新型コロナウイルスクラスター発生で一気に元旦から東京都で1,000人超えとなるだろう。
Yahoo!より、
データから見えてくる『紅白歌合戦』──70年の歴史と無観客開催
松谷創一郎 | ライター、リサーチャー
12/31(木) 6:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20201231-00215415/
記事より、
今年で71回目となる、大晦日の『NHK紅白歌合戦』。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、はじめて無観客開催を余儀なくされた。放送時間も昨年から15分短縮され、出演者数も減った。番組がどのような構成となるかは、始まってみないとわからない。
現在も『紅白』は、もっとも注目されるテレビ番組の地位にある。「○○が出演していない!」、「この企画はなんだ!?」と、なにをやっても文句を言われる。もちろんそれも注目度の高さによるものだ。
視聴率も、昨年は第一部が34.7%、第二部は37.3%と過去最低レベルにまで落ちたが、依然として高い水準を維持していることに違いはない(●図1)。今年は深夜営業の店が少なく、初詣を控えるひとも増えることが予想されるため、数字が上向く可能性もあるだろう。
図1(筆者作成)
本稿ではそんな『紅白』をデータを使って分析していく。その歴史はどのように捉えられ、そして現在の『紅白』はどうあるのか──。
近年目立つベテラン勢の退場
まず確認しておくのは、『紅白』の選考基準だ。NHKは公式にそれを、1:今年の活躍、2:世論の支持、3:番組の企画・演出としているが(NHK「紅白について」)、具体的とは言い難い。ただ、毎年観ていて感じるのは、公共放送として老若男女に受け入れられる番組を目指して、なんとかバランスを取ろうとしていることだ。
その“さじ加減”による変化が近年は目立っている。とくに顕著なのがベテラン勢の退場だ。北島三郎や森進一のようにみずから勇退したケースもあるが、39回出演していた細川たかしは2015年に落選し、同39回の和田アキ子も2014年が最後となっている。メンバーが司会を務め23回出場していたSMAPのように、解散によって出場が途絶えたケースもある。
初期は初出演者が当然多くなるが、1958年の第9回あたりから20%程度に落ち着き、それ以降も大きな変化はない。つまり、毎年5組に1組程度が新陳代謝している。かなり安定して推移しているので、おそらく意図的に新しい風を吹き込もうとしているのだろう。
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