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ローマ教皇の攻撃の先はペットではなく、子供を育てる喜びを分かち合う人が減っていることだろう。
特に先進国の少子化、人口減少に強い危機感を持っていると考えられる。
2人以上の子供を育てることが必要という意識からの発言。
少子化というのは大問題なのだ。
そもそも信者が集まらないと教会は成り立たないし、資金もへる。もちろん教会は基本的に先進国の資金によるものだ。
このままでは、その資金源が枯渇することになるということを恐れて、敢えて、批判も起きそうな発言をしていると考えると納得できる。

Yahoo!より、
ローマ教皇、子どもを持たずにペットを飼うのは「身勝手」
1/6(木) 18:46配信
BBC News
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a795d7fdf4c593f8b77cc6185400cebc8ec7a6e
記事より、
ローマ教皇フランシスコ1世は5日、ヴァチカンでの一般謁見で、親になることについて言及し、子どもを持つ代わりにペットを飼うことを選択する人は自分勝手に振る舞っていると示唆した。

フランシスコ1世は、「今日（中略）私たちはある種の身勝手さを目の当たりにしている」と群衆に語った。

「子どもを持つことを望まない人もいる」

「子どもを1人だけ持つ人もいる。1人でおしまいだ。ところが彼らは子どもの代わりに犬や猫を複数飼っている」

「おかしなことかもしれないが、これが現実だ」

そして、こうした行いは「父性や母性を否定するものであり、私たちを損ない、私たちの人間性を奪うもの」だと付け加えた。

フランシスコ1世は、生物学的な理由で子どもを持てない人は養子縁組を検討すべきだとし、人々に親になることを「恐れるな」と呼びかけた。

また、「人口統計学的な冬」（おそらく出生率が低下している国々を指しているとみられる）についても言及し、「人々が子どもを持ちたがらない、あるいは2人以上を望んでいないことがわかる」と

こういう教皇の発言に対して、産めない人がいる、というような批判をする人は、養子縁組も提案していることを読み飛ばしているか、あるいは、養子縁組で得た子供など本当の自分の子供ではないという強い偏見を持っていることが原因だろう。
敢えて、批判があるような発言をしている教皇の深い考えを慮る人間でありたい。