特定することは難しい。
この裁判は記事にあるように、そもそも、
「現場の空気中に粉じんが何%含まれているというデータがあるわけがない」
という状態。
アスベストの飛散量の監視は今はされているが、当時は何もなかったのだろう。
また、おそらくだが、本人の肺に具体的にアスベストがあったという診断結果がなかったのではないだろうか?
事実をクリアにすることで対応できる内容が明確になるので、記者はきちんと事実を書いて欲しいものだ。
Yahoo!より、
逆転敗訴に怒り「夫の作業分かってない」 中皮腫で死亡の市職員、公務災害認められず
3/17(木) 23:51配信
神戸新聞NEXT
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9193e555c707b0c2f04c7f3aa0a6c5da776c7d5
記事より、
「粉じんまみれになった作業を否定する判決だ」。阪神・淡路大震災後のアスベスト(石綿)を含むがれき処理を巡り、亡くなった兵庫県明石市職員の公務災害を一転、否定した17日の大阪高裁控訴審判決。逆転敗訴に、男性職員の元同僚や弁護士は、震災時の公務に対する不当な評価だと憤った。
判決後、亡くなった島谷和則さんの妻で、原告の弘美さん(58)が出したコメントにも怒りがにじんだ。「夫の作業内容を全く理解してもらっていない」「到底納得がいかない」。弁護団は上告する考えだ。
控訴審判決は、がれき収集が悪性腹膜中皮腫を発症させる相当量の石綿粉じんを吸引したとは認めがたいとしたが、弁護団の位田浩弁護士は「震災でのがれき収集は中皮腫にかかる危険が常にあり、万全の対策を講じなければならない」と指摘。「少しの暴露であれば大丈夫という話になれば、対策がおろそかになってしまう」などと述べた。
発症に相当する量の粉じん暴露を立証する難しさに、位田弁護士は「現場の空気中に粉じんが何%含まれているというデータがあるわけがない」とやりきれなさをあらわにした。
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