日本ではBA.5が主流だが、アジアではB S.1系、インドではXBBといった変異株は数多く、覚えられないほどだ。
とはいえ、オミクロン株がベースということで、やはり、ワクチンを今から打つのなら、オミクロン株対応のワクチンを打つのがいいだろう。
Yahoo!より、
世界での新たな変異株の状況 シンガポールで広がるXBBや、欧米で広がるBQ.1は日本でも広がるのか?
忽那賢志
感染症専門医
10/22(土) 19:49
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20221022-00320556
記事より、
オミクロン株が世界に現れたのが2021年11月であり、約1年経過した現在もオミクロン株の亜系統が99.9%を占めており、オミクロン株以外の系統の変異株はほとんど見つかっていません。
日本では、第6波が起こった2022年1月頃からオミクロン株BA.1が主流となり、その後BA.2に置き換わり、第7波の初期からBA.5に置き換わっています。
世界的にも、未だ検出される新型コロナウイルスの7割以上がBA.5系統という状況です。
一方で、例えばアメリカではBA.5の割合が徐々に減少し、BA.4.6、BQ.1、BQ.1.1、BF.1などのオミクロン株の亜系統の割合が増加してきています。
アジアではBS.1系統の検出例が増えており、またインドやシンガポールなどの国ではXBBという組換え体が広がってきています。
この中でも、特にBQ.1とXBBは免疫逃避の傾向が強いようです。
つまり、これらが日本国内でも広がる可能性がありそうです。
日本でもすでに検疫でXBBによる感染例が見つかっていますが、まだ国内からは現時点では見つかっていないようです。
一方、前述のBQ.1については検疫だけでなく国内からもすでに検出されており、今後国内で増加していかないかサーベイランスで監視する必要があります。
いずれにせよ、現在日本は検疫体制を緩和しており、海外から日本国内に新たな変異株が持ち込まれるリスクはこれまで以上に高くなっています。
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