなく、必要に応じて繰り返し行うことが求められます。しかし、それでも相場の根本的なトレンドを転換させるのは難しいため、介入効果は一時的であると考えるのが妥当です。
このように、為替介入は市場に対して政府のスタンスを示す重要な手段ですが、その効果が長期的に持続するかどうかには限界があることを認識する必要があります。
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