しかし、あまりにも古くて危険というのであれば対処せざるを得ないだろう。
手法としては、
区画整理事業を行うことだろう。
土地所有者等が不明な場合には、通知内容を公告することにより代えることが可能。(公示送達)
ということで、道路や公園を整備することで区画を整理する過程において建物の除却は可能。
更地にして当面公利用をすればいいのだ。
参考)国土交通省のHPより、
現行制度における所有者不明土地への対応について
https://www.mlit.go.jp/common/001201303.pdf
○土地所有者等が不明な場合でも、換地処分・権利変換により、所有者等が不明な土地・建物の所有権等の権利について施行地区内に確保可能。
これならば法的な問題を回避できるだろう。再開発もありうるが、建物には寿命があるので土地としておくのが無難。
コストがかかるのは仕方がないが、変なリスクは取らずにできることはある。
Yahoo!より、
「日本の九龍城砦」鬼怒川温泉廃ホテル群が取り壊されない理由 不法侵入動画・写真が拡散、地域の怒り
9/2(金) 7:00配信
withnews
https://news.yahoo.co.jp/articles/91426c5126b1097579ecf734b6a4eec0bf158b7f
記事より、
栃木県日光市の鬼怒川温泉は、その名の通り、谷間に流れる鬼怒川周辺に温泉街が発展しています。右岸は大規模ホテルや旅館が立ち並び、日本有数の温泉街のイメージそのものですが、左岸にはそれにそぐわない光景が広がります。
それが崖に張りつくようにして建てられ、現在は放置される巨大な廃ホテル群です。独特の雰囲気を放つ鬼怒川温泉の廃ホテル群はネットでも度々、話題になり、「日本の九龍城砦」などと呼ばれることもあります。
話題になる廃ホテルは主に3つで、8〜10階建て、高さは20〜30メートルほど。しかし、これらのホテルは1999〜2008年ごろに廃業したもの。廃業から10〜20年ほどが経過した今も、解体されないのはなぜなのでしょうか。日光市を取材しました。
同市担当者によると、建物が今も残されているのは「権利関係が複雑だったり権利者の所在がわからなくなったりしているため」。そのため、解体工事に着手できていないと言います。
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