そもそも国家公務員の試験を何度も受けている。
面接で落とされてしまうというのだが、これだけ国家公務員として働くことを目指していたのだから、今でも選択肢にあると思う。
今は、国家公務員も人気がない職業になりつつある。
こうした話題性のある人間に入ってもらうのもいいのでは?
Yahoo!より、
「人生の半分は東大生です」“東大18年生”の高原智史さん(36)。法学部を3回卒業し……〈大学院生活10年目、自らを「長期在学者」と呼ぶ男が語る 「東大へのこだわり」と「学士入学」〉
1/30(火) 17:12配信
文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/f003676bb48cf13f14094805ce08b0b6b33097de
記事より、
日本の最難関東京大学――近年は、テレビ番組「東大王」(TBS系)などの人気で、個性的な学生たちに注目が集まっている。その東大に学生・院生として人生の半分、18年間通い続けている男がいる。
自らを長期在学者と称し、一貫して教えられる立場にあり続けるのはなぜか、話を聞いた。(全2回の1回目/ 続き を読む)
就活では官公庁を目指したが……
――高原さんは、そもそもなぜ東大に入ったのでしょうか?
高原 高校生の頃から官僚になり公(おおやけ)のために働きたいという気持ちがあったからです。そのためには東大法学部に入り、国家公務員試験を受けるという漠然とした考えがありました。
小さい頃から歴史好きで、最初は戦国時代でしたが、高校で明治時代が好きになって、明治時代を描いた作品などを読むようになりました。私は乃木希典が好きなので、乃木を悪く書いている司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』は半分くらいしか読んでいませんが(笑)。
明治の人たちが好きで、国を動かす官僚ってかっこいいなと。それなら東大法学部に行くのが、一番話が早いだろうと考えたわけです。結果的にその見立ては大外れするわけですが――。
――中高は私立に通われたということですが、ご両親が教育熱心だった?
高原 特にそういうわけでもなくて、両親は大学を出ていません。母は短大卒、父は工業高校卒です。やっぱり、東大には親御さんが官僚で、自分も、という人が結構多いのですが、うちは全然そうじゃなかった。
親が、大学がどういうものかあまり分かっていないフシがあるから、今の状況が許されている部分もあります。ただ父からは、「さすがにあと1年もしたら、金がもたないぞ」「働け」としょっちゅう言われていますね。学費はざっと700万円ほどでしょうか。その上、生活費もかかっているので、両親には感謝しかありません。
――小さい時から試験は得意だったそうですね。
高原 ええ、幸い東大文Tにストレートで入学でき、筆記試験は簡単にパスするのですが、大学4年時の最初の就活では第1志望だった総務省はおろか、第2、第3志望の省庁にも受かりませんでした。筆記はパスしても「官庁訪問」という面接がことごとくうまくいかなかった。
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