乗客の家族への説明もデタラメなようだ。
しかも、その物言いは無知な上に無責任。
記事にあるように、
「北海道運輸局に提出済みの届け出内容を確認したところ、運航管理者として私が登録されている」「運航などは社員に任せている部分が多く、自覚が足りませんでした」
ということで、責任者の自覚がないという文書を家族に配布する始末。
さすがにこれでは信用できないといわれても仕方がないだろう。
それにしても、この知床遊覧船という事業はもはや存続不可能。
果たして、この会社は今後どうなるのかというのが関心事だ。
仮に会社が倒産したら保険金は支払われるのか?関係ないのかなどについての報道を待ちたい。
Yahoo!より、
知床観光船事故 二転三転する社長の説明 乗客家族「信用できぬ」
5/12(木) 19:12配信
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/f55214d8b3a45aea325eaca81ebb2ceb8d8b0502
記事より、
北海道・知床半島沖で乗客乗員計26人が乗る観光船「KAZU T(カズワン)」が沈没した事故で、船を運航する「知床遊覧船」(北海道斜里町)の桂田精一社長の説明や発言が二転三転している。記者会見で運航管理者は船長と答えながら、後になって撤回するなど、対応が混乱。乗客の家族から「信用できない」との声が出ている。
桂田社長は4月27日の会見で、運航管理者について問われ、沈没事故後に行方不明になっている豊田徳幸船長の名前を挙げた。ところが家族への説明で自らの発言を翻す。
会見後に開かれた家族説明会で、桂田社長は「説明内容の訂正とおわびについて」と題する文書を配り、「北海道運輸局に提出済みの届け出内容を確認したところ、運航管理者として私が登録されている」「運航などは社員に任せている部分が多く、自覚が足りませんでした」と謝罪した。
一方、4月23日の事故当時、運航管理者の桂田社長は事務所にいなかった。海上運送法は、船の航行中に運航管理者が事務所を離れる場合は安全管理のため運航管理補助者を置く必要があるとしている。この補助者についても、桂田社長の説明は揺れている。
桂田社長は会見で、ある従業員が補助者を務めていると述べながら、その後の家族宛ての文書には別の従業員2人の名前を記していた。文書では「事故当日の勤務体制は、営業所内に運航管理補助者として登録している社員がいなかった」と記載しており、一時的に補助者の従業員が不在だったようにも解釈できる曖昧な表現となっていた。この点も確認すると、さらなる食い違いが判明する。そもそも知床遊覧船が国に提出した安全管理規定には、運航管理補助者の名前は記されていなかった。
ほかにも問題がある。知床遊覧船の安全管理規定によると、船長は運航管理者(桂田社長)にルート上の定点を通過した時間を報告すると定めている。家族宛ての文書では「報告内容は毎回、記録も残している」とし、2021年6月中の3回分の「無線記録」を添付。そこには出港・帰港時間、コース中の11地点の通過時間が全て記載されていた。ところが毎日新聞が入手した21年10月の計14回分の無線記録をみると、複数の運航で空欄が目立ち、船との連絡や記録を日常的に怠っていた可能性がある。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image